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公開番号
2025091674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207072
出願日
2023-12-07
発明の名称
画像変換装置、画像処理システム、および学習方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
3/4038 20240101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約
【課題】被写体の特定を防止しつつ被写体の特徴を適切に抽出可能なように画像を変換する。
【解決手段】画像変換装置は、被写体を表す第1画像を、第1画像と異なり、かつ、被写体を特定できない第2画像に変換する。第2画像は、第1画像から被写体に関する特徴を抽出する抽出器により、当該特徴が抽出される画像である。画像変換装置から第2画像を受信するサーバ装置は、抽出器を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体を表す第1画像を、前記第1画像と異なり、かつ、前記被写体を特定できない第2画像に変換する変換部を備え、
前記第2画像は、前記第1画像から前記被写体に関する特徴を抽出する抽出器により、当該特徴が抽出される画像である、
画像変換装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
被写体を表す第1画像を生成する撮像装置を備える車両と、通信ネットワークを介して前記車両と通信可能に接続され、前記第1画像から前記被写体に関する特徴を抽出可能な抽出器を備えるサーバ装置と、を有する画像処理システムであって、
前記車両は、前記第1画像を、前記第1画像と異なり、かつ、前記被写体を特定できない第2画像に変換する画像変換装置をさらに備え、前記第2画像は、前記抽出器に入力されることで、前記抽出器により前記第1画像から抽出される前記特徴が抽出される画像であり、前記通信ネットワークを介して前記第2画像を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記通信ネットワークを介して受信した前記第2画像を前記抽出器に入力することで前記特徴を抽出する、
画像処理システム。
【請求項3】
前記サーバ装置は、前記第2画像から抽出された特徴を、前記通信ネットワークを介して前記車両に送信し、
前記車両は、前記通信ネットワークを介して受信した前記特徴に基づいて前記車両の動作を制御する、
請求項2に記載の画像処理システム。
【請求項4】
被写体を表す第1画像から前記被写体に関する特徴を抽出するよう予め学習された抽出器と、前記第1画像から特徴量を抽出するエンコーダおよび抽出された前記特徴に対応して前記第1画像と異なる第2画像を生成するデコーダを有する画像変換器と、前記第2画像から、複数のクラスのうち前記第2画像に対応する前記第1画像に表される被写体が属するクラスを推定する推定器とを準備することと、
コンピュータが、
前記複数のクラスのうちいずれかの正解クラスに属し、かつ、正解特徴を有する被写体を表す前記第1画像を前記画像変換器の前記エンコーダに入力して前記デコーダに前記第2画像を生成させ、
前記第2画像を前記抽出器に入力して前記特徴を抽出し、
前記第2画像を前記推定器に入力して前記クラスを推定し、
前記正解特徴と前記抽出器により前記第1画像に対応する前記第2画像から抽出された抽出特徴との誤差が小さくなり、かつ、前記正解クラスと前記推定器により前記第1画像から推定された推定クラスとの誤差が大きくなるように、前記エンコーダを規定するパラメータを更新し、
前記正解特徴と前記抽出特徴との誤差が小さくなるように、前記デコーダを規定するパラメータを更新し、
前記正解クラスと前記推定クラスとの誤差が小さくなるように、前記推定器を規定するパラメータを更新する、
ことを含む学習方法。
【請求項5】
入力された画像に表される被写体が所定の種別に属するか否かを判別する判別器をさらに準備し、
前記コンピュータが、
前記第2画像を前記判別器に入力して、当該画像に表された被写体が前記所定の種別に属するか否かを判別し、
前記第2画像に表された被写体が前記所定の種別に属しないと判定されるように、前記デコーダを規定するパラメータを更新する、
請求項4に記載の学習方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、被写体を表す画像を変換する画像変換装置、画像処理システム、および、画像を変換するための画像変換器を学習する学習方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
社会に存在する多くの情報処理装置が生成する多数のデータを収集して分析することにより、データの高度な活用が可能となる。ユーザが携帯するスマートフォン、ユーザが乗車する車両に搭載されるドライブレコーダといった情報処理装置により生成される画像データには、ユーザの顔画像のようにユーザ個人を特定可能な個人情報が含まれることがある。そのため、個人情報を含み得る画像データの提供を受けるのは容易ではなく、収集できた場合であっても個人情報の流出防止が求められ、取り扱いが煩雑となる。
【0003】
特許文献1には、個人情報を取り扱うことにより生ずるリスクを軽減することができる画像処理システムが記載されている。特許文献1に記載の画像処理システムは、人間が見ても個人が識別できない第1の匿名画像から被写体となった人物に関する被写体情報を出力する推論モデルに、撮影対象の個人が識別できない程度に不鮮明度な第2の匿名画像を入力し、被写体情報を取得する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-037362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
不鮮明な画像は、鮮明な画像と比較して情報量が低下しているため、画像データから検出すべき所望の情報を、不鮮明な画像からは適切に検出できない場合がある。
【0006】
本開示は、被写体の特定を防止しつつ被写体の特徴を適切に抽出可能なように画像を変換する画像変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の要旨は以下のとおりである。
【0008】
(1)被写体を表す第1画像を、前記第1画像と異なり、かつ、前記被写体を特定できない第2画像に変換する変換部を備え、
前記第2画像は、前記第1画像から前記被写体に関する特徴を抽出する抽出器により、当該特徴が抽出される画像である、
画像変換装置。
【0009】
(2)被写体を表す第1画像を生成する撮像装置を備える車両と、通信ネットワークを介して前記車両と通信可能に接続され、前記第1画像から前記被写体に関する特徴を抽出可能な抽出器を備えるサーバ装置と、を有する画像処理システムであって、
前記車両は、前記第1画像を、前記第1画像と異なり、かつ、前記被写体を特定できない第2画像に変換する画像変換装置をさらに備え、前記第2画像は、前記抽出器に入力されることで、前記抽出器により前記第1画像から抽出される前記特徴が抽出される画像であり、前記通信ネットワークを介して前記第2画像を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記通信ネットワークを介して受信した前記第2画像を前記抽出器に入力することで前記特徴を抽出する、
画像処理システム。
【0010】
(3)前記サーバ装置は、前記第2画像から抽出された特徴を、前記通信ネットワークを介して前記車両に送信し、
前記車両は、前記通信ネットワークを介して受信した前記特徴に基づいて前記車両の動作を制御する、
上記(2)に記載の画像処理システム。
(【0011】以降は省略されています)
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