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公開番号
2025099309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215873
出願日
2023-12-21
発明の名称
スクロール圧縮機
出願人
株式会社坂製作所
代理人
個人
主分類
F04C
18/02 20060101AFI20250626BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】静音特性を向上させたスクロール圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明のスクロール圧縮機100は、固定基板4の下面に第1渦巻羽根5を設けた構成を有する固定スクロール1と、可動基板6の上面に第2渦巻羽根7を設けた構成を有する浮動スクロール2と、固定基板4と結合された支持フレーム3とを備え、支持フレーム3の内部には、浮動スクロール2を公転させるための偏心駆動機構104と、浮動スクロール2が自転しないように規制するリニアガイド部106Tとが配置され、可動基板6の下面とリニアガイド部106Tの上面とは接触しないように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
固定基板の下面に第1渦巻羽根を設けた構成を有する固定スクロールと、
可動基板の上面に第2渦巻羽根を設けた構成を有する浮動スクロールと、
前記固定基板と結合された支持フレームとを備え、
前記支持フレームの内部には、
前記浮動スクロールを公転させるための偏心駆動機構と、
前記浮動スクロールが自転しないように規制するリニアガイド部とが配置され、
前記可動基板の下面と前記リニアガイド部の上面とは接触しないように構成されることを特徴とするスクロール圧縮機。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記支持フレームは、前記可動基板の下面と前記リニアガイド部の上面との間に介在する仕切り壁を有することを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
【請求項3】
前記可動基板は、前記支持フレームに形成されたスクロール収容穴内に配置され、
前記可動基板がスクロール収容穴内で移動して、前記可動基板の端面が前記スクロール収容穴の壁面に近づいた場合に、前記可動基板の進行方向にある前記可動基板の端面と前記スクロール収容穴の壁面との間のガスは、前記可動基板の下面と前記リニアガイド部の上面との間の隙間を通過して、前記可動基板の進行方向反対側にある前記可動基板の端面と前記スクロール収容穴の壁面との間の空間に向かって流出することを特徴とする請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
【請求項4】
前記支持フレームの台座部と前記可動基板の下面の周縁部近傍との間にシール部が設けられており、
前記シール部は、Oリングシールにより構成され、
前記可動基板の下面とOリングシールとの間には、環状の板状部材が配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、静音特性を向上させるスクロール圧縮機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のスクロール圧縮機500は、図12に示すように、固定スクロール501の固定基板504の下面に設けた第1渦巻羽根505と、浮動スクロール2の可動基板506の上面に設けた第2渦巻羽根507を互いに噛み合わせて構成される。固定スクロール501と浮動スクロール502は、浮動スクロール502が可動な状態になるように支持フレーム503により保持される。浮動スクロール502の公転により、両スクロールの渦巻羽根間に形成された圧縮室508が容積を減少しながら移動することにより、ガスが圧縮される。
【0003】
支持フレーム503の内部には、浮動スクロール502を公転させるための偏心駆動機構604と、浮動スクロール502が自転しないように規制するリニアガイド部606T(自転防止機構)とが配置される。偏心駆動機構604は、支持フレーム503の台座部515に設けた偏心軸528と可動基板506との間を、リニアガイド部606Tを介して接続することにより構成されている。
【0004】
具体的には、可動基板506の下面には、台座部515に形成された駆動穴519に遊嵌されるリニアガイド部606Tが一体に垂下している。リニアガイド部606Tは、矩形枠状の中間枠体606を有する。中間枠体606は、対向する一対の第1壁部(図示省略)と、これと直交する方向に沿って対向する一対の対向壁部606bとを備えているもので、第1壁部の外面に第1リニアガイドを設け、対向する一対の第2壁部606bの内面に第2リニアガイド661bを設けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-35708号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のスクロール圧縮機500では、台座部515に形成された駆動穴519に遊嵌されるリニアガイド部606T(中間枠体606)の上面が、浮動スクロール502の下面と接触しているため、浮動スクロール502が公転すると、中間枠体606が振動する場合がある。これにより、スクロール圧縮機500の振動が大きくなり、スクロール圧縮機500の静音特性が悪化する問題がある。
【0007】
本発明は、以上のような課題に着目し、静音特性を向上させたスクロール圧縮機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
【0009】
すなわち、本発明のスクロール圧縮機は、固定基板の下面に第1渦巻羽根を設けた構成を有する固定スクロールと、可動基板の上面に第2渦巻羽根を設けた構成を有する浮動スクロールと、前記固定基板と結合された支持フレームとを備え、前記支持フレームの内部には、前記浮動スクロールを公転させるための偏心駆動機構と、前記浮動スクロールが自転しないように規制するリニアガイド部とが配置され、前記可動基板の下面と前記リニアガイド部の上面とは接触しないように構成されることを特徴とする。
【0010】
このように構成すれば、可動基板の下面とリニアガイド部の上面とは接触しないように構成されるため、浮動スクロールが公転した場合に、リニアガイド部が浮動スクロールと接触することにより振動するのを防止することができる。これにより、スクロール圧縮機の振動を抑制して、スクロール圧縮機の静音特性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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