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公開番号
2025105271
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223713
出願日
2023-12-28
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約
【課題】高速耐久性と転がり抵抗との総合性能の向上を図る。
【解決手段】カーカスコードを備えるカーカスと、ベルトコードを備えカーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、バンドコードを備えベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えるタイヤであって、バンドコードはPET繊維を含む1本のヤーンを撚ったものであり、トレッドは、アセトン抽出分が15質量%超のゴム組成物を用いて、厚みが6mm超、かつ、ゴム硬さ(ショア硬度)Hsが60超に形成されており、バンドコードの直径(mm)と、トレッドの厚み(mm)との積が5.0未満であるタイヤ。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カーカスコードを備えるカーカスと、
ベルトコードを備え、前記カーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、
バンドコードを備え、前記ベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、
前記バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えるタイヤであって、
前記バンドコードは、ポリエチレンテレフタレート繊維を含む1本のヤーンを撚ったものであり、
前記トレッドは、アセトン抽出分が15質量%超のゴム組成物を用いて、厚みが6mm超、かつ、ゴム硬さ(ショア硬度)Hsが60超に形成されており、
前記バンドコードの直径(mm)と、前記トレッドの厚み(mm)との積が、5.0未満であることを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記バンドのバンドコード上ゲージが、0.01mm以上、0.05mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記バンドのトータルゲージが、0.20mm以上、0.60mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記トレッドの厚みが、10mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記バンドコードの直径(mm)と、前記トレッドの厚み(mm)との積が、3.0以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記ゴム組成物が、ゴム成分100質量部に対してシリカを75質量部超含むゴム組成物であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記バンドコードの総繊度が、900dtex以上、2500dtex以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記バンドコードの直径が、0.2mm以上、0.8mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記バンドコードの幅50mm当たりのコード本数が、40本以上、80本以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記ゴム組成物に、植物油が含有されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1のように、乗用車用タイヤにおいては、高速走行時、遠心力によるタイヤの変形を防ぐという観点から、一般的に、トレッドとベルトとの間にバンド(キャッププライとも言われる)を設けることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-38812号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、高速耐久性と転がり抵抗との総合性能の向上を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、
カーカスコードを備えるカーカスと、
ベルトコードを備え、前記カーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、
バンドコードを備え、前記ベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、
前記バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えるタイヤであって、
前記バンドコードは、ポリエチレンテレフタレート繊維を含む1本のヤーンを撚ったものであり、
前記トレッドは、アセトン抽出分が15質量%超のゴム組成物を用いて、厚みが6mm超、かつ、ゴム硬さ(ショア硬度)Hsが60超に形成されており、
前記バンドコードの直径(mm)と、前記トレッドの厚み(mm)との積が、5.0未満であることを特徴とするタイヤである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、高速耐久性と転がり抵抗との総合性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施の形態に係るタイヤを説明する模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[1]本発明に係るタイヤの特徴
最初に、本発明に係るタイヤの特徴について説明する。
【0009】
1.概要
本発明に係るタイヤは、カーカスコードを備えるカーカスと、ベルトコードを備えカーカスのタイヤ半径方向外側に設けられるベルトと、バンドコードを備えベルトのタイヤ半径方向外側に設けられるバンドと、バンドのタイヤ半径方向外側に設けられるトレッドとを備えている。そして、バンドコードは、ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維を含む1本のヤーンを撚ったものである。また、トレッドは、アセトン抽出分が15質量%超のゴム組成物(トレッド用ゴム組成物)を用いて、厚みが6mm超、かつ、ゴム硬さ(ショア硬度)Hsが60超に形成されている。さらに、バンドコードの直径(mm)とトレッドの厚み(mm)との積が、5.0未満である。
【0010】
これらの特徴を有することにより、後述するように、高速耐久性と転がり抵抗との総合性能の向上を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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