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公開番号2025093050
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208533
出願日2023-12-11
発明の名称決済処理装置、方法、及びプログラム
出願人株式会社BPORTUS
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類G06Q 40/02 20230101AFI20250616BHJP(計算;計数)
要約【課題】エンドユーザが顧客企業のサービスを申し込む際の本人認証に使用する認証項目を、顧客企業ごとに柔軟に設定可能とする。
【解決手段】決済処理装置は、顧客別表示情報と認証マスタ課金情報とを格納しており、複数の認証項目の中から顧客によって選択、変更された1以上の顧客選択認証項目を第1のデバイスから受信し、受信した1以上の顧客選択認証項目を顧客別表示情報に格納し、顧客に関連付けられるユーザアクセスに応答して、顧客に関連付けられる1以上の顧客選択認証項目を含むように認証用インターフェースを動的に構成して第2のデバイスに提供する。決済処理装置は、顧客選択認証項目のうちの第1の顧客選択認証項目に関連付けられる第1の認証項目名称を第1のデバイスから受信し、第1の顧客選択認証項目に関連付けて第1の認証項目名称を表示するように認証用インターフェースを構成する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
外部ネットワークと通信するための通信部、記憶部、及び制御部を備えた決済処理装置であって、
前記記憶部は、表示制御情報と、認証マスタ情報とを格納しており、
前記制御部は、
前記通信部を介して、複数の認証項目の中から顧客によって選択、変更された1以上の顧客選択認証項目を第1のデバイスから受信することと、
受信した前記1以上の顧客選択認証項目を前記記憶部の前記表示制御情報に格納することと、
前記通信部を介した、前記顧客に関連付けられるユーザアクセスに応答して、前記顧客に関連付けられる1以上の顧客選択認証項目を含むように認証用インターフェースを動的に構成して第2のデバイスに提供することと
を実行するように構成される決済処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記通信部を介して、前記顧客選択認証項目のうちの第1の顧客選択認証項目に関連付けられる第1の認証項目名称を前記第1のデバイスから受信することと、
前記顧客選択認証項目のうちの第1の顧客選択認証項目に関連付けて前記第1の認証項目名称を表示するように前記認証用インターフェースを構成することと
をさらに実行するように構成される、請求項1の決済処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記通信部を介して、前記1以上の顧客選択認証項目に関連付けられる第1の認証情報を前記第1のデバイスから受信して、前記認証マスタ情報に格納することと、
前記認証用インターフェースを介して前記第2のデバイスから第2の認証情報を受信することと、
前記第2の認証情報に含まれるユーザ識別子に少なくとも基づいて前記認証マスタ情報に問い合わせを行い、前記ユーザ識別子に関連付けられる前記第1の認証情報を取得することと、
取得した前記第1の認証情報と前記第2の認証情報を照合することと
をさらに実行するように構成される、請求項1または請求項2の決済処理装置。
【請求項4】
外部ネットワークと通信するための通信部、記憶部、及び制御部を備えた決済処理装置によって実行される方法であって、
前記記憶部は、表示制御情報と、認証マスタ情報とを格納しており、
前記制御部が、前記通信部を介して、複数の認証項目の中から顧客によって選択、変更された1以上の顧客選択認証項目を第1のデバイスから受信することと、
前記制御部が、受信した前記1以上の顧客選択認証項目を前記記憶部の前記表示制御情報に格納することと、
前記制御部が、前記通信部を介した、前記顧客に関連付けられるユーザアクセスに応答して、前記顧客に関連付けられる1以上の顧客選択認証項目を含むように認証用インターフェースを動的に構成して第2のデバイスに提供することと
を備える方法。
【請求項5】
前記制御部が、前記通信部を介して、前記顧客選択認証項目のうちの第1の顧客選択認証項目に関連付けられる第1の認証項目名称を前記第1のデバイスから受信することと、
前記制御部が、前記顧客選択認証項目のうちの第1の顧客選択認証項目に関連付けて前記第1の認証項目名称を表示するように前記認証用インターフェースを構成することと
をさらに含む、請求項4の方法。
【請求項6】
前記制御部が、前記通信部を介して、前記1以上の顧客選択認証項目に関連付けられる第1の認証情報を前記第1のデバイスから受信して、前記認証マスタ情報に格納することと、
前記制御部が、前記認証用インターフェースを介して前記第2のデバイスから第2の認証情報を受信することと、
前記制御部が、前記第2の認証情報に含まれるユーザ識別子に少なくとも基づいて前記認証マスタ情報に問い合わせを行い、前記ユーザ識別子に関連付けられる前記第1の認証情報を取得することと、
前記制御部が、取得した前記第1の認証情報と前記第2の認証情報を照合することと
をさらに含む、請求項4または請求項5の方法。
【請求項7】
