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公開番号2025089018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203940
出願日2023-12-01
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250605BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】シュラウドの周囲に隙間が発生するのを低減する。
【解決手段】作業機1は、機体2と、機体2に搭載された原動機23と、原動機23の側方に配置された少なくとも1つの冷却系機器と、冷却系機器を冷却する冷却風を案内するシュラウド57と、原動機23を収容する原動機室52と冷却系機器の配置側56とを仕切る仕切りプレート39と、を備え、仕切りプレート39は、シュラウド57を挿通可能な開口部59と、開口部59にシュラウド57を挿通した状態でシュラウド57を当該仕切りプレート39に取り付けるための取付部58とを有している。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
前記機体に搭載された原動機と、
前記原動機の側方に配置された少なくとも1つの冷却系機器と、
前記冷却系機器を冷却する冷却風を案内するシュラウドと、
前記原動機を収容する原動機室と前記冷却系機器の配置側とを仕切る仕切りプレートと、
を備え、
前記仕切りプレートは、前記シュラウドを挿通可能な開口部と、前記開口部に前記シュラウドを挿通した状態で前記シュラウドを当該仕切りプレートに取り付けるための取付部とを有している作業機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記機体の底部を構成するベース板と、
前記原動機室を形成するボンネットと、
前記ボンネットを支持する支持フレームと、
を備え、
前記仕切りプレートは、前記開口部を含み且つ前記支持フレームに取り付けられるメインプレート部と、前記メインプレート部の下端から水平方向に延出されていて前記ベース板上に取り付けられる下壁部とを有している請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記支持フレームは、前記原動機と前記仕切りプレートとの間に配置される構成体を有し、
前記構成体は、前構成部と、前記前構成部の後方に間隔をあけて配置された後構成部と、前記前構成部と前記後構成部の上部同士を連結する上部構成部とを有し、
前記仕切りプレートは、前記ベース板と前記上部構成部との間の空間を前記前構成部から前記後構成部にわたって覆う大きさに形成されている請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記開口部は、前記シュラウドを前記冷却系機器の配置側から前記原動機室側に挿通可能に形成されており、
前記取付部は、前記開口部に前記シュラウドを前記冷却系機器の配置側から前記原動機室側に挿通した状態で前記シュラウドを前記仕切りプレートに前記冷却系機器の配置側から取り付け可能に形成されている請求項1に記載の作業機。
【請求項5】
前記冷却系機器は、前記シュラウドを前記仕切りプレートに取り付けた状態で前記仕切りプレートに対して前記冷却系機器の配置側から組付けられる請求項4に記載の作業機。
【請求項6】
前記仕切りプレートに前記シュラウド及び前記冷却系機器を組み付けた組み立て体の少なくとも一部に、当該組み立て体を一体的に吊り上げるための吊り具を備えている請求項5に記載の作業機。
【請求項7】
前記シュラウドは、前記冷却風を発生させる冷却ファンの周囲を覆う覆い部と、前記覆い部と間隔を隔てて設けられていて当該シュラウドに前記冷却風を取り入れるための取入れ口部と、前記取入れ口部から前記覆い部へ前記冷却風を案内する導風部とを有し、前記覆い部及び前記導風部を前記開口部に前記原動機とは反対側から挿通して仕切りプレートに取り付けられる請求項1~6のいずれか1項に記載の作業機。
【請求項8】
前記取付部は、前記開口部の周囲に設けられ、
前記シュラウドは、前記取入れ口部から突出し且つ前記開口部の縁部に沿って形成された取付壁部を有し、
前記取付壁部は、前記仕切りプレートにおける前記開口部の周囲に前記原動機とは反対側から当接し且つ前記反対側から前記取付部に取り付けられる請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記冷却系機器は、複数設けられ、
前記複数の冷却系機器は、前記仕切りプレートに組み付けられる請求項1~6のいずれか1項に記載の作業機。
【請求項10】
