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公開番号
2025098264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-01
出願番号
2025061140,2023125744
出願日
2025-04-02,2023-08-01
発明の名称
庫内冷凍装置および冷蔵貯蔵庫
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F25B
49/02 20060101AFI20250624BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】庫内に漏洩する冷媒ガスの誤検知を抑制する庫内冷凍装置を提供する。
【解決手段】庫内空間(S)を冷却する庫内冷凍装置は、冷凍サイクルを行う冷媒回路(R)と、庫内空間(S)において漏洩した冷媒を検知するための冷媒センサ(50)と、冷媒と異なる指標を検知する第1センサ(51)と、冷媒センサ(50)および第1センサ(51)の検知結果に基づいて、庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する制御部(100)とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
冷凍サイクルを行う冷媒回路(R)を用いて庫内空間(S)を冷却する庫内冷凍装置であって、
前記庫内空間(S)において漏洩した冷媒を検知するための冷媒センサ(50)と、
冷媒と異なる指標を検知する第1センサ(51)と、
前記冷媒センサ(50)および前記第1センサ(51)の検知結果に基づいて、前記庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する制御部(100)とを備える
庫内冷凍装置。
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【請求項2】
前記第1センサ(51)は、前記庫内空間(S)の気体成分を検知し、
前記制御部(100)は、前記冷媒センサ(50)によって冷媒の漏洩が検知され、かつ、前記第1センサ(51)によって前記庫内空間(S)の気体成分の濃度または該濃度の変化の度合いが所定範囲外であることが検知された場合、前記庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する
請求項1に記載の庫内冷凍装置。
【請求項3】
前記第1センサ(51)は、前記庫内空間(S)における湿度、酸素または二酸化炭素を検知する
請求項2に記載の庫内冷凍装置。
【請求項4】
前記第1センサ(51)は、前記庫内空間(S)の気体の圧力を検知し、
前記制御部(100)は、前記冷媒センサ(50)によって冷媒の漏洩が検知され、かつ、前記第1センサ(51)によって前記庫内空間(S)の気体の圧力または該圧力の変化の度合いが所定範囲外であることが検知された場合、前記庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する
請求項1に記載の庫内冷凍装置。
【請求項5】
前記庫内空間(S)の空気を循環させる庫内ファン(30)をさらに備え、
前記第1センサ(51)は、前記庫内ファン(30)を駆動するモータ(30a)の電流値を検知し、
前記制御部(100)は、前記冷媒センサ(50)によって冷媒の漏洩が検知され、かつ、前記第1センサ(51)によって前記モータ(30a)の電流値または該電流値の変化の度合いが所定範囲外であることが検知された場合、前記庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する
請求項1に記載の庫内冷凍装置。
【請求項6】
前記第1センサ(51)は、前記冷媒回路(R)を流れる冷媒の圧力または温度を検知し、
前記制御部(100)は、前記冷媒センサ(50)によって冷媒の漏洩が検知され、かつ、前記第1センサ(51)によって前記冷媒回路(R)を流れる冷媒の圧力または温度を示す指標または該指標の変化の度合いが所定範囲外であることが検知された場合、前記庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する
請求項1に記載の庫内冷凍装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つに記載の庫内冷凍装置を備えた冷蔵貯蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、庫内冷凍装置および冷蔵貯蔵庫に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の庫内冷凍装置は、コンテナの庫内に設けられる冷媒センサを備える。冷媒センサは、冷媒回路からコンテナ庫内に漏れた冷媒ガスを検出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-101327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のコンテナのような冷蔵貯蔵庫において、庫内空間に雑ガスが発生すると冷媒センサが雑ガスを冷媒ガスと誤検知するおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、庫内に漏洩する冷媒の誤検知を抑制する庫内冷凍装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、
冷凍サイクルを行う冷媒回路(R)を用いて庫内空間(S)を冷却する庫内冷凍装置であって、
前記庫内空間(S)において漏洩した冷媒を検知するための冷媒センサ(50)と、
冷媒と異なる指標を検知する第1センサ(51)と、
前記冷媒センサ(50)および前記第1センサ(51)の検知結果に基づいて、前記庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する制御部(100)とを備える庫内冷凍装置である。
【0007】
冷媒センサ(50)のみでは、例えば庫内空間(S)に発生する雑ガスと冷媒ガスとを誤検知する恐れがある。これに対し、第1の態様では冷媒センサ(50)の検知結果に加え、第1センサ(51)の検知結果を冷媒漏洩の判定に用いる。第1センサ(51)により検知された庫内環境の変化が冷媒ガスによるものであることを判別することで、庫内空間(S)の冷媒漏洩の誤検知を抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、
前記第1センサ(51)は、前記庫内空間(S)の気体成分を検知し、
前記制御部(100)は、前記冷媒センサ(50)によって冷媒の漏洩が検知され、かつ、前記第1センサ(51)によって前記庫内空間(S)の気体成分の濃度または該濃度の変化の度合いが所定範囲外であることが検知された場合、前記庫内空間(S)における冷媒の漏洩を判定する。
【0009】
第2の態様では、第1センサ(51)を庫内空間(S)における気体成分の検知に加え、冷媒漏洩の判定にも用いることができる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様において、
前記第1センサ(51)は、前記庫内空間(S)における湿度、酸素または二酸化炭素を検知する。
(【0011】以降は省略されています)
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