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公開番号
2025094429
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023209958
出願日
2023-12-13
発明の名称
建設現場における資材の運搬方法、および、建設現場における資材運搬システム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E04G
21/14 20060101AFI20250618BHJP(建築物)
要約
【課題】 建設現場で使用する資材等の物流を効率化するための技術を提供する。
【解決手段】 作業者が作業中であるか否かに関わらず、荷下ろし階において荷下ろしした資材を、荷下ろし階に隣接する隣接階の仮置き場に仮置きする資材仮置き工程と、作業者の非作業中に、仮置き場に仮置きした資材を昇降機により目的階まで搬送する資材搬送工程と、目的階において、資材を昇降機から搬出して資材置き場に運搬する資材運搬工程と、を含む。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
建設中の建物において、資材の荷下ろしを行う荷下ろし階から、当該荷下ろし階に隣接する隣接階、および、当該隣接階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、
前記作業者が作業中であるか否かに関わらず、荷下ろしした前記資材を前記隣接階の仮置き場に仮置きする資材仮置き工程と、
前記作業者の非作業中に、前記仮置きした前記資材を前記昇降機により目的階まで搬送する資材搬送工程と、
前記目的階において、前記資材を前記昇降機から搬出し、搬出した当該資材を前記目的階における資材置き場に運搬する資材運搬工程と、を含むことを特徴とする建設現場における資材の運搬方法。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記荷下ろし階から前記隣接階に亘って設けられた仮設構造物をさらに備え、
前記資材仮置き工程は、前記仮設構造物を使用して実行する工程であることを特徴とする請求項1に記載の建設現場における資材の運搬方法。
【請求項3】
建設中の建物において、資材の荷下ろしを行う荷下ろし階から、当該荷下ろし階に隣接する隣接階に亘って設けられた仮設構造物と、
前記荷下ろし階から前記隣接階、および、当該隣接階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機と、を含み、
前記仮設構造物には、前記荷下ろし階から前記隣接階に亘って設けられた資材用昇降機を備え、
前記資材用昇降機により前記資材を前記隣接階に搬送し、当該隣接階に搬送した前記資材を前記昇降機により目的階まで搬送することにより、
前記作業者が作業中であるか否かに関わらず、荷下ろした前記資材を前記隣接階の仮置き場に仮置きし、
前記作業者の非作業中に、前記仮置きした前記資材を前記目的階の資材置き場に運搬することを可能としたことを特徴とする建設現場における資材運搬システム。
【請求項4】
前記仮設構造物は、前記建物の内部に設けられることを特徴とする請求項3に記載の建設現場における資材運搬システム。
【請求項5】
前記仮設構造物は、前記建物の外部に設けられることを特徴とする請求項3に記載の建設現場における資材運搬システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建設現場における資材の運搬方法、および、建設現場における資材運搬システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ビルやマンション等の建設現場においては、建設現場で使用する資材等を積載した車輌から資材等を荷下ろしする荷下ろし階(例えば、1階)で行い、荷下ろしした資材等は荷下ろし階に仮置きするとともに、仮置きした資材等は作業者が使用する仮設エレベータ等の昇降機により各階に搬送するようにしていた。
【0003】
例えば、特許文献1には、建築物の1階~n階に亘って形成した楊重リフトと、無人搬送車により、1階のストックヤード(仮置き場)に搬入した各種の資材を1階以外の各階に運搬する技術が開示されている。
【0004】
この特許文献1に開示された技術によれば、建築現場に搬入された各種の資材を指定された工区及び作業位置へ無人で自動的に搬送することができるため、資材の運搬作業を夜間等の就労時間外に行なうことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平4-75994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、荷下ろし階は、その階で使用する資材等の置き場を確保したり、トラック等の車輌が通行するための動線を確保したりする必要がある。また、荷下ろし階でも建築作業が行われたり、作業関係者が通行したりする場合もある。そのため、荷下ろし階では仮置き場を広く確保することは困難である。
【0007】
したがって、仮置き場のスペースが制限されることによって仮置き可能な資材等の量が制限され、また、仮置き可能な資材等の量が制限されることによって搬入階以外に運搬できる資材等の量も制限されるため、建設現場で使用する資材等の物流は非効率である。
【0008】
本開示は、建設現場で使用する資材等の物流を効率化するための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本開示の建設現場における資材の運搬方法は、建設中の建物において、資材の荷下ろしを行う荷下ろし階から、当該荷下ろし階に隣接する隣接階、および、当該隣接階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機を備え、前記作業者が作業中であるか否かに関わらず、荷下ろしした前記資材を前記隣接階の仮置き場に仮置きする資材仮置き工程と、前記作業者の非作業中に、前記仮置きした前記資材を前記昇降機により目的階まで搬送する資材搬送工程と、前記目的階において、前記資材を前記昇降機から搬出し、搬出した当該資材を前記目的階における資材置き場に運搬する資材運搬工程と、を含む。
【0010】
また、本開示の資材運搬システムは、資材の荷下ろしを行う荷下ろし階から、当該荷下ろし階に隣接する隣接階に亘って設けられた仮設構造物と、前記荷下ろし階から前記隣接階、および、当該隣接階よりも上階に亘って設けられ各階で作業する作業者が使用可能な昇降機と、を含み、前記仮設構造物には、前記荷下ろし階から前記隣接階に亘って設けられた資材用昇降機を備え、前記資材用昇降機により前記資材を前記隣接階に搬送し、当該隣接階に搬送した前記資材を前記昇降機により目的階まで搬送することにより、前記作業者が作業中であるか否かに関わらず、荷下ろした前記資材を前記隣接階の仮置き場に仮置きし、前記作業者の非作業中に、前記仮置きした前記資材を前記目的階の資材置き場に運搬することを可能とした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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