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公開番号2025107027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000731
出願日2024-01-05
発明の名称建具群、段窓又は連窓
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E06B 1/36 20060101AFI20250710BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】意匠性の向上と製品コストの低減とを両立でき、さらに作業効率を向上させる。
【解決手段】建具群、段窓又は連窓は、第1枠体と、前記第1枠体に支持された第1面材とを備えるFIX窓と、第2枠体と、第2面材を支持した框体を有し、前記第2枠体に対して開閉可能に支持された障子とを備える可動窓とを含む。FIX窓は、前記第1面材の室内側表面を押さえる第1押縁と、前記第1押縁が係合される第1被係合部と、前記第1面材の室外側表面を押さえる第1見付け片とを備える。可動窓は、前記第2面材の室内側表面を押さえる第2押縁と、前記第2押縁が係合される第2被係合部と、前記第2面材の室外側表面を押さえる第2見付け片とを備える。第1押縁及び第2押縁は同一の断面形状を有し、前記第1枠体の枠内外方向を基準とした場合の前記第1被係合部から前記第1見付け片の端部までの距離と、前記框体の枠内外方向を基準とした場合の前記第2被係合部から前記第2見付け片の端部までの距離とが同一である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1枠体と、前記第1枠体に支持された第1面材とを備えるFIX窓と、
第2枠体と、第2面材を支持した框体を有し、前記第2枠体に対して開閉可能に支持された障子とを備える可動窓と、
を含む建具群、段窓又は連窓であって、
前記FIX窓は、
前記第1枠体に設けられ、前記第1面材の縁部が配置される第1開口溝と、
前記第1枠体における前記第1開口溝の室内側に取り付けられ、前記第1面材の室内側表面を押さえる第1押縁と、
前記第1枠体における前記第1開口溝の室内側に設けられ、前記第1押縁が係合される第1被係合部と、
前記第1枠体における前記第1開口溝の室外側に設けられ、前記第1面材の室外側表面を押さえる第1見付け片と、
を備え、
前記可動窓は、
前記框体に設けられ、前記第2面材の縁部が配置される第2開口溝と、
前記框体における前記第2開口溝の室内側に取り付けられ、前記第2面材の室内側表面を押さえる第2押縁と、
前記框体における前記第2開口溝の室内側に設けられ、前記第2押縁が係合される第2被係合部と、
前記框体における前記第2開口溝の室外側に設けられ、前記第2面材の室外側表面を押さえる第2見付け片と、
を備え、
前記第1押縁及び前記第2押縁は、同一の断面形状を有し、
前記第1枠体の枠内外方向を基準とした場合の前記第1被係合部から前記第1見付け片の端部までの距離と、前記框体の枠内外方向を基準とした場合の前記第2被係合部から前記第2見付け片の端部までの距離とが、同一である
ことを特徴とする建具群、段窓又は連窓。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建具群、段窓又は連窓であって、
前記第1枠体は、上枠と、下枠と、一対の縦枠とを有し、
前記框体は、上框と、下框と、一対の縦框とを有し、
前記第1押縁は、前記一対の縦枠に対してそれぞれ取り付けられ、
前記第2押縁は、前記上框、前記下框及び前記一対の縦框に対してそれぞれ取り付けられている
ことを特徴とする建具群、段窓又は連窓。
【請求項3】
請求項2に記載の建具群、段窓又は連窓であって、
前記一対の縦枠はそれぞれ、前記第1開口溝が設けられた金属縦枠と、前記金属縦枠の室内側に設けられた樹脂縦枠とを有し、
前記金属縦枠は、前記第1開口溝の枠外側に中空部を有する
ことを特徴とする建具群、段窓又は連窓。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の建具群、段窓又は連窓であって、
前記第1枠体及び前記第2枠体はそれぞれ、金属枠材と、前記金属枠材の室内側に設けられた樹脂枠材とを有し、
前記第1押縁及び前記第2押縁はそれぞれ、金属押縁と、前記金属押縁の室内側に設けられた樹脂押縁とを有する
ことを特徴とする建具群、段窓又は連窓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建具群、段窓又は連窓に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ビルや住宅等の窓には、枠体でガラスを支持したFIX窓と、框体でガラスを支持した障子を枠体に対して開閉可能に連結した可動窓とがある。特許文献1には、FIX窓と可動窓を左右に並べた連窓が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-162353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のFIX窓及び可動窓は、いずれもガラスの室内側表面を押縁で押さえる構成である。この構成では、FIX窓と可動窓の押縁がそれぞれ専用部品であって互いの断面形状が異なる。このため、左右に並ぶ窓の内観意匠の統一性が損なわれている。押縁が各窓で専用部品のため、部品コストが高い。また、例えばFIX窓と可動窓の幅寸法が略同一である場合は各窓の押縁を取り違えて装着する可能性もあり、作業効率が低い。
【0005】
このような問題は、FIX窓と可動窓を左右に並べた連窓の他、上下に並べた段窓等でも起こり得る。さらにこのような問題は、例えばFIX窓と可動窓を個別の建具とした製品ラインナップ(建具群)においても同様に起こり得る。
【0006】
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、意匠性の向上と製品コストの低減とを両立でき、さらに作業効率を向上させることができる建具群、段窓又は連窓を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る建具群、段窓又は連窓は、第1枠体と、前記第1枠体に支持された第1面材とを備えるFIX窓と、第2枠体と、第2面材を支持した框体を有し、前記第2枠体に対して開閉可能に支持された障子とを備える可動窓と、を含む建具群、段窓又は連窓であって、前記FIX窓は、前記第1枠体に設けられ、前記第1面材の縁部が配置される第1開口溝と、前記第1枠体における前記第1開口溝の室内側に取り付けられ、前記第1面材の室内側表面を押さえる第1押縁と、前記第1枠体における前記第1開口溝の室内側に設けられ、前記第1押縁が係合される第1被係合部と、前記第1枠体における前記第1開口溝の室外側に設けられ、前記第1面材の室外側表面を押さえる第1見付け片と、を備え、前記可動窓は、前記框体に設けられ、前記第2面材の縁部が配置される第2開口溝と、前記框体における前記第2開口溝の室内側に取り付けられ、前記第2面材の室内側表面を押さえる第2押縁と、前記框体における前記第2開口溝の室内側に設けられ、前記第2押縁が係合される第2被係合部と、前記框体における前記第2開口溝の室外側に設けられ、前記第2面材の室外側表面を押さえる第2見付け片と、を備え、前記第1押縁及び前記第2押縁は、同一の断面形状を有し、前記第1枠体の枠内外方向を基準とした場合の前記第1被係合部から前記第1見付け片の端部までの距離と、前記框体の枠内外方向を基準とした場合の前記第2被係合部から前記第2見付け片の端部までの距離とが、同一である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の上記態様によれば、意匠性の向上と製品コストの低減とを両立でき、さらに作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る建具群を室内側から見た姿図である。
図1に示すFIX窓の縦断面図である。
図1に示すFIX窓の横断面図である。
図1に示す段窓の縦断面図である。
図4に示す可動窓の縦断面図である。
図4に示す可動窓の横断面図である。
図4に示すFIX窓の横断面図である。
図3に示すFIX窓の押縁及びその周辺部の横断面図である。
図6に示す可動窓の押縁及びその周辺部の横断面図である。
図5に示す可動窓の障子の縦断面図である。
変形例に係る連窓の方立及びその周辺部の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る建具群、段窓又は連窓について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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