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公開番号
2025097233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213419
出願日
2023-12-18
発明の名称
屋根構造体およびフィン
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E04H
6/02 20060101AFI20250623BHJP(建築物)
要約
【課題】排水中空部の排水が可能であり、しかも意匠上好適となる屋根構造体およびフィンを提供する。
【解決手段】屋根構造体10は、屋根材18と、屋根材18の縁を支持する前枠20と、前枠20の外周側に取り付けられるフィン12とを有する。前枠20は屋根材18との間に排水中空部20eを形成し、該排水中空部20eの外周面には枠壁排水孔30eが形成されており、フィン12は枠壁排水孔30eを覆う位置に取り付けられ、枠壁排水孔30eから排出される水を外に導く排水路38を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
屋根材と、
前記屋根材の縁を支持する枠材と、
前記枠材の外周側に取り付けられるフィンと、
を有し、
前記枠材は前記屋根材との間に排水中空部を形成し、該排水中空部の外周面には枠壁排水孔が形成されており、
前記フィンは前記枠壁排水孔を覆う位置に取り付けられ、該枠壁排水孔から排出される水を外に導く排水路を有する
ことを特徴とする屋根構造体。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記フィンは中空構造の形材であって、
前記排水路は、前記枠壁排水孔に対面する導入口、および中空構造の下壁に形成されたフィン下排水孔により構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項3】
前記フィンは先端側の先端室と前記枠材に対面する側に開口する基端凹部とに仕切られており、
前記フィン下排水孔は前記基端凹部における前記下壁に形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の屋根構造体。
【請求項4】
前記屋根材は傾斜しており、
前記枠材は前記屋根材の傾斜の下方縁を支持するものである
ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項5】
前記フィンの先端には下方に突出するフィン端水切片が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項6】
前記枠材は、前記排水中空部の下に仕切壁で仕切られた中空部を備え、
前記フィンの下壁は前記仕切壁の延長上となる位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項7】
前記枠材の外周側面には下方に突出する枠端水切片が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項8】
前記屋根材は複数の支柱および梁によって支持されている
ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項9】
前記フィンの上面は前記屋根材の延長面をなし、または該延長面と平行になっている
ことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造体。
【請求項10】
屋根材、および前記屋根材の縁を支持する枠材を備える屋根構造体に取り付けられるフィンであって、
前記枠材は前記屋根材との間に排水中空部を形成し、該排水中空部の外周面には枠壁排水孔が形成されており、
前記枠材の外周側で前記枠壁排水孔を覆う位置に取り付けられ、該枠壁端排水孔から排出される水を外に導く排水路を有する
ことを特徴とするフィン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋根材と該屋根材の縁を支持する枠材とを備える屋根構造体、および枠材に取り付けられるフィンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
カーポートなどにおける屋根構造体は、屋根材と該屋根材の縁を支持する枠材とを備える。枠材の外周側面には意匠上の考慮から外周側にさらに突出するフィンが設けられることがある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-113466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような枠材には屋根材との間に排水中空部が形成さていることがある。屋根構造体の仕様によっては中空部に水が浸入することがあり、その排水のためには外周面に排水孔を形成することが考えられる。しかしながら、枠の外周面に上記のようなフィンを設けると排水孔を塞いでしまう。また、排水孔を避けてフィンを設けると該排水孔が視認されて意匠上好ましくない。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、排水中空部の排水が可能であり、しかも意匠上好適となる屋根構造体およびフィンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる屋根構造体は、屋根材と、前記屋根材の縁を支持する枠材と、前記枠材の外周側に取り付けられるフィンと、を有し、前記枠材は前記屋根材との間に排水中空部を形成し、該排水中空部の外周面には枠壁排水孔が形成されており、前記フィンは前記枠壁排水孔を覆う位置に取り付けられ、該枠壁排水孔から排出される水を外に導く排水路を有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明にかかるフィンは、屋根材、および前記屋根材の縁を支持する枠材を備える屋根構造体に取り付けられるフィンであって、前記枠材は前記屋根材との間に排水中空部を形成し、該排水中空部の外周面には枠壁排水孔が形成されており、前記枠材の外周側で前記枠壁排水孔を覆う位置に取り付けられ、該枠壁端排水孔から排出される水を外に導く排水路を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、排水中空部の排水が可能であり、しかも枠壁端排水孔が視認さなくなって意匠上好適となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の本実施形態にかかる屋根構造体およびフィンを備えるカーポートの正面図である。
カーポートの側面図である。
カーポートにおける前端部の断面側面図である。
カーポートにおける前端部の底面図である。
前枠正面図である。
フィンの底面図である。
フィンの断面側面図である。
第1変形例にかかるフィンが前枠に取り付けられた状態の断面側面図である。
第2変形例にかかるフィンが前枠に取り付けられた状態の断面側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明にかかる屋根構造体およびフィンの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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