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公開番号2025095208
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211059
出願日2023-12-14
発明の名称漂流物防護柵およびフェンスパネル
出願人JFE建材株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類E02B 3/04 20060101AFI20250619BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】ソーラスフェンスの機能を併せ持つ漂流物防護柵を提供する。
【解決手段】本発明の漂流物防護柵(1)においては、地面(G)に立設された複数の支柱(2)と、複数の支柱(2)の間に架け渡されたワイヤーロープ(3)と、複数の支柱(2)に間において、ワイヤーロープ(3)よりも外側に設けられた金網(4)と、支柱(2)の上側の端部に設けられた忍び返し(7)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
地面に立設された複数の支柱と、
前記複数の支柱の間に架け渡されたワイヤーロープと、
前記複数の支柱の間において、前記ワイヤーロープよりも外側に設けられた金網と、
前記支柱の上側の端部に設けられた忍び返しと、
を備える漂流物防護柵。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記金網は、網目の一辺が50mm以下である
請求項1に記載の漂流物防護柵。
【請求項3】
前記忍び返しは、前記ワイヤーロープよりも前記漂流物防護柵の外側に向かって所定角度に傾斜している
請求項1に記載の漂流物防護柵。
【請求項4】
前記忍び返しには、有刺鉄線が取り付けられている
請求項3に記載の漂流物防護柵。
【請求項5】
前記金網は、少なくとも1.8m以上の高さを有する
請求項1に記載の漂流物防護柵。
【請求項6】
漂流物防護柵における隣接する支柱と支柱との間の距離と同じ幅を有する矩形状の枠体と、
前記枠体に取り付けられた金網と、
前記枠体を構成している縦枠の上側端部に設けられた忍び返しと、
前記枠体を構成している横枠の下側端部に対して前記忍び返しの傾斜方向とは逆向きへ水平に延びるベースプレートと、
を備えるフェンスパネル。
【請求項7】
前記ベースプレートは、前記支柱と前記支柱との間に架け渡されたワイヤーロープよりも前記漂流物防護柵の内側の位置において地面に固定されている
請求項6に記載のフェンスパネル。
【請求項8】
前記金網は、前記ワイヤーロープに対して所定の固定具により固定されている
請求項7に記載のフェンスパネル。
【請求項9】
前記金網は、網目の一辺が50mm以下である
請求項6に記載のフェンスパネル。
【請求項10】
前記忍び返しは、前記ワイヤーロープよりも前記漂流物防護柵の外側に向かって所定角度に傾斜している
請求項7に記載のフェンスパネル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、津波や高潮の発生時に漂流物等を捕捉する漂流物防護柵、および、漂流物防護柵に用いられるフェンスパネルに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
岸壁、護岸等に設けられ、津波や高潮の発生時に押し波による船舶や漂流物の陸への流入、引き波による地上の荷物への海への流出を防止する漂流物防護柵としての津波バリアが設置されている。この津波バリアは、陸に載置された荷物の周囲への流出を回避するため、荷物の載置スペースの周囲を囲むように設けられることが一般的である。
【0003】
津波バリアでは、例えば、地面に立設された複数の支柱と、これらの支柱間には全面的に架設された防波板と、かかる防波板に連結された複数本のワイヤーロープとを有し、そのワイヤーロープの支えによって、波や漂流物の衝突荷重で防波板の横方向中間部が撓曲することを抑制している(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-119698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような従来の津波バリアが設置される岸壁、護岸等の港には、木材、車、船舶、コンテナ等が存在しており、荷物の載置スペースに人が侵入することを防ぐには、人の侵入を防止するためのソーラスフェンスが必要となる。ここで、ソーラスフェンスとは、船舶の安全確保を目的とする改正ソーラス条約に基づいて設置が求められている所定の標準仕様を満たしたフェンスである。
【0006】
しかしながら、津波バリアが設置される港において、津波バリアおよびソーラスフェンスの双方を設置するには大きなスペースを必要とすると共に、津波バリアおよびソーラスフェンスの双方を設置しなければならないために好ましい状況ではない。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ソーラスフェンスの機能を併せ持つ漂流物防護柵および漂流物防護柵に用いられるソーラスフェンスパネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため本発明の漂流物防護柵においては、地面に立設された複数の支柱と、前記複数の支柱の間に架け渡されたワイヤーロープと、前記複数の支柱の間において、前記ワイヤーロープよりも外側に設けられた金網と、前記支柱の上側の端部に設けられた忍び返しと、を備える。
【0009】
前記金網は、網目の一辺が50mm以下である、ことが好ましい。
【0010】
前記忍び返しは、前記ワイヤーロープよりも前記漂流物防護柵の外側に向かって所定角度に傾斜している、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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