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公開番号
2025097119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213226
出願日
2023-12-18
発明の名称
テント
出願人
株式会社タナクロ
代理人
主分類
E04H
15/54 20060101AFI20250623BHJP(建築物)
要約
【課題】雨が侵入する余地のないテントであり、通気性がよく、かつ組立てが簡単なテントが求められている。
【解決手段】テント本体とアウターパネル2を備え、前記テント本体は、アーチ状の複数のフレーム体4a、4b、4cと、内部空間への出入りを可能とする少なくとも1以上の開口部を有するメインパネル3と、天井パネル5を有し、前記アウターパネル2は、その上縁部で前記メインパネル3と天井パネル5に連結されており、一枚構造であり、跳ね上げることが可能であり、前記フレーム体4a、4b、4cは、前記アウターパネル2と前記メインパネル3の間に設置され、天井パネル5に設けられたスリーブを通過することを特徴とするテントである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
テント本体とアウターパネルを備え、
前記テント本体は、アーチ状の複数のフレーム体と、内部空間への出入りを可能とする少なくとも1以上の開口部を有するメインパネルと、天井パネルを有し、
前記アウターパネルは、その上縁部で前記メインパネルと天井パネルに連結されており、一枚構造であり、跳ね上げることが可能であり、
前記フレーム体は、前記アウターパネルと前記メインパネルの間に設置され、天井パネルに設けられたスリーブを通過することを特徴とするテント。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記メインパネルは、一部にメッシュ素材を使用し、必要に応じて同形状の布素材のカバーで被覆可能である請求項1記載のテント。
【請求項3】
前記天井パネルに設けられたスリーブのメインパネル側の先端にテープ部を備えており、
前記テープ部の裏側には面ファスナーがとりつけられており、
メインパネルの開口部の直下側に、対応する面ファスナーがとりつけられており
前記テープ部は、前記フレーム体を挿入する際の位置決めのために、前記スリーブに入れるガイドとして機能することを特徴とする請求項1または2記載のテント。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キャンプやアウトドア等で使用するテントに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
キャンプやアウトドアで使用されるテントには、トンネル型やドーム型などがある。トンネル型は内部空間が広く、ドーム型は自立式で設営が容易である。なお本明細書及び特許請求の範囲でいう「テント」には、床面がなく、地面が露出しているシェルターが含まれる。
従来のテントの問題として、雨水の侵入がある。隙間や縫い目、特に接合部やジッパー付近からの雨水の侵入は、テント使用時の大きな問題であり、これによりテント内が濡れたり、快適性が低下したりする。またテントの入り口を完全に閉じると換気の問題が起こる。完全に閉じたテントは、暖かい気候や湿度の高い環境では内部が蒸れやすく、不快な滞在環境を生み出すことがある。メッシュパネルは通気性を向上させるが、プライバシーを損なうことがある。また雨水の侵入を防ぐために庇部を設けることもあるが、設営が面倒である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-53125
特開2021―21247
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、庇シートを弛みなく張ることが容易なテントの構造を実現することを目的としている。庇部の構造は、庇用フレーム部材と庇シートがあり、庇部が開口部の上部から外部空間側に突出する。庇部の支持方法は、庇用フレーム部材が弓形で、直線状に変形しようとする弾力を利用する。日除けや雨除けのための庇部を備えるテントであるが、設営が面倒である。庇用フレーム部材を使用せずに、さらなる設営の簡易性が求められる。
【0005】
特許文献2は、庇シートがテント本体の開口部の上縁部に連結され、庇として機能し、前室部を設け、庇シートの下に配置するものである。雨水の侵入を防ぐことはできるが、前室部を設けることにより、設営が複雑になる。
【0006】
その他市販のトンネル型テントで開口部が多いようなテントは、ポールによってメインパネルが分割され、メインパネルは一枚の構造ではなく、複数枚の構造であることが多い。それぞれのメインパネルを跳ね上げてそれぞれポールで支えた場合、メインパネルとメインパネルの間から雨が侵入することがある。よって、設営が簡単ではあるテントの場合に、雨水の侵入を完璧に防ぐことはできない場合が多い。
【0007】
また、雨除けで一枚構造のアウターパネルを別布で被せることもできるが、いったんテントを立てた後に別布を被せるので、設営が面倒である。
したがって、雨が侵入する余地のない庇シート等を備えるテントであると設営が大変となり、従来のトンネル型等の開口部が多いようなテントで設営が簡単なものは、雨水の侵入を完璧に防ぐことはできない。
【0008】
本発明は、このような実情に鑑みて、提案されたものである。すなわち、雨が侵入する余地のないテントであり、通気性がよく、かつ組立てが簡単なテントである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
テント本体とアウターパネルを備え、
前記テント本体は、アーチ状の複数のフレーム体と、内部空間への出入りを可能とする少なくとも1以上の開口部を有するメインパネルと、天井パネルを有し、
前記アウターパネルは、その上縁部で前記メインパネルと天井パネルに連結されており、一枚構造であり、跳ね上げることが可能であり、
前記フレーム体は、前記アウターパネルと前記メインパネルの間に設置され、天井パネルに設けられたスリーブを通過することを特徴とするテントである。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、跳ね上げ可能な一体型アウターパネルを使用することにより、雨水の侵入を完全に防ぐことが可能である。テントのアウターパネルが本体に直接縫い付けられており、アウターパネルとメインパネルの二層構造である。アウターパネルはポールなど使用して、跳ね上げることができるため、利便性がよく、雨から保護することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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