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公開番号
2025092863
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208248
出願日
2023-12-11
発明の名称
基礎梁の再利用方法及び建築物
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E02D
27/00 20060101AFI20250616BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】 基礎梁の再利用を可能とする。
【解決手段】 既存建築物の一の基礎梁を、複数の分割梁へと分割する分割工程と、複数の分割梁のうちの少なくとも1つと、新たな基礎梁要素とを一体化して、一の新たな基礎梁を形成する基礎梁新設工程とを含む、基礎梁の再利用方法が開示される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
既存建築物の一の基礎梁を、複数の分割梁へと分割する分割工程と、
前記複数の分割梁のうちの少なくとも1つと、新たな基礎梁要素とを一体化して、一の新たな基礎梁を形成する基礎梁新設工程とを含む、基礎梁の再利用方法。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記基礎梁新設工程は、前記複数の分割梁のうちの第1の分割梁と第2の分割梁との間に、前記新たな基礎梁要素を一体化することを含む、請求項1に記載の基礎梁の再利用方法。
【請求項3】
前記既存建築物は、前記一の基礎梁に、複数の柱が結合されおり、
前記分割工程は、前記複数の柱のうちの、隣り合う2つの柱の間に分割位置に設定することを含み、
前記第1の分割梁には、前記複数の柱のうちの一の柱であって新たな建築物で用いられる柱が設けられ、
前記第2の分割梁には、前記複数の柱のうちの他の一の柱であって前記新たな建築物で用いられる柱が設けられる、請求項2に記載の基礎梁の再利用方法。
【請求項4】
前記既存建築物は、前記一の基礎梁に、複数の柱が結合されおり、
前記分割工程は、前記複数の柱のうちの、隣り合う2つの柱の間に分割位置に設定することを含み、
前記第1の分割梁には、前記複数の柱のうちの一の柱であって前記新たな建築物で用いられる柱が設けられ、
前記第2の分割梁には、前記既存建築物から切り出されて移設された柱であって前記新たな建築物で用いられる柱、又は、新たな柱が、設けられる、請求項2に記載の基礎梁の再利用方法。
【請求項5】
基礎梁を有する建築物であって、
前記基礎梁は、既存建築物の一の基礎梁から分割された複数の分割梁のうちの少なくとも1つと、新たな基礎梁要素とを一体化して形成される、建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基礎梁の再利用方法及び建築物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
既設杭と新設杭とを混在使用できるようにした既設基礎再利用工法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-154549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、基礎梁は、建築物ごとに長さなどが異なり、また、柱が固定されているため、再利用が難しいとされている。
【0005】
そこで、本開示は、基礎梁の再利用を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、既存建築物の一の基礎梁を、複数の分割梁へと分割する分割工程と、
前記複数の分割梁のうちの少なくとも1つと、新たな基礎梁要素とを一体化して、一の新たな基礎梁を形成する基礎梁新設工程とを含む、基礎梁の再利用方法が開示される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、基礎梁の再利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例による基礎梁の再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。
図1に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁の切断位置(2か所)を含む既存建築物の概略的な側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁の切断部分を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の基礎梁形成範囲に分割梁が配置された状態を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の柱が設置された状態(その1)を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、新設建築物用の柱が設置された状態(その2)を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、柱等の移設方法を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、鉄筋同士の結合態様を概略的に示す側面図である。
図1に示す再利用方法の説明図であり、基礎梁新設工程の完了後の状態を概略的に示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。また、図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
【0010】
図1は、本実施例による基礎梁の再利用方法の概略的な流れを示すフローチャートである。図2から図9は、図1に示す再利用方法の各工程の説明図であり、対応する工程の実行方法や工程完了時等の状態を概略的に示す概略図である。以下の説明において、「既存の」とは、既存建築物1において存在していたことを表す。
(【0011】以降は省略されています)
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