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公開番号2025091267
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206444
出願日2023-12-06
発明の名称情報処理方法、コンピュータ及び情報処理プログラム
出願人株式会社関電工
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/087 20230101AFI20250611BHJP(計算;計数)
要約【課題】電線の計測重量に基づき、線長を表示させる情報処理方法、コンピュータ及び情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】情報処理方法は、棚卸対象の電線の線種、電線の径及びメーカを含む電線特定情報と、該電線特定情報により特定される単位長当たりの重量と、前記電線の計測重量とを取得し、取得した前記単位長当たりの重量と前記計測重量とに基づき、前記電線の線長を算出し、算出した前記電線の線長を表示部に表示する処理をコンピュータが実行する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項１】
棚卸対象の電線の線種、電線の径及びメーカを含む電線特定情報と、該電線特定情報により特定される単位長当たりの重量と、前記電線の計測重量とを取得し、
取得した前記単位長当たりの重量と前記計測重量とに基づき、前記電線の線長を算出し、
算出した前記電線の線長を表示部に表示する
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記電線の単位長当たりの重量を前記表示部に表示する
請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項３】
ドラム電線又は束電線のいずれかの選択情報を取得し、
取得した前記選択情報に基づき前記ドラム電線が選択されたと判定した場合、ドラムの総重量及び正味質量を取得し、
取得した前記総重量及び前記正味質量を前記表示部に表示する
請求項１又は請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項４】
棚卸対象の前記電線に取り付けられたラベルに記載された文字からメーカ、総重量及び正味質量を認識する
請求項１又は請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項５】
棚卸対象の前記電線に付された文字から前記電線の線種、前記電線の径及び前記メーカを認識する
請求項１又は請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項６】
記憶された前記電線特定情報の一覧を前記表示部に表示し、
前記一覧での選択に基づき、前記電線特定情報が記入された入力画面を前記表示部に表示する
請求項１又は請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項７】
前記電線に由来する有価物の種類及び有価物の重量を含む有価物情報を取得し、
取得した有価物情報を送信する
請求項１又は請求項２に記載の情報処理方法。
【請求項８】
前記有価物情報が登録されていることを示す一覧を、前記表示部に表示し、
前記一覧において、前記有価物情報の表示指示を受け付けた場合、前記有価物情報に含まれる前記有価物の種類及び前記有価物の重量を、前記表示部に表示する
請求項７に記載の情報処理方法。
【請求項９】
棚卸対象の電線の線種、電線の径及びメーカを含む電線特定情報、及び、前記電線の線長を受信し、
前記電線特定情報、及び、前記線長を受信する度に、前記電線特定情報に対応付けて前記線長を順次記憶する
処理をサーバコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項１０】
前記線長は営業所と対応付けられており、前記営業所毎及び前記電線特定情報毎に前記線長を集計する
請求項９に記載の情報処理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、電線の計測重量に基づき、線長を表示させる情報処理方法、コンピュータ及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
電力会社が提供する電力供給のための電線路の設置工事を請け負う配電業者は、電線を各営業所において在庫しており、定期的に棚卸し作業を実施している。従来の作業では、作業者が電線の型式毎に重量を測り、当該重量を単位長当たりの重量で割ることにより、線長を求め、それを用紙に記録している。また、棚卸しにおいては、電線の長さや保管状態によって、回収業者へ回収依頼を行っている。このような状況に対して、特許文献１には、配線ケーブルを電線資源としてリユース・リサイクル・リデュースすることを促進することを目的とした電線資源活用ネットワークシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－２９３６１５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
棚卸し作業では、ＤＸ（Digital Transformation）が求められているが、特許文献１に記載のシステムでは、この点に着目されていない。本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。その目的は、電線の計測重量に基づき、線長を表示させる情報処理方法、コンピュータ及び情報処理プログラムの提供である。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本願の一態様に係る情報処理方法は、棚卸対象の電線の線種、電線の径及びメーカを含む電線特定情報と、該電線特定情報により特定される単位長当たりの重量と、前記電線の計測重量とを取得し、取得した前記単位長当たりの重量と前記計測重量とに基づき、前記電線の線長を算出し、算出した前記電線の線長を表示部に表示する処理をコンピュータが実行する。
【発明の効果】
【０００６】
本願の一態様にあっては、電線の計測重量に基づき、線長を表示させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
配電資材管理システムの例を示す説明図である。
ＤＢサーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
作業者端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。
管理者端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。
電線マスタＤＢの例を示す説明図である。
メールマスタＤＢの例を示す説明図である。
電線在庫ＤＢの例を示す説明図である。
不用品ＤＢの例を示す説明図である。
棚卸処理の手順例を示すフローチャートである。
新規追加処理の手順例を示すフローチャートである。
更新追加処理の手順例を示すフローチャートである。
一覧画面の例を示す説明図である。
入力画面の例を示す説明図である。
台帳表示画面の例を示す説明図である。
不用品登録処理の手順例を示すフローチャートである。
不用品追加処理の手順例を示すフローチャートである。
参照処理の手順例を示すフローチャートである。
不用品確認処理の手順例を示すフローチャートである。
メール作成処理の手順例を示すフローチャートである。
不用品一覧画面の例を示す説明図である。
不用品入力画面の例を示す説明図である。
申請一覧画面の例を示す説明図である。
詳細表示画面の例を示す説明図である。
メールテンプレート画面である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図１は配電資材管理システムの例を示す説明図である。配電資材管理システム１００は、基本構成としてＤＢ（Database）サーバ１（サーバコンピュータ）及び作業者端末２（コンピュータ）を含む。配電資材管理システム１００は更に管理者端末３、回収業者端末４を含んでもよい。ＤＢサーバ１、作業者端末２（携帯端末）、管理者端末３及び回収業者端末４はネットワークＮにより、互いに通信可能に接続されている。配電資材管理システム１００が提供する主な機能として、電線棚卸機能及び回収品記録機能がある。電線棚卸機能は基本構成で実現可能である。回収品記録機能は基本構成に加えて、管理者端末３及び回収業者端末４を含めることが望ましい。なお、図１において、作業者端末２、管理者端末３、回収業者端末４はそれぞれ１台のみ記載しているが、２台以上でもよい。
【０００９】
ＤＢサーバ１は各種のデータベースを備える。ＤＢサーバ１は作業者端末２からの問い合せに応じて、データベースに記憶したデータを作業者端末２へ提供する。ＤＢサーバ１はサーバコンピュータ、ワークステーション、ＰＣ（Personal Computer）等で構成する。また、ＤＢサーバ１を複数のコンピュータからなるマルチコンピュータ、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシン又は量子コンピュータで構成しても良い。さらに、ＤＢサーバ１の機能をクラウドサービスで実現してもよい。
【００１０】
図２はＤＢサーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。ＤＢサーバ１は制御部１１、主記憶部１２、補助記憶部１３、通信部１４及び読み取り部１５を含む。各構成はバスＢにより接続されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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