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公開番号
2025093182
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208766
出願日
2023-12-11
発明の名称
供給システム、サーバ、ディスペンサ、及び供給方法
出願人
オモテテ株式会社
代理人
弁理士法人イノベンティア
主分類
G06Q
30/06 20230101AFI20250616BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザ情報の登録操作なく吸収性物品を提供できる供給システムを提供する。
【解決手段】供給システム100は、吸収性物品Aのディスペンサ5と、ディスペンサからの排出を制御するコントローラ(プロセッサ11,51)とを備える。ディスペンサは、格納されている吸収性物品を排出する排出機構を有する。コントローラは、所定のタイミングで時刻に基づいて生成されるワンタイムパスワードとアクセス情報とを含む二次元コードを生成してディスペンサの表面に表示させ(S1)、二次元コードを読み取ったユーザ端末からのアクセスに応じて吸収性物品の提供の可否を判定し(S2-1~5)、判定が可のときに排出動作を行わせる(S6)ように構成されている。可否を判定することは、ユーザ端末からのアクセスに含まれるワンタイムパスワードが、ユーザ端末からのアクセスを受け取ったタイミングに基づいた有効期間内であるか否か判定することを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吸収性物品の供給システムであって、
前記吸収性物品のディスペンサと、
前記ディスペンサからの前記吸収性物品の排出を制御するコントローラと、を備え、
前記ディスペンサは、前記コントローラの制御に従って、格納されている前記吸収性物品を排出する排出機構を有し、
前記コントローラは、
所定のタイミングで時刻に基づいて生成されるワンタイムパスワードとアクセス情報とを含む二次元コードを生成して前記ディスペンサの表面に表示させ、
前記二次元コードを読み取ったユーザ端末からのアクセスに応じて前記吸収性物品の提供の可否を判定し、
前記判定の結果が可であるときに、前記排出機構に排出動作を行わせる、ように構成されており、
前記可否を判定することは、前記ユーザ端末からのアクセスに含まれる前記ワンタイムパスワードが、前記ユーザ端末からのアクセスを受け取ったタイミングに基づいた有効期間内であるか否か、の第1の判定をすることを含む
供給システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、さらに、前記ワンタイムパスワードを規定の間隔で生成して、前記ディスペンサの前記二次元コードの表示を更新させる、ように構成されている
請求項1に記載の供給システム。
【請求項3】
前記アクセス情報は特定のウェブサイトへのアクセス情報を含み、
前記特定のウェブサイトは、前記ユーザ端末からの前記アクセス情報に従ったアクセスに応じて前記吸収性物品を要求する、ように構成されている
請求項1に記載の供給システム。
【請求項4】
前記アクセス情報は、前記ユーザ端末にインストールされている第1のアプリケーションに、第2のアプリケーションを起動させる起動情報を含み、
前記第2のアプリケーションは、前記ユーザ端末による前記起動情報に基づいた起動に応じて、前記第1のアプリケーションの一部の機能を用いて前記吸収性物品を要求する、ように構成されている
請求項1に記載の供給システム。
【請求項5】
前記ディスペンサは、さらに、近距離無線通信を行う通信部を有し、
前記吸収性物品の提供の可否を判定することは、前記通信部が近距離無線通信によって前記ユーザ端末から受信した情報が予め登録された情報であるか否かを判定することを含む
請求項1に記載の供給システム。
【請求項6】
前記コントローラは、さらに、前記吸収性物品の要求元の識別情報とともに前記吸収性物品の提供履歴を記録し、
前記判定の結果が可であることは、さらに、前記提供履歴に基づく第2の判定の結果が可である、ことを含む
請求項1に記載の供給システム。
【請求項7】
前記第2の判定は、同一の前記要求元の識別情報に対応付けられた前記吸収性物品の提供の時間間隔が規定間隔以上であること、を含む
請求項6に記載の供給システム。
【請求項8】
吸収性物品のディスペンサと通信可能なサーバであって、
前記ディスペンサは、前記サーバの制御に従って、格納されている前記吸収性物品を排出する排出機構を有し、
前記ディスペンサの表面に表示された、所定のタイミングで時刻に基づいて生成されるワンタイムパスワードとアクセス情報とを含む二次元コードを読み取ったユーザ端末からのアクセスに応じて前記吸収性物品の提供の可否を判定し、
前記判定の結果が可であるときに、前記排出機構に排出動作を行わせる、ように構成されており、
前記可否を判定することは、前記ユーザ端末からのアクセスに含まれる前記ワンタイムパスワードが、前記ユーザ端末からのアクセスを受け取ったタイミングに基づいた有効期間内であるか否かを判定することを含む
サーバ。
【請求項9】
吸収性物品のディスペンサであって、
表面に設けられた表示部と、
前記吸収性物品の格納部と、
前記格納部に格納された前記吸収性物品を排出する排出機構と、
サーバと通信する第1の通信部と、
コントローラと、を備え、
前記コントローラは、
所定のタイミングで時刻に基づいて生成されるワンタイムパスワードとアクセス情報とを含む二次元コードを生成して前記表示部に表示させ、
前記サーバからの制御信号に従って前記排出機構に排出動作を行わせる、ように構成されている
