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公開番号
2025091070
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206050
出願日
2023-12-06
発明の名称
膝サポータ
出願人
合同会社Maison84
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A41D
13/06 20060101AFI20250611BHJP(衣類)
要約
【課題】理想的な歩行スタイルに近づけ、膝の伸展による下肢の関節軟骨の擦り減りを抑制することができる膝サポータを提供すること。
【解決手段】膝サポータ1は、大腿部から下腿部にかけて略筒状に装着される本体2を備え、本体2の上部と下部との間に掛け渡され、引張力を用いて膝の伸展を制限する伸縮ベルト3a,3bと、本体2の左右側のうち少なくとも一側方に上下方向に延設され、膝の屈曲に応じてヒンジ部13を中心として回動可能なステー4a,4bと、を備え、ステー4a,4bは、非屈曲状態、つまり、上部ステー11と下部ステー12とが上下方向に直線状に配置されて屈曲角度θが0°となる伸長状態とならないように回動制限されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
大腿部から下腿部にかけて略筒状に装着される本体を備える膝サポータであって、
前記本体の上部と下部との間に掛け渡され、引張力を用いて膝の伸展を制限する伸縮ベルトと、
前記本体の左右側のうち少なくとも一側方に上下方向に延設され、膝の屈曲に応じてヒンジ部を中心として回動可能なステーと、を備え、
前記ステーは、非屈曲状態とならないように回動制限されていることを特徴とする膝サポータ。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ステーは、屈曲角度が15°~30°の範囲で設定された制限角度未満とならないように回動制限されていることを特徴とする請求項1に記載の膝サポータ。
【請求項3】
前記ステーは、剛性を有する部材により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の膝サポータ。
【請求項4】
前記伸縮ベルトは、上端が前記ステーの上部近傍に取付けられ、下端が前記ステーの下部近傍に取付けられることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の膝サポータ。
【請求項5】
前記伸縮ベルトは、上端が左側の前記ステーの上部近傍に取付けられ、下端が右側の前記ステーの下部近傍に取付けられる第1伸縮ベルトと、上端が右側の前記ステーの上部近傍に取付けられ、下端が左側の前記ステーの下部近傍に取付けられる第2伸縮ベルトと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の膝サポータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、変形性膝関節症や変形性股関節症等の下肢の関節症の治療及び予防用の膝サポータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下肢の関節症の治療や予防に用いる膝サポータは、歩行時やスポーツ時に膝を外力から保護し、膝関節部の横方向の動揺を抑えるために膝に対する固定力を高めるものが多い。
【0003】
この種の膝サポータとして、例えば、大腿部、下腿部及び膝関節部を被覆するように装着される本体と、本体の支持力を高めるために該本体の正面左右側に上下方向に延設されるヒンジ式ステーと、左脚の内反動揺及び右脚の外反動揺を防止するための伸縮ベルトと、を備え、ヒンジ式ステーは膝の屈曲に応じて曲がるようになっているもの等がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-276323号公報(第3-4頁、第1-2図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
理想的な歩行では、歩行時に膝が完全に伸展する瞬間を作らない方がよく、逆に言えば、歩行時に膝を完全に伸展させる瞬間を作っている人は変形性膝関節症や変形性股関節症等になりやすい。つまり、膝を完全に伸展させた状態で体重の負荷がかかると、大腿骨と脛骨とがぶつかる面積が大きくなり、関節軟骨に上下からの力がかかり擦れ合うことで関節軟骨が擦り減って関節症が進行しやすくなる。
【0006】
上記特許文献1に記載の膝サポータにあっては、脚の左右に配置されるステーによる支持力及び伸縮ベルトによる横方向の圧迫力により膝の横方向の動揺を防止することはできるが、膝の伸展による下肢の関節軟骨の擦り減りを防止することができないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、理想的な歩行スタイルに近づけ、膝の伸展による下肢の関節軟骨の擦り減りを抑制することができる膝サポータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本発明の膝サポータは、
大腿部から下腿部にかけて略筒状に装着される本体を備える膝サポータであって、
前記本体の上部と下部との間に掛け渡され、引張力を用いて膝の伸展を制限する伸縮ベルトと、
前記本体の左右側のうち少なくとも一側方に上下方向に延設され、膝の屈曲に応じてヒンジ部を中心として回動可能なステーと、を備え、
前記ステーは、非屈曲状態とならないように回動制限されていることを特徴としている。
この特徴によれば、伸縮ベルトにより膝が屈曲方向に引っ張られることで、歩行時において膝は軽度屈曲位に維持されるとともに、ステーが非屈曲状態にならないように回動制限されることで、膝の過伸展や完全伸展が防止され、膝の伸展による関節軟骨の擦り減りを防止でき、これにより誰が履いても理想的な歩行スタイルに近づけて下肢の関節にかかる負担を好適に軽減することができる。
【0009】
前記ステーは、屈曲角度が15°~30°の範囲で設定された制限角度未満とならないように回動制限されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ステーにより膝が最大でも軽度屈曲位に維持されるようにすることができる。
【0010】
前記ステーは、剛性を有する部材により構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ステーの変形による大腿部や下腿部の保持力の低下を防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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