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公開番号2025123134
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024019029
出願日2024-02-09
発明の名称ショーケース
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類F25D 19/00 20060101AFI20250815BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】本開示は、簡素な構成で、ショーケース近傍に漏洩冷媒が滞留することを抑制することができるショーケースを提供する。
【解決手段】本開示におけるショーケースは、筐体と、前記筐体の下部に設けられた機械室と、前面が開放され前記筐体の上部に設けられた陳列室と、を備えるショーケースにおいて、前記筐体には、前記機械室に空気を導入する吸気口と、前記機械室から空気を排出する排気口と、が形成され、前記筐体の側面には、前記筐体の下部に、前記機械室に連通する側面孔が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、前記筐体の下部に設けられた機械室と、前面が開放され前記筐体の上部に設けられた陳列室と、を備えるショーケースにおいて、
前記筐体には、前記機械室に空気を導入する吸気口と、前記機械室から空気を排出する排気口と、が形成され、
前記筐体の側面には、前記筐体の下部に、前記機械室に連通する側面孔が形成されている
ショーケース。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記ショーケースは、前記陳列室の前面を開閉自在に覆うカバーを更に備え、
前記カバーは、前記陳列室の前面を覆う状態で、隙間を介して前記筐体の縁と離隔し、
前記側面孔は、前記隙間から近い側に設けられている
請求項1に記載のショーケース。
【請求項3】
配管同士が接合された配管接合部が形成された配管を有し、前記配管を流れる冷媒と前記陳列室を流れる空気とを熱交換させる熱交換器を備え、
前記側面孔は、前記配管接合部に近い側の前記筐体の側面に形成されている
請求項1または2に記載のショーケース。
【請求項4】
前記機械室は、少なくとも圧縮機が載置されている内底面を含み、
前記側面孔の下端は、前記内底面より高い位置に設けられている
請求項1または2に記載のショーケース。
【請求項5】
前記排気口は、前記筐体の上部に形成され、
前記機械室に連通し前記機械室から前記排気口に延びる排気ダクトを備える
請求項1または2に記載のショーケース。
【請求項6】
前記排気口は、前記筐体の背面下部に形成され、
前記機械室には、前記側面孔と前記排気口との間を仕切るように風向板が配置されている
請求項1または2に記載のショーケース。
【請求項7】
前記排気口は、前記筐体の背面下部に形成され、
前記機械室には、風を吹き出す吹き出し部が前記側面孔に対向するようにファンが配置されている
請求項1または2に記載のショーケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ショーケースに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、下部に機械室が設けられたショーケースを開示する。特許文献1には、機械室の周囲に吸気口と排気口とが形成されており、凝縮器ファンにより吸気口を通じて機械室に空気を導入し、排気口を通じて機械室から空気を排出することが記載されている。特許文献1は、凝縮器ファンや蒸発器ファンを駆動して、漏洩冷媒を拡散させる技術を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-89113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、簡素な構成で、ショーケース近傍に漏洩冷媒が滞留することを抑制することができるショーケースを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示におけるショーケースは、筐体と、前記筐体の下部に設けられた機械室と、前面が開放され前記筐体の上部に設けられた陳列室と、を備えるショーケースにおいて、前記筐体には、前記機械室に空気を導入する吸気口と、前記機械室から空気を排出する排気口と、が形成され、前記筐体の側面には、前記筐体の下部に、前記機械室に連通する側面孔が形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示は、簡素な構成で、ショーケース近傍に漏洩冷媒が滞留することを抑制することができるショーケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態1におけるショーケースの斜視図
実施の形態1におけるショーケースの図1のII-II線断面における縦断面図
実施の形態1におけるショーケースの背面図
実施の形態1における上側前面パネルおよびダクト板を取り外した状態のショーケース1の正面図
実施の形態1におけるショーケースの機械室の内部を示す平面図
図5のVI-VI線断面図
実施の形態1におけるショーケースの左側面図
実施の形態1におけるショーケースおよび比較例におけるショーケースの背面下部近傍の冷媒濃度Cと時間Tとの関係を示す図
実施の形態1におけるショーケースおよび比較例におけるショーケースの左側側面前下部近傍の冷媒濃度Cと時間Tとの関係を示す図
実施の形態2におけるショーケースの機械室の内部を示す平面図
実施の形態3におけるショーケースの機械室の内部を示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、ショーケースにおいては、経年劣化等により、冷凍サイクルを構成する冷媒回路のいずれかの部位から冷媒が漏洩することがあり得ることが知られている。以下、ショーケースの冷凍サイクルを構成する冷媒回路のいずれかの部位から漏洩する冷媒を、単に、「漏洩冷媒」とも称する。
ここで、ショーケースにおいては、冷媒が漏洩したとしても、ショーケースの周囲の吸気口と排気口とにより気流が生じるため、ショーケース近傍に漏洩冷媒が滞留し難いと考えられていた。
しかしながら、吸気口と排気口とから離間したショーケースの側面下部近傍では、漏洩冷媒が滞留し、空気中の漏洩冷媒の濃度(以下、単に、「漏洩冷媒の濃度」とも称する。)が高まり易いという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、簡素な構成で、ショーケース近傍に漏洩冷媒が滞留することを抑制することができるショーケースを提供する。
【0009】
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【0010】
(実施の形態1)
以下、図1~図9を用いて、実施の形態1を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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