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公開番号
2025092192
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207915
出願日
2023-12-08
発明の名称
エアバッグ
出願人
日本プラスト株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
21/2334 20110101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】安価な構成で、保護対象をより安定して保護可能なエアバッグを提供する。
【解決手段】エアバッグ1は、左右両側部が中央部に向かって凹状に窪んで形成されガスが導入される第一膨張部12と、第一膨張部12の左右両側部の窪み部分にそれぞれ位置し第一膨張部12を介してガスが導入される第二膨張部13と、を備え、第一膨張部12と第二膨張部13との膨張状態で正面から見て円形状となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
折り畳まれた状態からガスの導入により膨張展開するエアバッグであって、
左右両側部が中央部に向かって凹状に窪んで形成され前記ガスが導入される第一膨張部と、この第一膨張部の左右両側部の窪み部分にそれぞれ位置しこの第一膨張部を介して前記ガスが導入される第二膨張部と、を備え、前記第一膨張部と前記第二膨張部との膨張状態で正面から見て円形状となる
ことを特徴とするエアバッグ。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
第二膨張部から第一膨張部へのガスの逆流を防止する逆流防止弁を備える
ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
【請求項3】
第一膨張部は、膨張状態で保護対象とは反対側に突出した形状となる突出部を下側に有する
ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。
【請求項4】
第一膨張部は、保護対象とは反対側へと外部にガスの一部を排出するための排気部を有する
ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。
【請求項5】
第二膨張部は、外部にガスを排出する排出部を有しない
ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、折り畳まれた状態からガスの導入により膨張展開するエアバッグに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両において、車両の衝突の際にガスが導入されて膨張展開するエアバッグは、排気部であるベントホールを備え、乗員が当接した際にガスの一部を外部に排出することで内圧を適切に保つようになっている。例えば、車両のハンドルにおいて、少なくとも上部つまりアナログ時計の12時側に把持部であるリム部がない、いわゆる操縦桿タイプのハンドルに適用されるエアバッグの場合、乗員を安定して保護するためには、反力板として作用するリム部が存在しない上部へとエアバッグがずれ込むことを抑制する必要がある。
【0003】
そこで、例えば、自動車などの車両のハンドルに適用されるエアバッグにおいて、乗員を保護する主体となる円形状の第一膨張部の両側に第二膨張部が設定され、第一膨張部に対して第二膨張部が第一膨張部の側部を覆って突出する形状のエアバッグが知られている。そして、第一膨張部にガスが導入されて第一膨張部がハンドルの中央部に膨張展開しつつ、第一膨張部を介して第二膨張部へとガスが導入されることにより第二膨張部が左右のリム部を覆うように膨張展開することで、第二膨張部を左右のリム部に対して保持させてエアバッグの上方へのずれ込みを抑制しつつ、第一膨張部によって乗員の頭部を受け止めて乗員を拘束するとともに、第一膨張部で乗員を受け止めた際にガスの一部が第二膨張部に流入することにより、エアバッグからの反力を緩和する(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-207414号公報 (第7-12頁、図1-4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の形状の場合、乗員の肩部を保護するためには、円形状の第一膨張部を覆う第二膨張部を幅広に設定する必要があることで、ガス発生装置の大型化や、エアバッグの特殊な折り畳みが必要になるおそれがある。また、エアバッグを正面から見て円形状とするように第一膨張部と第二膨張部とを構成しようとする場合、乗員に対するエアバッグの接触面積が縮小しないようにすることが求められる。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、安価な構成で、保護対象をより安定して保護可能なエアバッグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載のエアバッグは、折り畳まれた状態からガスの導入により膨張展開するエアバッグであって、左右両側部が中央部に向かって凹状に窪んで形成され前記ガスが導入される第一膨張部と、この第一膨張部の左右両側部の窪み部分にそれぞれ位置しこの第一膨張部を介して前記ガスが導入される第二膨張部と、を備え、前記第一膨張部と前記第二膨張部との膨張状態で正面から見て円形状となるものである。
【0008】
請求項2記載のエアバッグは、請求項1記載のエアバッグにおいて、第二膨張部から第一膨張部へのガスの逆流を防止する逆流防止弁を備えるものである。
【0009】
請求項3記載のエアバッグは、請求項1または2記載のエアバッグにおいて、第一膨張部は、膨張状態で保護対象とは反対側に突出した形状となる突出部を下側に有するものである。
【0010】
請求項4記載のエアバッグは、請求項1または2記載のエアバッグにおいて、第一膨張部は、保護対象とは反対側へと外部にガスの一部を排出するための排気部を有するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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