前記仕切りプレートを貫通して配策される配策部材を備え、
前記仕切りプレートは、前記配策部材を通すための開穴と、前記開穴に前記配策部材を通した状態で前記開穴を塞ぐ閉塞構造体とを有し、
前記閉塞構造体は、互いに密着してシールする複数のシール部材を有している請求項1~6のいずれか1項に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示された作業機が知られている。
【0003】
特許文献1に開示された作業機は、機体に搭載された原動機の側方にラジエータ、オイルクーラ等の冷却系機器が配置されている。原動機と冷却系機器との間には、冷却系機器を冷却する冷却風を案内するシュラウドが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-6941号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の作業機にあっては、シュラウドの周囲に隙間が存在するという問題がある。
【0006】
本発明は、前記問題点に鑑み、シュラウドの周囲に隙間が発生するのを低減することができる作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る作業機は、機体と、前記機体に搭載された原動機と、前記原動機の側方に配置された少なくとも1つの冷却系機器と、前記冷却系機器を冷却する冷却風を案内するシュラウドと、前記原動機を収容する原動機室と前記冷却系機器の配置側とを仕切る仕切りプレートと、を備え、前記仕切りプレートは、前記シュラウドを挿通可能な開口部と、前記開口部に前記シュラウドを挿通した状態で前記シュラウドを当該仕切りプレートに取り付けるための取付部とを有している。
【発明の効果】
【0008】
上記の作業機によれば、原動機室と冷却系機器の配置側とを仕切る仕切りプレートに開口部を形成し、シュラウドを開口部に挿通した状態で仕切りプレートに取り付けることにより、シュラウドの周囲に隙間が発生するのを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
作業機の側面図である。
機体及び走行装置の平面図である。
仕切りプレート及び冷却系機器ユニット等の搭載部分の斜視図である。
支持フレーム及び旋回フレームの斜視図である。
支持フレームの斜視図である。
原動機室の側面断面図である。
支持フレーム及び隔壁部材の斜視図である。
仕切りプレートの後上部のシール部分を示す側面断面図である。
図8のZ1-Z1矢視断面図である。
支持フレームと仕切りプレートの分解斜視図である。
支持フレーム、仕切りプレート及びシュラウドの側面図である。
原動機室と冷却系機器の配置部とを示す背面断面図である。
仕切りプレート及びシュラウドの分解斜視図である。
支持フレーム、仕切りプレート及びシュラウド等の平面断面図である。
支持フレーム、仕切りプレート及びシュラウド等の背面断面図である。
仕切りプレート、ラジエータ及びオイルクーラの組図である。
第1ブラケット、第2ブラケット及び第3ブラケットを示す斜視図である。
ラジエータの取り付けを示す分解斜視図である。
オイルクーラの取り付けを示す分解斜視図である。
燃料クーラ、コンデンサの取り付けを示す分解斜視図である。
レシーバの取り付けを示す分解斜視図である。
仕切りプレート、シュラウド及び冷却系機器ユニットの組み立て体と支持フレームとの分解斜視図である。
仕切りプレートに形成された開穴からボルトを見た状態を示す斜視図である。
エアクリーナの組み付け状態を示す斜視図である。
閉塞構造体を右方から見た側面図である。
図25のZ2-Z2矢視断面図である。
図25のZ3-Z3矢視断面図である。
図25のZ4-Z4矢視断面図またはZ5-Z5矢視断面図である。
閉塞構造体を左方から見た斜視図である。
ファンカバーを取り付けた状態を示す斜視図である。
ファンカバーの取り付けを示す分解斜視図である。
原動機、ファンカバー、コンプレッサ、オルタネータ、冷却ファン、シュラウド及び仕切りプレート等を示す背面図である。
ファンカバー、コンプレッサ、オルタネータ、冷却ファン等の側面図である。
ファンカバー、コンプレッサ、オルタネータ、冷却ファン、シュラウド及び支持フレーム等の背面図である。
第2カバーを右後方から見た斜視図である。
第2カバーを下側から見た斜視図である。
第1カバー、リザーブタンクの分解斜視図である。
リザーブタンク及びタンク取付部材の平面断面図である。
インジケータの取り付け状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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