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公開番号
2025091147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206219
出願日
2023-12-06
発明の名称
施解錠装置及び建具
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
E05B
65/08 20060101AFI20250611BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】見込み方向への操作により解錠される施解錠装置でありつつ左右方向の幅を狭く抑えることが可能な施解錠装置等を提供する。
【解決手段】開口を形成する枠体及び枠体に案内されてスライド移動する障子のうちのいずれか一方に設けられる施錠機構と、枠体と障子のうちの他方に設けられる錠受部材とを有し、施錠機構は、見込み方向に沿う第一回動軸回りに回動し、錠受部材と係合する施錠位置と錠受部材との係合が解除される解錠位置とに移動可能なフック部材と、フック部材を解錠位置の方向に付勢する第一付勢部材と、見込み方向に沿う軸回りに回動し、施錠位置のフック部材と係合してフック部材の回動を規制するストッパーと、ストッパーをフック部材側に付勢する第二付勢部材と、見込み方向に操作されて、ストッパーを第二付勢部材の付勢力に抗して移動させて、フック部材との係合を解除可能な操作部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
開口を形成する枠体及び前記枠体に案内されてスライド移動する障子のうちのいずれか一方に設けられる施錠機構と、前記枠体と前記障子のうちの他方に設けられる錠受部材とを有し、
前記施錠機構は、
見込み方向に沿う第一回動軸回りに回動し、前記錠受部材と係合する施錠位置と前記錠受部材との係合が解除される解錠位置とに移動可能なフック部材と、
前記フック部材を前記解錠位置の方向に付勢する第一付勢部材と、
見込み方向に沿う軸回りに回動し、前記施錠位置の前記フック部材と係合して前記フック部材の回動を規制するストッパーと、
前記ストッパーを前記フック部材側に付勢する第二付勢部材と、
見込み方向に操作されて、前記ストッパーを前記第二付勢部材の付勢力に抗して移動させて、前記フック部材との係合を解除可能な操作部と、
を有することを特徴とする施解錠装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の施解錠装置であって、
前記ストッパーは、前記第一回動軸の上方または下方に互いに間隔を空けて位置し、見込み方向に沿う第二回動軸に回動自在に支持されており、
前記ストッパーは、前記操作部が操作されることにより回動して前記フック部材との係合が解除されることを特徴とする施解錠装置。
【請求項3】
請求項2に記載の施解錠装置であって、
前記ストッパーと、前記操作部とは、互いに見込み方向に対向する対向部を各々有し、
各々の前記対向部は、左右方向における一方が他方よりも見込み方向への突出量が異なる傾斜面を有し、
前記操作部を操作することにより、前記操作部側の前記傾斜面が、前記ストッパー側の前記傾斜面を押圧して前記ストッパーが回動することを特徴とする施解錠装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の施解錠装置を有することを特徴とする建具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、施解錠装置及び建具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、枠体に案内されてスライド移動する障子に設けられて施錠するための施解錠装置及びこの施解錠装置を備えた建具は知られている(例えば、特許文献1参照)。この施解錠装置は、先端側が屋内方向に突出する鉤状をなし、反対側が縦軸により回動自在に枢着された施錠片が縦框に設けられており、縦枠に設けられ屋外方向に突出する鉤状の受止片に係止されて施錠される。そして、施錠された状態から縦框の手架に設けられている解錠片を見込み方向に押圧して施錠片を回動させることにより、施錠片が受止片から離脱して解錠されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-233554号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような施解錠装置は、障子が開かないように保持するため、施錠片の鉤状の部位と受止片の鉤状の部位とは突出部同士が、十分な幅で噛み合っている必要がある。そして、十分な幅で係止されている施錠片を受止片から離脱させるためには、解錠片を押圧して、噛み合っている幅以上に施錠片を見込み方向に移動させる必要がある。このとき、施錠片は、鉤状の部位とは反対側で縦軸により枢着されて回動するので、施錠片の回動により施錠片の鉤状の部位を見込み方向に大きく移動させるには、施錠片の鉤状の部位と枢着されている部位との間隔を広く設ける必要がある。このように、施錠片の鉤状の部位と枢着されている部位との間隔を広く設けると、縦框の左右方向の幅が広くなり、意匠性が損なわれるという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、見込み方向への操作により解錠される施解錠装置でありつつ左右方向の幅を狭く抑えることが可能な施解錠装置及び建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するための主たる発明は、開口を形成する枠体及び前記枠体に案内されてスライド移動する障子のうちのいずれか一方に設けられる施錠機構と、前記枠体と前記障子のうちの他方に設けられる錠受部材とを有し、前記施錠機構は、見込み方向に沿う第一回動軸回りに回動し、前記錠受部材と係合する施錠位置と前記錠受部材との係合が解除される解錠位置とに移動可能なフック部材と、前記フック部材を前記解錠位置の方向に付勢する第一付勢部材と、見込み方向に沿う軸回りに回動し、前記施錠位置の前記フック部材と係合して前記フック部材の回動を規制するストッパーと、前記ストッパーを前記フック部材側に付勢する第二付勢部材と、見込み方向に操作されて、前記ストッパーを前記第二付勢部材の付勢力に抗して移動させて、前記フック部材との係合を解除可能な操作部と、を有することを特徴とする施解錠装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、見込み方向への操作により解錠される施解錠装置でありつつ左右方向の幅を狭く抑えることが可能な施解錠装置及び建具を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に建具の一例を示す姿図である。
図2(a)は、本実施形態に係る施錠機構及び錠受部材を示す縦断面図であり、図2(b)は、本実施形態に係る施錠機構及び錠受部材を示す平面図である。
本実施形態に係る施錠機構の構成を示す分解斜視図である。
図4(a)は、解錠位置のフック部材を室外側から見た斜視図であり、図4(b)は、施錠位置のフック部材を室外側から見た斜視図である。
図5(a)は、押圧部を押圧していないときのストッパー傾斜面と解除片傾斜面との配置を示す平断面図であり、図5(b)は、押圧部を押圧したときのストッパー傾斜面と解除片傾斜面との配置を示す平断面図である。
本実施形態に係る錠受部材の構成を示す分解斜視図である。
内障子を閉めるときの施解錠装置の様子を示す縦断面図である。
内障子を閉めるときの施解錠装置の様子を示す斜視図である。
内障子開くときの施解錠装置の様子を示す縦断面図である。
内障子を開くときの施解錠装置の様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の施解錠装置及びこの施解錠装置を有する建具の一実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態においては、図1に示すように、引違い窓用の建具1に施解錠装置10が備えられている例について説明する。
【0010】
本実施形態の建具1は、図1に示すように、窓開口1aを形成する枠体2と、枠体2に案内されてスライド移動可能な内障子3及び外障子4と、を有している。枠体2は、上枠2a、下枠2b左右の一対の縦枠2cが枠組されて矩形状をなしている。内障子3及び外障子4は、それぞれガラスなどの面材5と、面材5を囲む上框3a、4a、下框3b、4b及び左右の縦框3c、4cが框組みされた框体6と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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