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公開番号
2025095236
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211109
出願日
2023-12-14
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約
【課題】高速走行時の操縦安定性能を向上した空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド部を有する空気入りタイヤであって、トレッド部はゴム成分およびシリカを含むゴム組成物により構成され、ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%超であり、ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対するシリカの含有量が30質量部超であり、ゴム組成物の温度30℃、周波数10Hzおよび初期歪5%の条件で測定した、動歪0.25%の複素弾性率と動歪1.0%の複素弾性率との差を30℃ΔE*(0.25%-1.0%)、トレッド部の厚みをT(mm)としたとき、30℃ΔE*(0.25%-1.0%)が6.0MPa以上であり、30℃ΔE*(0.25%-1.0%)/Tが0.45以上である、空気入りタイヤ。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含むゴム組成物により構成され、
前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%超であり、
前記ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対するシリカの含有量が30質量部超であり、
前記ゴム組成物の温度30℃、周波数10Hzおよび初期歪5%の条件で測定した、動歪0.25%の複素弾性率と動歪1.0%の複素弾性率との差を30℃ΔE*(0.25%-1.0%)、
前記トレッド部の厚みをT(mm)としたとき、
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)が6.0MPa以上であり、
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)/Tが0.45以上である、空気入りタイヤ。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記ゴム組成物のゴム成分100質量部に対するシリカの含有量が60質量部超である、請求項1記載の空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記ゴム組成物のゴム成分100質量部に対するシリカの含有量が90質量部超である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項4】
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)が7.0MPa以上である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項5】
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)が8.0MPa以上である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)/Tが0.60以上である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)/Tが0.75以上である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記ゴム組成物がカーボンブラックを含有し、前記ゴム組成物のゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量が1質量部超25質量部未満である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記ゴム組成物のゴム硬度が50超80未満である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記トレッド部が、タイヤ幅方向に延びる1以上の横溝を有し、前記1以上の横溝の容積の合計が前記トレッド部の体積の2.0%以上5.0%以下である、請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、空気入りタイヤにおいては、低燃費性能などの観点から、変性スチレンブタジエンゴムやシリカを配合し、タイヤの発熱性を低減することが試みられている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-80521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、高速道路の整備が進んだ昨今においては、長距離を高速で移動することも珍しくなく、空気入りタイヤにおいては高速走行時の操縦安定性が求められている。
【0005】
本発明は、高速走行時の操縦安定性能を向上した空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
トレッド部を有する空気入りタイヤであって、
前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含むゴム組成物により構成され、
前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%超であり、
前記ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対するシリカの含有量が30質量部超であり、
前記ゴム組成物の温度30℃、周波数10Hzおよび初期歪5%の条件で測定した、動歪0.25%の複素弾性率と動歪1.0%の複素弾性率との差を30℃ΔE*(0.25%-1.0%)、
前記トレッド部の厚みをT(mm)としたとき、
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)が6.0MPa以上であり、
30℃ΔE*(0.25%-1.0%)/Tが0.45以上である、空気入りタイヤに関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、高速走行時の操縦安定性能を向上した空気入りタイヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッド部の展開図の模式図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッド部の展開図の模式図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッド部の一部の、タイヤ回転軸を通る平面による断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、トレッド部を有する空気入りタイヤであって、前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含むゴム組成物により構成され、前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%超であり、前記ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対するシリカの含有量が30質量部超であり、前記ゴム組成物の温度30℃、周波数10Hzおよび初期歪5%の条件で測定した、動歪0.25%の複素弾性率と動歪1.0%の複素弾性率との差を30℃ΔE*(0.25%-1.0%)、前記トレッド部の厚みをT(mm)としたとき、30℃ΔE*(0.25%-1.0%)が6.0MPa以上であり、30℃ΔE*(0.25%-1.0%)/Tが0.45以上である、空気入りタイヤである。
【0010】
理論に拘束されることは意図しないが、本発明の空気入りタイヤにおいて高速走行時の操縦安定性能が向上するメカニズムとしては、例えば以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)
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