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公開番号2025091652
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207034
出願日2023-12-07
発明の名称車両制御装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60W 50/14 20200101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】自車両の停車中に後続車両からの衝突の可能性を低減可能な車両制御装置を提供すること。
【解決手段】車両制御装置は、自車両と先行車両との距離である第1距離を取得する第1取得部と、前記自車両と後続車両との距離である第2距離を取得する第2取得部と、前記後続車両による衝突の可能性が高いか否かを前記第2距離に基づき判定し、前記可能性が高くないと判定した場合には第1値をしきい値として設定し、前記可能性が高いと判定した場合には前記第1値よりも小さい第2値を前記しきい値として設定する設定部と、前記自車両が停車中に前記第1距離の増加量が前記しきい値を超えるに応じて、前記先行車両が発進した旨の通知を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
自車両と先行車両との距離である第１距離を取得する第１取得部と、
前記自車両と後続車両との距離である第２距離を取得する第２取得部と、
前記後続車両による衝突の可能性が高いか否かを前記第２距離に基づき判定し、前記可能性が高くないと判定した場合には第１値をしきい値として設定し、前記可能性が高いと判定した場合には前記第１値よりも小さい第２値を前記しきい値として設定する設定部と、
前記自車両が停車中に前記第１距離の増加量が前記しきい値を超えるに応じて、前記先行車両が発進した旨の通知を出力する出力部と、
を備える、
車両制御装置。
続きを表示（約 69 文字）【請求項２】
前記設定部は、
前記第１距離に基づき前記第２値を決定する、
請求項１に記載の車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、車両（以降、自車両と表記する）に搭載される車両制御装置の機能として、自車両が信号等で停車している際に前方に停車していた先行車両が発進し自車両との車間距離が広がると、自車両の運転者に先行車両の発進を報知する機能が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－００５６５８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ところで、自車両の後方に後続車がある場合、先行車両が発進したときに当該先行車両の発進を認識した後続車両の運転者が、車列が動き始めたと誤って認識し、後続車両を発進させてしまうことがある。このとき、自車両の発進が遅れていると、後続車両に衝突されてしまうことが考えられる。
【０００５】
本発明の目的は、自車両の停車中に後続車両により衝突される可能性を低減可能な車両制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
前記の目的を達成するため、本発明にかかる車両制御装置は、自車両と先行車両との距離である第１距離を取得する第１取得部と、前記自車両と後続車両との距離である第２距離を取得する第２取得部と、前記後続車両による衝突の可能性が高いか否かを前記第２距離に基づき判定し、前記可能性が高くないと判定した場合には第１値をしきい値として設定し、前記可能性が高いと判定した場合には前記第１値よりも小さい第２値を前記しきい値として設定する設定部と、前記自車両が停車中に前記第１距離の増加量が前記しきい値を超えるに応じて、前記先行車両が発進した旨の通知を出力する出力部と、を備える。
【０００７】
このように、先行車両が発進した旨の通知を出力するためのしきい値を、後続車両による衝突の可能性に応じ変更することで、当該通知が出力されるタイミングが早められる。自車両の運転者が、当該通知に応じて自車両を発進させることで自車両の停車中に後続車両から衝突される可能性が低減する。
【０００８】
また、前記設定部は、前記第１距離に基づき前記第２値を決定する。
【０００９】
このように、後続車両の衝突の可能性が高い場合には、しきい値の決定に際し、自車両と先行車両との距離を考慮する。これにより、後続車からの衝突の可能性に加え、先行車両への衝突の可能性が低減する。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、自車両の停車中に後続車両により衝突される可能性を低減可能な車両制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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