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公開番号
2025099879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216856
出願日
2023-12-22
発明の名称
管理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
G08G
1/09 20060101AFI20250626BHJP(信号)
要約
【課題】モビリティの援助を適切に判断することができる技術を提供する。
【解決手段】管理装置は、1又は複数のプロセッサと、モビリティの状態を示すモビリティ状態を管理するモビリティ管理情報を格納する1又は複数の記憶装置と、を備える。1又は複数のプロセッサは、モビリティ管理情報に基づいて、モビリティ状態が異常状態か否かを判定する。また、1又は複数のプロセッサは、モビリティ状態が異常状態と判定され、且つ、モビリティ状態が異常状態となってから待機時間が経過した場合、モビリティの援助が必要と判断する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
モビリティを管理する管理装置であって、
1又は複数のプロセッサと、
前記モビリティの状態を示すモビリティ状態を管理するモビリティ管理情報を格納する1又は複数の記憶装置と、
を備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記モビリティ管理情報に基づいて、前記モビリティ状態が異常状態か否かを判定し、
前記モビリティ状態が異常状態と判定され、且つ、前記モビリティ状態が前記異常状態となってから待機時間が経過した場合、前記モビリティの援助が必要と判断する
ように構成された
管理装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記モビリティ状態は、前記モビリティの通信状態を含み、
前記1又は複数のプロセッサは、前記モビリティとの通信が途絶した場合、前記モビリティ状態が前記異常状態であると判定するように構成された
管理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の管理装置であって、
前記1又は複数の記憶装置は、更に、通信途絶が発生する所定区間を含む地図情報を格納し、
前記モビリティ管理情報は、前記モビリティの位置情報を含み、
前記1又は複数のプロセッサは、更に、
前記地図情報と前記位置情報の履歴に基づいて、前記所定区間に前記モビリティが存在するか否かを推定し、
前記所定区間に前記モビリティが存在すると推定された場合、前記モビリティが前記所定区間を通り過ぎるのに要する時間を推定し、
前記待機時間を前記推定した時間よりも長く設定する
ように構成された
管理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の管理装置であって、
前記モビリティ管理情報は、前記モビリティ自身が正常か異常かを判定した結果を示す自己診断結果情報を含み、
前記1又は複数のプロセッサは、更に、
前記自己診断結果情報に基づいて、前記モビリティが異常を検知したか判定し、
前記モビリティが前記異常を検知してから復帰処理を完了させるまでに要する時間を推定し、
前記待機時間を前記推定した時間よりも長くなるように設定する
ように構成された
管理装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の管理装置であって、
ロードサービスを行うサービス機関と通信可能な通信装置を備え、
前記モビリティ管理情報は、前記モビリティの位置情報を含み、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記モビリティ状態が前記異常状態となったとき、あるいは、前記モビリティの援助が必要と判断されたときの前記モビリティの位置を含む援助依頼情報を、前記通信装置を介して、前記サービス機関に送信する
ように構成された
管理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モビリティを管理する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、自動運転車を遠隔制御する管理装置を開示している。管理装置は、遠隔制御に掛かる作業時間及び優先度に基づいて処理順序を決定し、当該処理順序に従って、遠隔制御の作業をオペレータに割り当てる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-185279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1によれば、自動運転車に異常が発生した場合、その異常が一時的に発生しているのかどうかを判断する仕組みがない。その結果、本来不必要だった援助要請を先走って行ってしまうおそれがある。従って、自動運転車の援助が必要かどうかを適切に判断することができる技術が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの観点は、モビリティを管理する管理装置に関する。
管理装置は、1又は複数のプロセッサと、モビリティの状態を示すモビリティ状態を管理するモビリティ管理情報を格納する1又は複数の記憶装置と、を備える。
1又は複数のプロセッサは、モビリティ管理情報に基づいて、モビリティ状態が異常状態か否かを判定する。
1又は複数のプロセッサは、モビリティ状態が異常状態と判定され、且つ、モビリティ状態が異常状態となってから待機時間が経過した場合、モビリティの援助が必要と判断する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、モビリティ状態が異常状態と判定され、且つ、モビリティ状態が異常状態となってから待機時間が経過した場合、モビリティの援助が必要と判断される。これにより、本来不必要だった援助要請を先走って行ってしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
モビリティ管理システムの概要を説明するための概念図である。
モビリティ状態の異常状態の例を示す図である。
援助判断の処理シーケンスの第1の例を示す図である。
援助判断の処理シーケンスの第2の例を示す図である。
援助判定処理の例を示すフローチャートである。
その他の実施形態に係る援助判定の処理シーケンスの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0009】
1.モビリティ管理システムの概要
図1は、本実施の形態に係るモビリティ管理システム1の概要を説明するための概念図である。モビリティ管理システム1は、モビリティ100を管理するためのシステムである。モビリティ管理システム1は、モビリティ100の状態を管理する。更に、モビリティ管理システム1は、モビリティ100から遠隔サポートの要求を受け付けた場合、モビリティ100の遠隔サポートを行ってもよい。遠隔サポートは、例えば、遠隔監視(remote monitoring)、遠隔支援(remote assistance)、及び遠隔運転(remote driving)を含む概念である。
【0010】
モビリティ管理システム1は、例えば、モビリティ100と、遠隔オペレータ端末200と、管理装置300と、を含んでいる。モビリティ100、遠隔オペレータ端末200、及び管理装置300は、通信ネットワークを介して互いに通信可能である。例えば、モビリティ100は、遠隔オペレータ端末200や管理装置300と無線通信ネットワークを介して無線通信可能である。遠隔オペレータ端末200と管理装置300は、有線/無線通信ネットワークを介して互いに通信可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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