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公開番号2025092227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207975
出願日2023-12-08
発明の名称ユニット引出装置及び媒体処理装置
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類B65H 1/26 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ユニット全体の引き出しをより確実に規制できるようにする。
【解決手段】カバーからユニットを一部引き出した状態で、前記ユニットに設けられたストッパと係止することにより、当該状態からの前記ユニットの引き出しを規制するスライダを備え、前記スライダは、前記カバーの所定位置に着脱可能であり、スライダ側位置決め部を有し、前記カバーは、カバー側位置決め部を有し、前記スライダは、前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部とにより位置決めされた状態で前記カバーの所定位置に取り付けられ、前記カバーの所定位置から前記スライダが取り外されると、前記カバーから前記ユニットの全体を引き出すことが可能となる。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
カバーと、
前記カバーから引き出し可能なユニットと、
前記カバーに設けられ、前記カバーから前記ユニットを引出方向に一部引き出した状態で、前記ユニットに設けられたストッパと係止することにより、当該状態からの前記ユニットの引き出しを規制するスライダと
を備え、
前記スライダは、
前記カバーのスライダ取付位置に着脱可能であり、前記スライダ取付位置へ取り付ける際の位置決めとなるスライダ側位置決め部を有し、
前記カバーは、
前記スライダを取り付ける際の位置決めとなるカバー側位置決め部を有し、
前記スライダは、
前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部とにより前記スライダ取付位置に位置決めされた状態で前記スライダ取付位置に取り付けられ、
前記カバーから前記スライダが取り外されると、前記カバーから前記ユニットの全体を引き出すことが可能となる
ことを特徴とするユニット引出装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記スライダ側位置決め部は、凹部及び凸部のうちの一方であり、
前記カバー側位置決め部は、凹部及び凸部のうちの他方であり、
前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部とを嵌合させることにより前記スライダが前記スライダ取付位置に位置決めされる
ことを特徴とする請求項1に記載のユニット引出装置。
【請求項3】
前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部は、目印であり、
前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部の前記目印の位置を合わせることにより前記スライダが前記スライダ取付位置に位置決めされる
ことを特徴とする請求項1に記載のユニット引出装置。
【請求項4】
前記スライダ側位置決め部と、前記カバー側位置決め部とが、目視可能な位置に設けられている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のユニット引出装置。
【請求項5】
前記ユニットは直方体形状であり、
前記カバーは、前記ユニットの上面を覆うカバー上面部と、前記ユニットの底面を覆うカバー底面部と、前記ユニットの前記引出方向とは逆方向の端面を覆うカバー端面部と、前記ユニットの前記引出方向と直交する幅方向の一側面を覆うカバー一側面部と、前記ユニットの前記幅方向の他側面を覆うカバー他側面部とを有し、
前記ストッパは、
前記ユニットの前記一側面の下端と、前記ユニットの前記他側面の下端とに1つずつ設けられ、
前記スライダは、
前記カバー底面部の上面の前記幅方向の一端側と、前記カバー底面部の上面の前記幅方向の他端側とに1つずつ取り付けられ、
前記カバー底面部に取り付けられた前記スライダが、前記ストッパの前記引出方向の先に位置し、
前記ユニットを前記引出方向に引き出していくと、前記ストッパが前記スライダと接触することにより、それ以上、前記ユニットを引き出すことができなくなる
ことを特徴とする請求項4に記載のユニット引出装置。
【請求項6】
前記カバー底面部は、
前記幅方向の一端側における前記引出方向の先端部分である一端側先端部分と、前記幅方向の他端側における前記引出方向の先端部分である他端側先端部分とが、前記一端側先端部分と前記他端側先端部分との間に位置する部分よりも前記引出方向に突出していて、
前記スライダは、
前記一端側先端部分上を前記引出方向とは逆方向に押し込まれることにより前記スライダ取付位置へと移動し、また前記他端側先端部分上を前記引出方向とは逆方向に押し込まれることにより前記スライダ取付位置へと移動し、
前記一端側先端部分と前記他端側先端部分とに、それぞれ前記カバー側位置決め部が設けられている
ことを特徴とする請求項5に記載のユニット引出装置。
【請求項7】
前記スライダ側位置決め部は、前記スライダにおける前記幅方向の内側となる端部に設けられ、
前記カバー側位置決め部は、前記一端側先端部分及び前記他端側先端部分のそれぞれにおける前記幅方向の内側となる端部に設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載のユニット引出装置。
【請求項8】
前記一端側先端部分及び前記他端側先端部分のそれぞれにおける前記幅方向の内側となる端部に上方に延びる壁部が設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載のユニット引出装置。
