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公開番号
2025092205
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207943
出願日
2023-12-08
発明の名称
複合プリフォーム及びその製造方法、複合容器及びその製造方法、プリフォーム、並びにプラスチックボトル
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
49/22 20060101AFI20250612BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】ブロー成形時にプリフォームを効率的に加熱することが可能な、複合プリフォーム及びその製造方法、複合容器及びその製造方法、プリフォーム、並びにプラスチックボトルを提供する。
【解決手段】複合プリフォーム70は、プリフォーム10aと、プリフォーム10aの外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材40aと、を備える。プラスチック製部材40aは、示温材料を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複合プリフォームにおいて、
プリフォームと、
前記プリフォームの外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材と、を備え、
前記プラスチック製部材は、示温材料を含む、複合プリフォーム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記プラスチック製部材は、60℃未満の任意の温度において、波長800nm以上2500nm以下の光線透過率が0%以上10%以下であり、
前記プラスチック製部材は、60℃以上の任意の温度において、波長800nm以上2500nm以下の光線透過率が60%以上100%以下である、請求項1に記載の複合プリフォーム。
【請求項3】
前記プラスチック製部材の可視光線の透過率は、60℃未満の任意の温度において、0%以上10%以下である、請求項1に記載の複合プリフォーム。
【請求項4】
複合容器において、
容器本体と、
前記容器本体の外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材と、を備え、
前記プラスチック製部材は、示温材料を含む、複合容器。
【請求項5】
前記プラスチック製部材は、60℃未満の任意の温度において、波長800nm以上2500nm以下の光線透過率が0%以上20%以下であり、
前記プラスチック製部材は、60℃以上の任意の温度において、波長800nm以上2500nm以下の光線透過率が70%以上100%以下である、請求項4に記載の複合容器。
【請求項6】
前記プラスチック製部材の可視光線の透過率は、60℃未満の任意の温度において、0%以上20%以下である、請求項4に記載の複合容器。
【請求項7】
複合プリフォームの製造方法において、
示温材料を含むプラスチック製部材を準備する工程と、
プリフォームを準備する工程と、
前記プリフォームの外側に、前記プラスチック製部材を接着することなく密着して設ける工程と、を備えた、複合プリフォームの製造方法。
【請求項8】
請求項1に記載の複合プリフォームを準備する工程と、
前記複合プリフォームを加熱するとともにブロー成形金型内に挿入する工程と、
前記ブロー成形金型内で前記複合プリフォームに対してブロー成形を施すことにより、前記複合プリフォームの前記プリフォーム及び前記プラスチック製部材を一体として膨張させる工程と、を備えた、複合容器の製造方法。
【請求項9】
プリフォームにおいて、
口部と、胴部と、底部とを備え、
示温材料を含む、プリフォーム。
【請求項10】
前記プリフォームは、内層と、前記内層の外側に配置された外層とを含み、
前記内層又は前記外層は、前記示温材料を含む、請求項9に記載のプリフォーム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複合プリフォーム及びその製造方法、複合容器及びその製造方法、プリフォーム、並びにプラスチックボトルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近時、飲食品等の内容液を収容するボトルとして、プラスチック製のものが一般化してきており、このようなプラスチックボトルには内容液が収容される。プラスチックボトルは、金型内にプリフォームを挿入し、2軸延伸ブロー成形することにより製造される。
【0003】
従来の2軸延伸ブロー成形法では、例えばPETやPP等の単層材料、多層材料又はブレンド材料等を含むプリフォームを用いて容器形状に成形している。しかしながら、従来の2軸延伸ブロー成形法においては、単にプリフォームを容器形状に成形するだけであるのが一般的である。このため、容器に対して様々な機能や特性(バリア性や保温性等)を持たせる場合、例えばプリフォームを構成する材料を変更する等、その手段は限定されてしまう。
【0004】
これに対して本出願人は、特許文献1において、容器に対して様々な機能や特性を付与することが可能な複合容器を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-128858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1において開示される複合容器は、複合プリフォームを近赤外線により加熱した後、ブロー成形することにより製造される。しかしながら、プラスチック製部材の色が例えば黒色等、遮光性の高い色である場合、外側のプラスチック製部材ばかりが加熱され、内側のプリフォームを効率的に加熱することが難しい。
【0007】
本実施の形態は、ブロー成形時にプリフォームを効率的に加熱することが可能な、複合プリフォーム及びその製造方法、複合容器及びその製造方法、プリフォーム、並びにプラスチックボトルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[16]に関する。
【0009】
[1]複合プリフォームにおいて、プリフォームと、前記プリフォームの外側に接着されることなく密着して設けられたプラスチック製部材と、を備え、前記プラスチック製部材は、示温材料を含む、複合プリフォーム。
【0010】
[2]前記プラスチック製部材は、60℃未満の任意の温度において、波長800nm以上2500nm以下の光線透過率が0%以上10%以下であり、前記プラスチック製部材は、60℃以上の任意の温度において、波長800nm以上2500nm以下の光線透過率が60%以上100%以下である、[1]に記載の複合プリフォーム。
(【0011】以降は省略されています)
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