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公開番号2025089241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2024103836
出願日2024-06-27
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類E02F 9/16 20060101AFI20250605BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】本発明は、旋回ベース上に配置される部材の組立性やメンテナンス性を低下させることなく運転席保護装置を搭載できるようにすることを課題とする。
【解決手段】本発明は、機体と、機体を走行可能に支持する走行装置と、機体に取り付けられた作業装置と、を備え、機体は、走行装置に支持されたベースプレートであって、上下方向に延びる軸線を旋回中心にして旋回可能なベースプレートと、ベースプレートに取り付けられて作業装置を支持する装置支持体と、を含む旋回ベースと、ベースプレート上に配置された運転席と、運転席を保護する運転席保護装置と、を備え、装置支持体には、運転席保護装置を支持する支持部材が着脱可能に取り付けられている。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
機体と、
前記機体を走行可能に支持する走行装置と、
前記機体に取り付けられた作業装置と、
を備え、
前記機体は、
前記走行装置に支持されたベースプレートであって、上下方向に延びる軸線を旋回中心にして旋回可能なベースプレートと、
前記ベースプレートに取り付けられて前記作業装置を支持する装置支持体と、
前記ベースプレート上に配置された運転席と、
前記運転席を保護する運転席保護装置と、
を備え、
前記装置支持体には、前記運転席保護装置を支持する支持部材が着脱可能に取り付けられている作業機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記走行装置に支持される旋回ベアリングを備え、
前記ベースプレートは、前記旋回ベアリングと上下方向で投影的に重なる環状領域内に配置される複数の雄ネジ部材を介して前記旋回ベアリングに固定され、
前記支持部材は、前記雄ネジ部材に対して上下方向で投影的に重なる位置から外れた位置で前記装置支持体に取り付けられるベース部と、前記ベース部に連結され、少なくとも一部が前記雄ネジ部材に対して上下方向で投影的に重なる位置に配置される支持本体部とを有し、前記支持本体部に前記運転席保護装置を支持する保護装置支持部が設けられている請求項1に記載の作業機。
【請求項3】
前記装置支持体は、前記支持部材を設置する平面状の設置面を上面に有し、
前記ベース部は、前記設置面上に配置されてネジ部材により前記装置支持体に固定され、
前記保護装置支持部は、前記ベース部及び前記支持本体部のうちの少なくとも一方における前記設置面と上下方向で投影的に重なる位置から外れた位置に設けられている、請求項2に記載の作業機。
【請求項4】
前記ネジ部材は、頭部と、前記頭部よりも小径なネジ部と、を有し、
前記ベース部は、前記ネジ部が挿通される貫通孔を有し、
前記設置面に、前記ネジ部が螺合されるネジ孔が形成されており、
前記支持本体部は、前記ベース部の上面における前記貫通孔を避けた領域に配置されて前記ベース部に連結され、
前記支持本体部の上下方向の厚みは、前記頭部の高さよりも厚く設定されている請求項3に記載の作業機。
【請求項5】
前記運転席保護装置を防振支持する防振機構を備え、
前記防振機構は、前記保護装置支持部と前記運転席保護装置との間に介装される請求項2に記載の作業機。
【請求項6】
前記運転席を支持する床板であるステップを備え、
前記支持部材は、前記保護装置支持部と、前記ステップを支持するステップ支持部と、を備えている請求項2に記載の作業機。
【請求項7】
前記ステップは、前記ステップ支持部に対して載置された状態で固定され、
前記支持部材は、前記ベース部又は前記支持本体部のいずれか一方と前記ステップ支持
部とを連結し、前記ステップ支持部を所定位置で支持する支持連結部であって、少なくとも上下方向と交差する方向に弾性変形可能な支持連結部を備えている請求項6に記載の作業機。
【請求項8】
前記ステップを前記ステップ支持部に固定する雄ネジ部材であって、前記ステップに対して上下方向に挿通され、前記ステップ支持部に螺入された雄ネジ部材を備える請求項7に記載の作業機。
【請求項9】
前記支持連結部は、
前記ベース部又は前記支持本体部のいずれか一方に接続され、該一方から上下方向に延出する支持延出部と、
該支持延出部から上下方向と交差する方向に延出した支持腕部であって、前記ステップ支持部の連結された支持腕部と、を含み、前記支持延出部及び前記支持腕部の少なくともいずれか一方は、少なくとも上下方向と交差する方向に弾性変形可能である請求項7記載の作業機。
【請求項10】