【請求項9】
前記一端側先端部分及び前記他端側先端部分のそれぞれの上面にも前記カバー側位置決め部が設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載のユニット引出装置。
【請求項10】
カバーと、
前記カバーから引き出し可能で、媒体に関する処理を行うユニットと、
前記カバーに設けられ、前記カバーから前記ユニットを一部引き出した状態で、前記ユニットに設けられたストッパと係止することにより、当該状態からの前記ユニットの引き出しを規制するスライダと
を備え、
前記スライダは、
前記カバーの所定位置に着脱可能であり、前記カバーへ取り付ける際の位置決めとなるスライダ側位置決め部を有し、
前記カバーは、
前記スライダを取り付ける際の位置決めとなるカバー側位置決め部を有し、
前記スライダは、
前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部とにより位置決めされた状態で前記カバーの所定位置に取り付けられ、
前記カバーの所定位置から前記スライダが取り外されると、前記カバーから前記ユニットの全体を引き出すことが可能となる
ことを特徴とする媒体処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はユニット引出装置及び媒体処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ユニットと当該ユニットを覆うカバーとを備え、例えばユニットの保守作業時などに、カバーからユニットを引き出すことが可能なユニット引出装置がある。このようなユニット引出装置では、簡単にカバーからユニット全体を引き出すことができないように、例えば、カバーからユニットを引き出す途中で一旦ロック(すなわち引き出しの規制)がかかり、そこからさらに力を入れてユニットを引き出そうとすると、ロックが解除されて、ユニット全体を引き出すことができるようになっていた(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-248649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のユニット引出装置では、力の入れ具合などによって簡単にロックが解除されてしまう場合があり、利用者が不用意にユニット全体をカバーから引き出してしまう場合があるという問題を有していた。
【0005】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ユニット全体の引き出しをより確実に規制できるユニット引出装置及び媒体処理装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明のユニット引出装置は、カバーと、前記カバーから引き出し可能なユニットと、前記カバーに設けられ、前記カバーから前記ユニットを一部引き出した状態で、前記ユニットに設けられたストッパと係止することにより、当該状態からの前記ユニットの引き出しを規制するスライダとを備え、前記スライダは、前記カバーの所定位置に着脱可能であり、前記カバーへ取り付ける際の位置決めとなるスライダ側位置決め部を有し、前記カバーは、前記スライダを取り付ける際の位置決めとなるカバー側位置決め部を有し、前記スライダは、前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部とにより位置決めされた状態で前記カバーの所定位置に取り付けられ、前記カバーの所定位置から前記スライダが取り外されると、前記カバーから前記ユニットの全体を引き出すことが可能となる。
【0007】
また本発明の媒体処理装置は、カバーと、前記カバーから引き出し可能で、媒体に関する処理を行うユニットと、前記カバーに設けられ、前記カバーから前記ユニットを一部引き出した状態で、前記ユニットに設けられたストッパと係止することにより、当該状態からの前記ユニットの引き出しを規制するスライダとを備え、前記スライダは、前記カバーの所定位置に着脱可能であり、前記カバーへ取り付ける際の位置決めとなるスライダ側位置決め部を有し、前記カバーは、前記スライダを取り付ける際の位置決めとなるカバー側位置決め部を有し、前記スライダは、前記スライダ側位置決め部と前記カバー側位置決め部とにより位置決めされた状態で前記カバーの所定位置に取り付けられ、前記カバーの所定位置から前記スライダが取り外されると、前記カバーから前記ユニットの全体を引き出すことが可能となる。
【0008】
このように、本発明のユニット引出装置及び媒体処理装置では、カバーからユニットを一部引き出すとスライダとストッパが係止することにより、それ以上、ユニットが引き出されてしまうこと(つまりユニット全体の引き出し)を確実に規制することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユニット全体の引き出しをより確実に規制できるユニット引出装置及び媒体処理装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
レジ精算機の全体構成を示す斜視図である。
硬貨処理装置を前方ななめ上から見た場合の斜視図である。
硬貨処理装置を底面側から見た場合の斜視図である。
カバー底面部とカバー右側面部との角部の前端部分を拡大した部分拡大図である。
カバー底面部にスライダを取り付けた場合の部分拡大図である。
他の実施の形態によるカバー底面部に設けた壁部を示す斜視図である。
他の実施の形態によるカバー底面部とスライダに設けた△マークを示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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