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公開番号
2025094964
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210668
出願日
2023-12-14
発明の名称
窓体
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
E04B
2/96 20060101AFI20250619BHJP(建築物)
要約
【課題】パネルを押縁により屋外側において保持する窓体の断熱性能を簡単に向上させる。
【解決手段】窓体であるカーテンウォールユニット2は、パネル2Bと、パネル2Bを屋内側において保持する枠材である縦枠6と、パネル2Bを屋外側において保持する押縁20と、押縁20を縦枠6に連結する連結部材30を備える。連結部材30は、縦枠6に取り付けられる取付材60と、押縁20が装着される装着材70と、取付材60と装着材70の間に位置して取付材60と装着材70に固定された断熱ブリッジ80を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
パネルと、前記パネルを屋内側において保持する枠材と、前記パネルを屋外側において保持する押縁と、前記押縁を前記枠材に連結する連結部材と、を備えた窓体であって、
前記連結部材は、前記枠材に取り付けられる取付材と、前記押縁が装着される装着材と、前記取付材と前記装着材の間に位置して前記取付材と前記装着材に固定された断熱ブリッジと、を有する窓体。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された窓体において、
前記枠材は、前記枠材の長手方向に延びる係合溝部を有し、
前記取付材は、前記係合溝部に対して前記枠材の長手方向にスライド可能に係合して前記係合溝部に取り付けられる窓体。
【請求項3】
請求項1に記載された窓体において、
前記枠材は、前記取付材を受ける受け部を有し、
前記取付材は、前記受け部に引っ掛けられて係止される係止部を有し、
前記枠材に固定され、前記係止部を押さえて前記受け部に保持する押さえ材を備えた窓体。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載された窓体において、
前記パネルは、前記枠材、前記押縁、及び、前記連結部材により形成される保持溝部に保持され、
前記連結部材は、前記パネルの端面と対向する前記保持溝部の溝底部に位置する窓体。
【請求項5】
請求項1ないし3のいずれかに記載された窓体において、
前記パネルにより閉鎖される開口を形成する複数の前記枠材を備え、
複数の前記枠材のうちの少なくとも2つの前記枠材に取り付けられる前記連結部材は、それぞれの長手方向に直行する断面において、互いに同じ断面形状に形成された窓体。
【請求項6】
請求項1ないし3のいずれかに記載された窓体において、
前記窓体は、カーテンウォールユニットである窓体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、枠材と押縁の間にパネルが保持された窓体に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
カーテンウォールユニットや建具等の窓体では、パネルが枠体の開口に配置されて、押縁が枠体の枠材に取り付けられている。また、押縁は、パネルの屋外側に配置されて、パネルを屋外側において保持している。このような窓体では、押縁と枠材が外気に接することで、外気の温度に応じて、押縁と枠材の温度が低下する。これに対し、従来、室内側アルミ部材、室外側アルミ部材、及び、室内側アルミ部材と室外側アルミ部材を連結する断熱ブリッジ材によりガラス呑み込み溝を構成し、断熱ブリッジ材により室内外の伝熱を遮断して、断熱性能を向上させた建具が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来の建具では、室内側アルミ部材の連結部をカシメることで、断熱ブリッジ材を室内側アルミ部材の連結部に連結し、室外側アルミ部材の本体部をカシメることで、断熱ブリッジ材を室外側アルミ部材の本体部に連結する。これにより、ガラス呑み込み溝を有する建具のフレームを製造する。ところが、フレームを構成する比較的大きな室内側アルミ部材と室外側アルミ部材のそれぞれに、断熱ブリッジ材をカシメにより連結する必要があり、断熱ブリッジ材の連結及びフレームの製造に手間がかかることがある。また、室内側アルミ部材の連結部と室外側アルミ部材の本体部のそれぞれをカシメるための装置が必要であり、カシメ箇所の強度や止水性等の検証が必要なこともある。そのため、従来の建具では、断熱性能の向上に要する手間やコストが増加する虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-169739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、パネルを押縁により屋外側において保持する窓体の断熱性能を簡単に向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
パネルと、前記パネルを屋内側において保持する枠材と、前記パネルを屋外側において保持する押縁と、前記押縁を前記枠材に連結する連結部材と、を備えた窓体であって、
前記連結部材は、前記枠材に取り付けられる取付材と、前記押縁が装着される装着材と、前記取付材と前記装着材の間に位置して前記取付材と前記装着材に固定された断熱ブリッジと、を有する窓体である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、パネルを押縁により屋外側において保持する窓体の断熱性能を簡単に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
第1実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
図1のX1-X1線で切断した第1実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
第1実施形態のカーテンウォールユニットの押縁と連結部材の周辺部分を示す横断面図である。
図1のX2-X2線で切断した第1実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
図1のX3-X3線で切断した第1実施形態のカーテンウォールユニットを示す縦断面図である。
第2実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
第2実施形態のカーテンウォールユニットの押縁と連結部材の周辺部分を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の窓体の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の窓体は、パネルを備えた窓構造体であり、パネルを枠材と押縁により保持している。以下では、窓体がカーテンウォールユニットである場合を例にとり、カーテンウォールユニット(窓体)の2つの実施形態について説明する。カーテンウォールユニットは、建物のカーテンウォールに用いられて、建物の外壁に設置される。また、複数のカーテンウォールユニットは、互いに組み合わされて、カーテンウォールの一部を構成する。カーテンウォールユニット及びカーテンウォールは、建物の外壁で、建物の屋内(室内)と屋外(室外)の間に設置されて、建物の外壁を形成する。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建物10に設置されたカーテンウォール1の一部及びカーテンウォールユニット2の概略構成を屋外側からみて示している。図2は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す縦断面図であり、上下方向Rと屋内外方向Tを含む面で切断したカーテンウォール1と建物10の一部を示している。図3は、第1実施形態のカーテンウォール1を示す横断面図であり、左右方向Sと屋内外方向Tを含む面で切断したカーテンウォール1を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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