TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025097567
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2023213813
出願日
2023-12-19
発明の名称
調理器用トッププレート、加熱調理器及び塗料
出願人
日本電気硝子株式会社
代理人
主分類
F24C
15/10 20060101AFI20250624BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】パール調顔料特有の光輝感を向上させた意匠性の高いパール調外観を実現しつつ、高硬度、かつ高耐熱性の装飾層を有する調理器用トッププレートを提供する。
【解決手段】調理器具が載せられる調理面2a及び当該調理面2aとは反対側の裏面2bを有するガラス基板2と、当該ガラス基板2の裏面2b上に配置されている装飾層3と、を備え、当該装飾層3が、シリコーン樹脂成分(A)と、パール調顔料(B)と、平均粒子径が0.3μm未満である透明微粒子(C)とを含み、当該装飾層の構成成分100質量%中の当該シリコーン樹脂成分(A)の含有量が59%以下であることを特徴とする調理器用トッププレート1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
調理器具が載せられる調理面及び前記調理面とは反対側の裏面を有するガラス基板と、
前記ガラス基板の裏面上に配置されている装飾層と、を備え、
前記装飾層が、シリコーン樹脂成分(A)と、パール調顔料(B)と、平均粒子径が0.3μm未満である透明微粒子(C)とを含み、前記装飾層の構成成分100質量%中の前記シリコーン樹脂成分(A)の含有量が59%以下であることを特徴とする、調理器用トッププレート。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記透明微粒子(C)が、硫酸バリウムであることを特徴とする、請求項1に記載の調理器用トッププレート。
【請求項3】
前記装飾層が、前記パール調顔料(B)及び前記透明微粒子(C)以外の顔料(D)を含まないことを特徴とする、請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
【請求項4】
前記装飾層100質量%中の、前記透明微粒子(C)の含有量が、26質量%以上、60%質量以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
【請求項5】
前記装飾層100質量%中の、前記透明微粒子(C)の含有量と前記シリコーン樹脂成分(A)の含有量との比(前記透明微粒子(C)の含有量/前記シリコーン樹脂成分(A)の含有量)が0.4以上2以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
【請求項6】
前記装飾層100質量%中の、前記パール調顔料(B)の含有量と前記透明微粒子(C)の含有量との比(前記パール調顔料(B)の含有量/前記透明微粒子(C)の含有量)が0.05以上1.5以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
【請求項7】
前記装飾層上に、シリコーン樹脂成分(E)と、着色顔料と、を含む隠蔽層を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
【請求項8】
前記隠蔽層が、ガラスを含まないことを特徴とする、請求項7に記載の調理器用トッププレート。
【請求項9】
請求項1または2に記載の調理器用トッププレートを備えることを特徴とする、加熱調理器。
【請求項10】
調理器用トッププレートに使用されるガラス基板上に装飾層を形成するために用いられる塗料であって、
シリコーン樹脂成分(A)と、パール調顔料(B)と、平均粒子径が0.3μm未満である透明微粒子(C)を含み、前記塗料中の溶媒を除く構成成分100質量%中の前記シリコーン樹脂成分(A)の含有量が59%以下であることを特徴とする、塗料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は調理器用トッププレートに関する。また、本発明は当該調理器用トッププレートを用いた加熱調理器に関する。また、本発明は当該調理器用トッププレートに用いられる塗料に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁調理器、ラジアントヒーター調理器及びガス調理器等の上部には、調理器用トッププレートが備えられている。一般に、上記調理器用トッププレートには、調理器具が載せられる調理面と、この調理面とは反対側の裏面とを有する透明のガラス基板が備えられている。また、上記ガラス基板の裏面上には、調理器用トッププレートの美観を向上させ、かつ、調理器内部の構造を隠蔽するために、シリコーン樹脂等を含む装飾層が備えられていることがある。
【0003】
例えば、下記の特許文献1には、透光性低膨張ガラスセラミックスの調理面とは反対側に、無機顔料を、酸化鉄、または酸化チタンと酸化鉄との混合物により被覆してなるパール調材料と、シリコーンレジンまたはシリカ質ゾルと、からなるパール調絵具を絵付け焼成してなるパール調絵具層(装飾層)を有する、調理器用ガラストッププレートが開示されている。
【0004】
特許文献1のように、ガラス基板の裏面側の装飾層に、パール調材料と,シリコーンレジンまたはシリカ質ゾルとを含有させることで、耐衝撃性及び耐熱衝撃性の高いパール調絵付けガラスセラミックスを有する調理器用トッププレートを得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001―233637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、意匠性へのさらなる関心の高まりから、パール調の外観を有する調理器用トッププレートにおいては、パール調顔料特有の光輝感をさらに高めた外観が求められている。当該外観を達成するには、パール調顔料が含まれる装飾層の透明性を高める必要がある。
【0007】
装飾層の透明性を向上させる手段として、透明性の高い耐熱性樹脂、例えばシリコーン樹脂の含有量を増加させることが考えられるが、シリコーン樹脂の含有量が大きくなりすぎると、装飾層の硬度や耐熱性が低下するという問題がある。従って、光輝感が向上した意匠性の高いパール調の外観を実現しつつ、装飾層の硬度及び耐熱性を向上させることが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0008】
鋭意検討の結果、本発明者は、特定の平均粒子径及び透明微粒子を用いることにより、パール調顔料特有の光輝感を向上させた意匠性の高いパール調外観を実現しつつ、高硬度、かつ高耐熱性の装飾層を有する調理器用トッププレート、当該調理器用トッププレートを備えた加熱調理器、及び当該装飾層を形成するための塗料、を得ることができることを見出した。
【0009】
本発明に係る調理器用トッププレートは、調理器具が載せられる調理面及び当該調理面とは反対側の裏面を有するガラス基板と、当該ガラス基板の裏面上に配置されている装飾層と、を備え、当該装飾層が、シリコーン樹脂成分(A)と、パール調顔料(B)と、平均粒子径が0.3μm未満である透明微粒子(C)とを含み、当該装飾層の構成成分100質量%中のシリコーン樹脂成分(A)の含有量が59%以下であることを特徴としている。
【0010】
本発明に係る調理器用トッププレートでは、上記透明微粒子(C)が、硫酸バリウムであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
空気調和機
1か月前
個人
エアコン室内機
26日前
株式会社コロナ
空調装置
7日前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
加湿装置
5か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
給湯装置
5か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
5か月前
株式会社コロナ
空調装置
5か月前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
空気調和機
2か月前
個人
住宅換気空調システム
3か月前
株式会社コロナ
風呂給湯装置
5か月前
個人
ソーラークッカー
5か月前
株式会社パロマ
給湯器
5か月前
株式会社パロマ
給湯器
5か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯機
1か月前
3ms株式会社
風調整具
5か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
27日前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
2か月前
ダイダン株式会社
ブース
5か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
5か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
1か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
2か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
4か月前
三菱電機株式会社
送風機
2か月前
ダイニチ工業株式会社
空調装置
5か月前
株式会社ヒューテック
屋内装置
5か月前
ダイニチ工業株式会社
暖房装置
4か月前
株式会社コロナ
貯湯式給湯装置
今日
続きを見る
他の特許を見る