TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025093409
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209023
出願日
2023-12-12
発明の名称
車両の空調制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20250617BHJP(車両一般)
要約
【課題】冷媒循環回路内における冷媒通過音を抑制することができる車両の空調制御装置を提供する。
【解決手段】外気導入モードとなっている場合(ST1でYES判定)において推定される空調負荷が所定値以下(ST4でYES判定)であり、且つ外気温度が車室内温度よりも低いこと(ST6でYES判定)を条件として、吸込口モードを外気導入モードから内気循環モードに切り替える(ST7)。これにより、空調負荷が低い状況を解消して、冷媒通過音の発生を抑制することが可能になり、冷媒通過音に起因して乗員が違和感を感じてしまうといったことを抑制できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載され、内気循環モードと外気導入モードとの間で吸込口モードが切り替え可能とされた空調装置を制御する空調制御装置において、
前記吸込口モードが前記外気導入モードとなっている場合において推定される空調負荷が所定値以下であり、且つ外気温度が車室内温度よりも低いことを条件として、前記吸込口モードを前記外気導入モードから前記内気循環モードに切り替える吸込口モード切替部を備えていることを特徴とする車両の空調制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は車両の空調制御装置に係る。特に、本発明は吸込口モードの切替制御の改良に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されているように、車両に搭載された空調装置は、外気温度センサによって検出される外気温度や内気温度センサによって検出される車室内温度等のセンサ値、および、車室内設定温度(目標温度)等に基づいて、車室内に吹き出す空調風の温度や風量等の制御を行っている。
【0003】
また、空調装置は、吸込口モードとして、車室内の空気を取り入れる(車室内と空調装置との間で空気を循環させる)内気循環モードと車室内に外気を取り入れる(取り入れた外気を空調して車室内に供給する)外気導入モードとが切り替え可能となっている。この吸込口モードの切替制御に関し、特許文献1には、エコラン時であると判定され且つ外気温度が所定値以上であると判定された場合、外気導入モードにあれば内気循環モードに切り替える一方、外気温度が所定値未満であると判定された場合、内気循環モードに切り替えず外気導入モードを継続することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-106671号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、外気温度が比較的低い状況において外気導入モードで空調制御を行った場合、空調対象である外気(取り入れた空気)の温度が低いことで空調負荷が低くなっており、それに起因して冷媒循環回路内において冷媒通過音が増大してしまう可能性があった。この冷媒通過音の発生原因の一例としては、空調負荷が低いことに起因して冷媒循環回路内における冷媒の液相の割合が高くなり(例えば蒸発器における冷媒の蒸発量が少ないことで液相の割合が高くなり)、冷媒流れに乱れが生じてしまうこと等が挙げられる。このように冷媒通過音が増大してしまう状況では、該冷媒通過音が車室内に伝達された場合に乗員が違和感を感じてしまう可能性があるため好ましくない。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷媒循環回路内における冷媒通過音を抑制することができる車両の空調制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、車両に搭載され、内気循環モードと外気導入モードとの間で吸込口モードが切り替え可能とされた空調装置を制御する空調制御装置を前提とする。そして、この空調制御装置は、前記吸込口モードが前記外気導入モードとなっている場合において推定される空調負荷が所定値以下であり、且つ外気温度が車室内温度よりも低いことを条件として、前記吸込口モードを前記外気導入モードから前記内気循環モードに切り替える吸込口モード切替部を備えていることを特徴とする。
【0008】
この特定事項により、空調負荷が低いことに起因して冷媒通過音が増大してしまう虞がある状況において、吸込口モードを外気導入モードから内気循環モードに切り替えることで空調負荷が低い状況を解消し、これにより冷媒通過音を抑制することが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、外気導入モードとなっている場合において推定される空調負荷が所定値以下であり、且つ外気温度が車室内温度よりも低いことを条件として、吸込口モードを外気導入モードから内気循環モードに切り替えるようにしている。これにより、空調負荷が低い状況を解消することで冷媒通過音を抑制することが可能になり、冷媒通過音に起因して乗員が違和感を感じてしまうといったことを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る空調ユニットの概略構成を示す図である。
実施形態に係る空調ユニットの制御系の概略構成を示すブロック図である。
実施形態に係る吸込口モード切替制御の手順を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
カーテント
23日前
個人
車窓用防虫網戸
1か月前
個人
警告装置
2か月前
個人
小型EVシステム
2か月前
個人
車輪清掃装置
27日前
日本精機株式会社
ケース
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
アンチロール制御装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
17日前
井関農機株式会社
作業車両
15日前
個人
キャンピングトライク
10日前
個人
キャンピングトレーラー
10日前
個人
車両用スリップ防止装置
1日前
個人
ブレーキシステム
2か月前
個人
ワイパーゴム性能保持具
1か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
2か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
2か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
1か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
17日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
帝国繊維株式会社
作業車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
14日前
株式会社ユーシン
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
17日前
スズキ株式会社
車両制御装置
2か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
2か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る