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公開番号2025095155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023210970
出願日2023-12-14
発明の名称3Dデータ復号装置および3Dデータ符号化装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類G06T 9/00 20060101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】3Dデータの符号化・復号において、メッシュ変位の符号化効率を向上させ、3Dデータを高品質に符号化・復号することを目的とする。
【解決手段】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、メッシュデータもしくは点群データが符号化された符号化データからサブメッシュ情報を復号するサブメッシュ復号部と、上記符号化データとサブメッシュ情報からベースメッシュを復号するベースメッシュ復号部と、上記符号化データとサブメッシュ情報からメッシュ変位を復号するメッシュ変位復号部と、復号されたベースメッシュとメッシュ変位からメッシュを復号するメッシュ再構成部とを備え、上記メッシュ変位復号部において、上記サブメッシュ復号部で復号されたサブメッシュ情報を用いて上記符号化データからメッシュ変位を復号することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、メッシュデータもしくは点群データが符号化された符号化データからサブメッシュ情報を復号するサブメッシュ復号部と、上記符号化データとサブメッシュ情報からベースメッシュを復号するベースメッシュ復号部と、上記符号化データとサブメッシュ情報からメッシュ変位を復号するメッシュ変位復号部と、復号されたベースメッシュとメッシュ変位からメッシュを復号するメッシュ再構成部とを備え、上記メッシュ変位復号部において、上記サブメッシュ復号部で復号されたサブメッシュ情報を用いて上記符号化データからメッシュ変位を復号することを特徴とする3Dデータ復号装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
上記サブメッシュ情報は、ベースメッシュのサブメッシュとメッシュ変位のサブメッシュが対応するか否かを示すフラグを含むことを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項3】
メッシュデータもしくは点群データを符号化する3Dデータ符号化装置において、サブメッシュ情報を符号化するサブメッシュ符号化部と、サブメッシュ情報を用いてベースメッシュを符号化するベースメッシュ符号化部と、サブメッシュ情報を用いてメッシュ変位を符号化するメッシュ変位符号化部とを備え、上記メッシュ変位符号化部において、上記サブメッシュ符号化部で符号化されたサブメッシュ情報を用いてメッシュ変位を符号化することを特徴とする3Dデータ符号化装置。
【請求項4】
上記サブメッシュ情報は、ベースメッシュのサブメッシュとメッシュ変位のサブメッシュが対応するか否かを示すフラグを含むことを特徴とする請求項3に記載の3Dデータ符号化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、3Dデータ符号化装置および3Dデータ復号装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
3Dデータを効率的に伝送または記録するために、3Dデータを2次元画像に変換し、動画
像符号化方式で符号化し、符号化データを生成する3Dデータ符号化装置、および、当該符号化データから2次元画像を復号して、3Dデータを再構成する3Dデータ復号装置がある。
【0003】
具体的な3Dデータ符号化方式としては、例えば、MPEG-IのISO/IEC 23090-5 V3C (Volumetric Video-based Coding) and V-PCC (Video-based Point Cloud Compression)が挙げ
られる。V3Cは、点の位置と属性情報から構成されるポイントクラウドを符号化、復号す
ることができる。さらに、ISO/IEC 23090-12 (MPEG Immersive Video、MIV)及び標準化中のISO/IEC 23090-29 (Video-based Dynamic Mesh Coding、V-DMC)により、多視点映像、
メッシュ映像の符号化、復号にも利用される。V-DMC方式は、非特許文献1に最新のドラ
フト文書が開示されている。
【0004】
これら3Dデータ符号化方式では、3Dデータを構成するジオメトリやアトリビュートを画像としてH.265/HEVC (High Efficiency Video Coding)、H.266/VVC (Versatile Video Coding)のような動画像符号化方式を用いて符号化・復号する。
【0005】
点群の場合には、ジオメトリ画像は投影面へのデプスであり、アトリビュート画像は、アトリビュートを投影面に投影された画像である。
【0006】
非特許文献1のような3Dデータ(メッシュ)は、ベースメッシュ、メッシュ変位、テクスチャマッピング画像から構成される。ベースメッシュの符号化はDracoのような頂点符
号化方式が利用できる。メッシュ変位の符号化は、メッシュ変位を2次元化したメッシュ
変位画像を動画コーデックで符号化する方法のほか、算術符号化により直接符号化する方法がある。テクスチャマッピング画像は、アトリビュート画像として動画コーデックで符号化する。動画コーデックは上述のHEVC、VVCを用いることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
WD 5.0 of V-DMC (MDS23318_WG07_N00744_clean), ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N0744, October 2023
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
非特許文献1における3Dデータ符号化方式では、3Dデータ(メッシュ)を構成するメッシュ変位(メッシュ変位配列、メッシュ変位画像)算術符号化方式を用いて符号化・復号することができる。メッシュ変位はフレーム単位で符号化・復号するように算術符号化されているが、フレームより小さい単位(サブメッシュ単位)で符号化・復号することができないという課題がある。
【0009】
本発明は、算術符号化方式を用いた3Dデータの符号化・復号において、メッシュ変位の符号化の粒度を向上させ、3Dデータを高効率に符号化・復号することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る3Dデータ復号装置は、メッシュデータもしくは点群データを復号する3Dデータ復号装置において、メッシュデータもしくは点群データが符号化された符号化データからサブメッシュ情報を復号するサブメッシュ復号部と、上記符号化データとサブメッシュ情報からベースメッシュを復号するベースメッシュ復号部と、上記符号化データとサブメッシュ情報からメッシュ変位を復号するメッシュ変位復号部と、復号されたベースメッシュとメッシュ変位からメッシュを復号するメッシュ再構成部とを備え、上記メッシュ変位復号部において、上記サブメッシュ復号部で復号されたサブメッシュ情報を用いて上記符号化データからメッシュ変位を復号することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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