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公開番号2025094847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210629
出願日2023-12-13
発明の名称ノイズキャンセリング方法、情報処理装置、及びプログラム
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G10K 11/178 20060101AFI20250618BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ノイズキャンセリング技術を改善する。
【解決手段】情報処理装置10が実行するノイズキャンセリング方法であって、タイヤの特性情報に基づいて空洞共鳴音を推定するステップと、空洞共鳴音のキャンセル音を生成するステップと、キャンセル音をスピーカから発するステップとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置が実行するノイズキャンセリング方法であって、
タイヤの接地面に向けられた指向性のマイクから車外騒音を収音するステップと、
前記収音するステップで収音された車外騒音のキャンセル音を生成するステップと、
前記キャンセル音を前記接地面に向けてスピーカから発するステップと、
を含む、ノイズキャンセリング方法。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1に記載のノイズキャンセリング方法であって、さらに、
前記マイク及び前記スピーカは、前記タイヤの踏み込み部又は蹴り出し部の少なくともいずれか一方に向けられたものである、ノイズキャンセリング方法。
【請求項3】
請求項2に記載のノイズキャンセリング方法であって、
前記マイク及び前記スピーカは、フェンダー下端部に設置される、ノイズキャンセリング方法。
【請求項4】
請求項3に記載のノイズキャンセリング方法であって、
前記タイヤは、車両後輪の少なくとも一つ以上である、ノイズキャンセリング方法。
【請求項5】
情報処理装置が実行するノイズキャンセリング方法であって、
タイヤの接地面に向けられた指向性のマイクから車外騒音を収音するステップと、
前記収音するステップで収音された車外騒音のキャンセル音を生成するステップと、
前記キャンセル音を車体の側方に向けてスピーカから発するステップと、
を含む、ノイズキャンセリング方法。
【請求項6】
請求項5に記載のノイズキャンセリング方法であって、
前記マイクは、前記タイヤの踏み込み部又は蹴り出し部の少なくともいずれか一方に向けられた指向性のマイクである、ノイズキャンセリング方法。
【請求項7】
請求項6に記載のノイズキャンセリング方法であって、
前記スピーカは、サイドシル下端部に設置される、ノイズキャンセリング方法。
【請求項8】
請求項1ないし7のいずれか一項に記載のノイズキャンセリング方法を実行するプロセッサを備える、情報処理装置。
【請求項9】
請求項1ないし7のいずれか一項に記載のノイズキャンセリング方法を情報処理装置に実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ノイズキャンセリング方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両の走行に伴い発生する騒音を低減するために、従来から、ノイズキャンセリング技術が知られている。例えば、特許文献1には、タイヤ周辺にシールドカバーを形成することでタイヤのパターンノイズによる音場の発生を抑制する低騒音ポケットホイールハウスが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0206332号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術は、タイヤに取り付けるホイールガードによりノイズ(騒音)を減少させるものであるが、キャンセル音を発することによりノイズを打ち消すことについては検討されていなかった。このようにノイズキャンセリング技術には改善の余地があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、車外騒音をキャンセルするノイズキャンセリング技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態に係るノイズキャンセリング方法は、情報処理装置が実行するノイズキャンセリング方法であって、
タイヤの接地面に向けられた指向性のマイクから車外騒音を収音するステップと、
前記収音するステップで収音された車外騒音のキャンセル音を生成するステップと、
前記キャンセル音を前記接地面に向けてスピーカから発するステップと、
を含む。
このような構成によれば、情報処理装置は、車外騒音の発生源付近に向けてこれを打ち消す音を発することにより、車外騒音を減少させることができ、ノイズキャンセリング技術が改善される。
【0007】
(2)本開示の一実施形態に係るノイズキャンセリング方法は、(1)に記載のノイズキャンセリング方法であって、
前記マイク及び前記スピーカは、前記タイヤの踏み込み部又は蹴り出し部の少なくともいずれか一方に向けられたものである。
このような構成によれば、より車外騒音の発生源に近いところの音を収音することができ、ノイズキャンセルの効果を高められる。
【0008】
(3)本開示の一実施形態に係るノイズキャンセリング方法は、(1)又は(2)に記載のノイズキャンセリング方法であって、
前記マイク及び前記スピーカは、フェンダー下端部に設置される。
このような構成によれば、より車外騒音の発生源に近いところの音を収音してキャンセル音を発することができ、ノイズキャンセルの効果を高められる。
【0009】
(4)本開示の一実施形態に係るノイズキャンセリング方法は、(1)ないし(3)のいずれか一項に記載のノイズキャンセリング方法であって、さらに、
前記タイヤは、車両後輪の少なくとも一つ以上である。
このような構成によれば、より車外騒音への影響が大きい後輪に対してノイズキャンセルを施すことで、騒音を減少させられる。
【0010】
(5)本開示の一実施形態に係るノイズキャンセリング方法は、情報処理装置が実行するノイズキャンセリング方法であって、
タイヤの接地面に向けられた指向性のマイクから車外騒音を収音するステップと、
前記収音するステップで収音された車外騒音のキャンセル音を生成するステップと、
前記キャンセル音を車体の側方に向けてスピーカから発するステップと、を含む。
このような構成によれば、通行人等がいる方に向けてこれを打ち消す音を発することにより、通行人等に対する車外騒音を減少させることができ、ノイズキャンセルの効果を高められる。
(【0011】以降は省略されています)

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