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公開番号2025095783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212072
出願日2023-12-15
発明の名称包装用容器の蓋体および包装用容器
出願人中央化学株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類B65D 43/04 20060101AFI20250619BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】閉めやすく、また、開きにくい包装用容器の蓋体を提供すること。
【解決手段】包装用容器の蓋体は、天面部と、天面部から下方に向かって延在する側面部と、2つの側面部の間に位置し、平面視において側面部から外側に向かって突出する突起部と、側面部および突起部を囲むように設けられる溝部と、を含み、溝部は、側面部の一部および突起部の一部を含む内周壁と、内周壁と対向する外周壁と、を含み、外周壁は、包装用容器の容器本体と嵌合する嵌合部を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
包装用容器の蓋体であって、
天面部と、
前記天面部から下方に向かって延在する側面部と、
2つの前記側面部の間に位置し、平面視において前記側面部より外側に突出する突起部と、
前記側面部および前記突起部を囲むように設けられる溝部と、を含み、
前記溝部は、
前記側面部の一部および前記突起部の一部を含む内周壁と、
前記内周壁と対向する外周壁と、を含み、
前記外周壁は、前記包装用容器の容器本体と嵌合する嵌合部を含む、包装用容器の蓋体。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記突起部は、前記天面部よりも上方に突出している、請求項1に記載の包装用容器の蓋体。
【請求項3】
前記突起部には、外側に向かって突出する凸状リブおよび内側に向かって窪む凹状リブの少なくとも1つが設けられている、請求項1に記載の包装用容器の蓋体。
【請求項4】
2つの前記凹状リブの間に前記凸状リブが設けられている、請求項3に記載の包装用容器の蓋体。
【請求項5】
前記凸状リブおよび前記凹状リブの少なくとも1つは、前記溝部の底面まで延在している、請求項3に記載の包装用容器の蓋体。
【請求項6】
前記天面部と前記突起部との間に、内側に向かって窪む凹状リブが設けられている、請求項1に記載の包装用容器の蓋体。
【請求項7】
前記天面部と前記側面部との間に、内側に向かって窪む凹状リブが設けられている、請求項1に記載の包装用容器の蓋体。
【請求項8】
前記溝部の断面視において、前記突起部の端部と前記嵌合部の頂部との間の距離は、前記側面部の端部と前記嵌合部の頂部との間の距離よりも小さい、請求項1に記載の包装用容器の蓋体。
【請求項9】
請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の包装用容器の蓋体と、
前記蓋体の前記嵌合部と嵌合する前記容器本体と、を含む、包装用容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、包装用容器の蓋体に関する。また、本発明の一実施形態は、包装用容器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗では、弁当や総菜などの飲食物が包装用容器に収容されて陳列されている。飲食物が包装用容器に収容されることで、複数の包装用容器を積み重ねた陳列が可能となり、多くの消費者に対して飲食物を提供することができる。また、近年では、店舗で調理した調理品をその場で包装用容器に収容し、店舗に陳列して消費者に提供することが増加している。そのため、収容される飲食物や調理品に応じて、さまざまな包装用容器が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。例えば、外嵌合構造を有する包装用容器よりも内嵌合構造を有する包装用容器の方が、包装用容器内からの液漏れが防止される。そのため、汁の多い調理品では、内嵌合構造を有する包装用容器が選択されることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-33027号公報
特開2002-37334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
店舗で調理した調理品をその場で包装用容器に収容する場合、調理品が冷める前に包装用容器に収容されることも少なくない。この場合、包装用容器の蓋体には、温かい調理品からの蒸気が冷やされた水滴が付着するので、液漏れがしにくい内嵌合構造を有する包装用容器が選択されることが多い。しかしながら、従来の包装用容器の蓋体では、蓋体が閉めにくく、また、蓋体を閉めた後においても、衝撃によって蓋体が開いてしまう問題があった。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記問題に鑑み、閉めやすく、また、開きにくい包装用容器の蓋体を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一実施形態は、蓋体が閉めやすく、また、開きにくい包装用容器を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る包装用容器の蓋体は、天面部と、天面部から下方に向かって延在する側面部と、2つの側面部の間に位置し、平面視において側面部から外側に向かって突出する突起部と、側面部および突起部を囲むように設けられる溝部と、を含み、溝部は、側面部の一部および突起部の一部を含む内周壁と、内周壁と対向する外周壁と、を含み、外周壁は、包装用容器の容器本体と嵌合する嵌合部を含む。
【0007】
突起部は、天面部よりも上方に突出してもよい。
【0008】
突起部には、外側に向かって突出する凸状リブおよび内側に向かって窪む凹状リブの少なくとも1つが設けられてもよい。2つの凹状リブの間に凸状リブが設けられてもよい。凸状リブおよび凹状リブの少なくとも1つは、溝部の底面まで延在してもよい。
【0009】
天面部と突起部との間に、内側に向かって窪む凹状リブが設けられてもよい。
【0010】
天面部と側面部との間に、内側に向かって窪む凹状リブが設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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