前記支持延出部は、前記ベース部又は前記支持本体部のいずれか一方から垂下している請求項9に記載の作業機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転席を保護する運転席保護装置が旋回可能な旋回ベースに支持された作業機に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、上下方向の軸線を旋回中心にして旋回可能な旋回ベースと、旋回ベース上に配置された運転席と、運転席を保護する運転席保護装置と、を備えたものがある。例えば、特許文献1には、キャビンを旋回ベース上に設けられたマウント取付部にマウント部材を介して防振支持させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-114944号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、旋回ベース上には様々な部材が配置されるので、運転席保護装置を支持する支持部材の搭載位置が制限され、運転席保護装置のサイズや形状が制限されてしまう場合がある。あるいは、運転席保護装置のサイズや形状を優先させて支持部材の搭載位置を決めると、支持部材の下方に配置される部材へのアクセスが困難になって組立性やメンテナンス性が低下してしまう場合がある。
【0005】
そこで、本発明は、旋回ベース上に配置される部材の組立性やメンテナンス性を低下させることなく運転席保護装置を搭載できるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業機は、機体と、前記機体を走行可能に支持する走行装置と、前記機体に取り付けられた作業装置と、を備え、前記機体は、前記走行装置に支持されたベースプレートであって、上下方向に延びる軸線を旋回中心にして旋回可能なベースプレートと、前記ベースプレートに取り付けられて前記作業装置を支持する装置支持体と、前記ベースプレート上に配置された運転席と、前記運転席を保護する運転席保護装置と、を備え、前記装置支持体には、前記運転席保護装置を支持する支持部材が着脱可能に取り付けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、旋回ベース上に配置される部材の組立性やメンテナンス性を低下させることなく運転席保護装置を搭載できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の第一実施形態に係る作業機の全体斜視図である。
図2は、第一実施形態に係る作業機の平面図である。
図3は、第一実施形態に係る作業機の油圧系の概略構成図である。
図4は、図2のIV-IV断面を含む概略部分斜視図である。
図5は、第一実施形態に係る作業機の分解斜視図である。
図6は、第一実施形態に係る作業機の運転席保護装置等を取り外した状態の概略平面図である。
図7は、第一実施形態に係る作業機の旋回ベースの概略全体斜視図である。
図8は、第一実施形態に係る作業機の旋回ベースの概略平面図である。
図9は、第一実施形態に係る作業機のカバー(外装)を取り外した状態の部分斜視図であって、旋回ベース上に配置される装備部品を含む部分概略斜視図である。
図10は、第一実施形態に係る作業機の一部の分解斜視図である。
図11は、第一実施形態に係る作業機の一部の分解斜視図である。
図12は、第一実施形態に係る作業機の支持部材(第二の支持部材)を含む部分拡大断面図である。
図13は、第一実施形態に係る作業機の支持部材(第二の支持部材)を含む部分拡大断面図である。
図14は、第一実施形態に係る作業機の支持部材(第三の支持部材)を含む部分拡大断面図である。
図15は、第一実施形態に係る作業機の支持部材(第四の支持部材)を含む部分拡大断面図である。
図16は、第一実施形態に係る作業機の支持部材(第四の支持部材及び第五の支持部材)を含む部分拡大断面図である。
図17は、第一実施形態に係る作業機の運転席保護装置の外装を取り外した状態の部分斜視図である。
図18は、第一実施形態に係る作業機の防振機構の拡大断面図である。
図19は、第一実施形態に係る作業機の支持フレームの概略全体斜視図である。
図20は、第一実施形態に係る作業機の隔壁の全体斜視図である。
図21は、図20のXXI-XXI断面図である。
図22は、図20のXXII-XXII断面図である。
図23は、第一実施形態に係る作業機の隔壁から閉塞体を取り外した状態の斜視図である。
図24は、第一実施形態に係る作業機の隔壁と第二閉塞プレートとの関係を説明するための部分斜視図である。
図25は、本発明の第二実施形態に係る作業機の隔壁の全体斜視図である。
図26は、第二実施形態に係る作業機の隔壁の吸音材及びシール材の配置を説明するための斜視図である。
図27は、図25のXXVII-XXVII断面図である。
図28は、図25のXXVIII-XXVIII断面図である。
図29は、本発明の第三実施形態に係る作業機の旋回ベース及び支持部材の概略全体斜視図である。
図30は、第三実施形態に係る作業機の旋回ベースに支持部材を組み込んだ状態の概略平面図である。
図31は、第三実施形態に係る作業機の支持部材の斜視図である。
図32は、第三実施形態に係る作業機の支持部材の平面図である。
図33は、第三実施形態に係る作業機の支持部材及び防振機構の拡大断面図である。
図34は、第三実施形態に係る作業機の支持部材(第二の支持部材)を含む部分拡大断面図である。
図35は、本発明の他実施形態に係る作業機の一部を省略した部分斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の第一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
【0010】
図1及び図2に示すように、作業機1は、前進及び後退可能な走行装置2と、所定の作業を行う作業装置3と、走行装置2に支持されるとともに作業装置3を支持する機体5と、を備える。なお、以下の説明において、走行装置2が直進する方向(前進及び後退する方向)を前後方向といい、前後方向を直交する方向を横方向ということとする。
(【0011】以降は省略されています)

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