ディスペンサ。
【請求項10】
近距離無線通信を行う第2の通信部をさらに備え、
前記コントローラは、さらに、前記第2の通信部が近距離無線通信によってユーザ端末から受信した情報を前記第1の通信部に前記サーバに送信させる、ように構成されている
請求項9に記載のディスペンサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、供給システム、サーバ、ディスペンサ、及び供給方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
女性の生理期間は一生涯において非常に長い。そのため、生理期間をいかに快適に過ごすかが女性の人生の質を左右すると言っても過言ではない。
【0003】
生理に伴うストレスの1つに、生理でない期間と同様に生理用品を携帯せずにはトイレに行けないことが挙げられる。このストレスを取り除くために、発明者らは、公共のトイレでのトイレットペーパーと同じように生理用品も取得可能であればよいと思い至った。これにより、女性は、生理期間であっても生理でない期間と同様に生理用品を携帯せずにトイレに行くことができる。その結果、女性は生理に伴うストレスの1つから解放される。
【0004】
また、赤ちゃん用のおむつや大人用のおむつなど、広くサニタリー用の吸収性物品にも同様のことが言える。発明者らは、子連れの外出、おむつが必要な大人の外出、ペットとの外出などにおいて、おむつやペットシーツなどの吸収性物品も、公共のトイレでのトイレットペーパーと同じように取得可能であればよいと思い至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許7192154号公報
【発明の概要】
【0006】
この点、上記の特許文献1(特許7192154号公報)に開示されている、生理用品を提供するためのディスペンサをトイレなどに設置することが考えられる。これにより、女性は、トイレなどにおいて生理用品を取得することができる。
【0007】
しかしながら、特許文献1のディスペンサを利用して生理用品を取得するためには、ユーザは事前にユーザ情報を登録するための操作を行う必要があり、煩雑である。また、生理用品などの吸収性物品に関しては女性特有のデリケートさが要求されるものであるため、利用者によっては事前にユーザ情報を登録するための操作を行うことに抵抗を感じる場合もある。そのため、事前のユーザ情報の登録のための操作を必要とせずに吸収性物品を提供することができる供給システム、サーバ、ディスペンサ、及び供給方法が求められている。
【0008】
ある実施の形態に従うと、供給システムは吸収性物品の供給システムであって、吸収性物品のディスペンサと、ディスペンサからの吸収性物品の排出を制御するコントローラと、を備える。ディスペンサは、コントローラの制御に従って、格納されている吸収性物品を排出する排出機構を有する。コントローラは、所定のタイミングで時刻に基づいて生成されるワンタイムパスワードとアクセス情報とを含む二次元コードを生成してディスペンサの表面に表示させ、二次元コードを読み取ったユーザ端末からのアクセスに応じて吸収性物品の提供の可否を判定し、判定の結果が可であるときに、排出機構に排出動作を行わせる、ように構成されている。吸収性物品の提供の可否を判定することは、ユーザ端末からのアクセスに含まれるワンタイムパスワードが、ユーザ端末からのアクセスを受け取ったタイミングに基づいた有効期間内であるか否か、の第1の判定をすることを含む。
【0009】
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施の形態に係る供給システムの概要を表した図である。
図2は、供給システムに含まれるサーバの概略構成図である。
図3は、ディスペンサデータベース(DB)の構成の具体例を表した図である。
図4は、ユーザ情報DBの構成の具体例を表した図である。
図5は、広告DBの構成の具体例を表した図である。
図6は、供給システムに含まれるディスペンサの概略構成図である。
図7は、供給システムに含まれるユーザ端末の概略構成図である。
図8Aは、供給方法におけるディスペンサでの処理の一例を表したフローチャートである。
図8Bは、供給方法におけるディスペンサでの処理の一例を表したフローチャートである。
図9は、供給方法におけるユーザ端末での処理の一例を表したフローチャートである。
図10は、供給方法におけるサーバでの処理の一例を表したフローチャートである。
図11は、供給方法におけるサーバでの処理の一例を表したフローチャートである。
図12は、ユーザ端末での処理の変形例を表したフローチャートである。
図13は、ユーザ端末での処理の他の変形例を表したフローチャートである。
図14は、管理方法におけるディスペンサでの処理の一例を表したフローチャートである。
図15は、管理方法におけるサーバでの処理の一例を表したフローチャートである。
図17は、第1の案内方法におけるユーザ端末の表示画面の一例を表した概略図である。
図17は、第1の案内方法におけるサーバでの処理の一例を表したフローチャートである。
図18は、第2の案内方法におけるサーバでの処理の一例を表したフローチャートである。
図19は、第2の案内方法におけるユーザ端末の表示画面の一例を表した概略図である。
図20は、広告表示方法におけるサーバでの処理の一例を表したフローチャートである。
図21は、広告表示方法におけるユーザ端末の表示画面の一例を表した概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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