請求項4または請求項5に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、口座振替などの決済情報の登録をWeb上で受け付け、継続的な課金処理に必要なデータを登録するサービスを実施するための仕組みを顧客企業に提供する決済処理装置、方法、及びプログラムに関する。より詳細に言えば、本発明は、エンドユーザが顧客企業のサービスを申し込む際の本人認証に使用する認証項目を、顧客企業ごとに柔軟に設定可能とする決済処理装置、方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、企業がエンドユーザに対して継続的なサービスを提供し、サービスの対価を定期的にエンドユーザに請求するビジネスが行われている。このような企業は、口座振替やクレジットカードなどの決済手段によりユーザに請求を行っている。
【0003】
企業は、ユーザと口座振替の契約を締結する際に、非特許文献1に示されるようなサービスに連携する自社Webサイトを構築していた。企業は、エンドユーザから口座振替の申込を受け付け、口座振替用の口座情報を受領し、本人確認に必要な情報を入力してもらうことにより、口座振替などの継続的な課金処理を行っていた。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
株式会社NTTデータ、“インターネットで口座振替の契約を実現するサービス「ネット口座振替受付ゲートウェイサービス」を提供開始”、 [online]、 2008年3月25日、[2023年11月13日検索]、インターネット<https://www.nttdata.com/global/ja/news/release/2008/032500/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
企業が口座振替申込用の自社Webサイトを構築することは、構築するシステム部分が非特許文献1のようなサービスに連携するフロント部分のみであったとしても企業にとって負担が大きかった。仮に、非特許文献1のようなサービスに連携するフロント部分の仕組みを提供する汎用サービスが存在し、そのようなサービスを企業が導入したとしても、エンドユーザを特定するのに適した情報は企業によって異なるため、汎用サービスの画面入力項目が固定化されていては、企業のサービス内容などに応じた柔軟な認証項目(顧客識別項目)を設定することが困難であった。さらに、そのように画面入力項目が固定化されていては確実なエンドユーザを特定することは非常に困難であった。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、エンドユーザが顧客企業のサービスを申し込む際の本人認証に使用する認証項目を、顧客企業ごとに柔軟に設定可能とする決済処理装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様である決済処理装置は、外部ネットワークと通信するための通信部、記憶部、及び制御部を備えた決済処理装置であって、
前記記憶部は、表示制御情報と、認証マスタ情報とを格納しており、
前記制御部は、
前記通信部を介して、複数の認証項目の中から顧客によって選択、変更された1以上の顧客選択認証項目を第1のデバイスから受信することと、
受信した前記1以上の顧客選択認証項目を前記記憶部の前記表示制御情報に格納することと、
前記通信部を介した、前記顧客に関連付けられるユーザアクセスに応答して、前記顧客に関連付けられる1以上の顧客選択認証項目を含むように認証用インターフェースを動的に構成して第2のデバイスに提供することと
を実行するように構成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、エンドユーザが顧客企業のサービスを申し込む際の本人認証に使用する認証項目を、顧客企業ごとに柔軟に設定可能となる。また、それぞれの顧客企業が自前で決済情報の登録サイトを立ち上げる必要がなくなり、様々な顧客企業が共有可能な決済情報の登録サイトであっても、入力項目、すなわち、認証項目(顧客識別項目)が固定化されず、顧客に応じた動的な変更が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本明細書において開示される実施形態の詳細な理解は、添付図面に関連して例示される以下の説明から得ることができる。
本発明に係る決済処理装置10を含むシステム全体の構成図である。
本発明に係る決済処理装置10のシステム構成図である。
顧客別表示情報106のデータ構造の一例を説明する図である。
認証マスタ課金情報107のデータ構造の一例を説明する図である。
決済情報登録受付サービスの処理内容を説明するフロー図である。
複数の認証項目の中から顧客が1つ以上の任意の認証項目を選択し、認証項目の名称を変更するための認証項目設定画面600を例示する図である。
ユーザがユーザID及び顧客によって設定された認証情報を入力するログイン画面700を例示する図である。
サービス申込及び支払方法選択画面800を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(全体構成と各構成要素の機能)
図1は、本発明に係る決済処理装置10を含むシステム全体の構成図である。決済処理装置10は、決済代行システム11、エンドユーザ端末12、及び顧客装置13と相互に通信可能に接続される。決済代行システム11及び顧客装置13は、相互に通信可能に接続される。図1では、エンドユーザ端末12及び顧客装置13は1つしか示されていないが、これらは複数存在し得る。当業者には知られているように、決済代行システム11は、口座振替やクレジットカード決済などの決済手段について企業と金融機関の仲介をする決済代行会社によって使用され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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