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公開番号2025075534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186771
出願日2023-10-31
発明の名称カッタビット
出願人株式会社大林組
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E21D 9/087 20060101AFI20250508BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】摩耗を低減すると共に耐衝撃性を有するカッタビットを提供する。
【解決手段】
掘削機の回転部に用いられるカッタビットであって、前記回転部の回転方向に交差して延びる側面部を有する母材と、前記側面部に取り付けられ、前記母材よりも高い硬度を有するチップと、を備える、カッタビット。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
掘削機の回転部に用いられるカッタビットであって、
前記回転部の回転方向に交差して延びる側面部を有する母材と、
前記側面部に取り付けられ、前記母材よりも高い硬度を有するチップと、
を備える、
カッタビット。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記チップは前記側面部に圧入された、請求項1に記載のカッタビット。
【請求項3】
前記チップは前記側面部に対して溶射により接合された、請求項1に記載のカッタビット。
【請求項4】
前記母材に取り付けられるとともに前記掘削機が掘削する切羽に対向するビットをさらに備え、
前記ビットの硬度は、前記母材の硬度よりも高い、
請求項1に記載のカッタビット。
【請求項5】
前記チップはダイヤモンドによって形成された、請求項1に記載のカッタビット。
【請求項6】
前記チップは超硬合金によって形成された、請求項1に記載のカッタビット。
【請求項7】
前記チップは、前記回転方向に延びる軸を持つ円柱形状を有する、請求項1または2に記載のカッタビット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はカッタビットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術として、カッタビットを備えたトンネル掘削機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-166390公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術においては、カッタビットの摩耗の低減と共に耐衝撃性を有することが困難であった。
【0005】
本発明は、斯かる実情に鑑み、摩耗を低減すると共に耐衝撃性を有するカッタビットを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は一態様として、掘削機の回転部に用いられるカッタビットであって、前記回転部の回転方向に交差して延びる側面部を有する母材と、前記側面部に取り付けられ、前記母材よりも高い硬度を有するチップと、を備える、カッタビットを提供する。
【発明の効果】
【0007】
上記構成では、摩耗を低減すると共に耐衝撃性を有するカッタビットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態によるトンネル掘削機の断面図である。
第1実施形態によるトンネル掘削機の前面図である。
第1実施形態におけるカッタビットの(a)前面図、(b)カッタヘッド径方向に視た側面図、及び(c)カッタヘッド回転方向に視た側面図である。
第2実施形態におけるカッタビットの(a)前面図、(b)カッタヘッド径方向に視た側面図、及び(c)カッタヘッド回転方向に視た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下、本発明によるトンネルトンネル掘削機の一実施形態であるトンネル掘削機1を、以下に説明する。トンネル掘削機1は、図1に示すようにトンネルを掘削する装置であり、坑口からトンネルの切羽Eに向かう方向を掘削方向とし、地盤を掘削する。以下では、トンネル掘削機1及びこれを構成する部品の方向に関して、切羽E側を前方、坑口側を後方として説明する場合がある。また取り外し可能な部品、装置については、原則として取り付けた状態を基準として前方、後方等の方向を定義し、説明する。
【0010】
トンネル掘削機1は、カッタヘッド2と、カッタヘッド2を回転方向(図2)に回転駆動する本体部3と、カッタヘッド2に装着されるカッタビット4とを備える。トンネル掘削機1は、カッタヘッド2を回転駆動することにより、カッタビット4を用いて地盤を掘削することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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