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公開番号2025097580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213832
出願日2023-12-19
発明の名称モータ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02K 9/19 20060101AFI20250624BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータにおいて、複数の端子ないし端子台の加熱を抑制又は回避する技術を提供する。
【解決手段】軸方向に延びるステータコア8と、ステータコア8に巻回されるコイル14と、コイル14と接続される複数の端子32と、ステータコア8の外周に沿って配置される少なくとも1つの冷媒供給流路20と、を備える。冷媒供給流路20は、複数の端子32に冷媒を供給する端子冷却経路40を備える。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
軸方向に延びるステータコアと、
前記ステータコアに巻回されるコイルと、
前記コイルと接続される複数の端子と、
前記ステータコアの外周に沿って配置される少なくとも1つの冷媒供給流路と、
を備え、
前記冷媒供給流路は、前記複数の端子に冷媒を供給する端子冷却経路を備える、モータ。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記端子冷却経路は、前記複数の端子を収容し、前記冷媒が前記複数の端子間を流通可能に形成されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記端子冷却経路は、前記ステータコア及び/又は前記コイルが前記ステータコアの軸方向に沿う端部から露出されたコイルエンドに対して前記冷媒を供給可能に形成されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記端子冷却経路は、前記冷媒を前記ステータコア及び/又は前記コイルエンドに吐出する少なくとも1つの吐出口を備える、請求項3に記載のモータ。
【請求項5】
前記複数の端子は、最も近接する前記ステータコアの端部の接線と平行に横一列で配列されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記少なくとも1つの冷媒供給流路は、前記複数の端子の配列方向に沿う両端側にそれぞれ配置される2つの冷媒供給流路を含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記モータは、鉛直方向に略直交する回転中心を有し、
前記少なくとも1つの冷媒供給流路は、前記回転中心に沿って配置される前記ステータコアの軸方向に沿って配置され、
前記複数の端子は、前記ステータコアの上方に略水平方向に沿って配列され、
前記端子冷却経路は、前記複数の端子を収容し、前記冷媒が前記複数の端子間を流通可能に形成されている、請求項1に記載のモータ。
【請求項8】
前記端子冷却経路は、前記ステータコアの周方向に沿って延在する端部を備える、請求項7に記載のモータ。
【請求項9】
前記少なくとも1つの冷媒供給流路は、前記ステータコアの軸方向に沿って互いに略同一高さに配置された2つの冷媒供給流路を含み、
前記端子冷却経路は、前記2つの冷媒供給経路間にかけ渡されている、請求項7又は8に記載のモータ。
【請求項10】
前記端子冷却経路は、前記2つの冷媒供給経路と同一高さに配置されている、請求項7又は8に記載のモータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、モータに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
モータは、ステータコアに三相のコイルが巻回されたてステータと、ロータ、とを備えている。ステータコアの軸方向に沿ってその外方には、該外方に延在されたコイルの端末同士が溶接で結線されてコイルエンドが形成される。こうしたコイルエンドには、ステータコアの外周の左右側に冷媒の供給経路としての冷却パイプが設けられている。冷却パイプには、コイルエンドやステータコアを冷却するために、冷却パイプの端部及び延在方向に沿って冷媒を吐出するための1又は複数の開口が形成されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0067006号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バスバーから延在される導体は、さらに、ステータコアの外周に配置される端子台を介して、インバータ等に接続される。導体には高電圧電流が流れる場合があり、導体とともに端子台が加熱される。上記冷却パイプは端子台の左右側にあるため、端子台が十分に冷却されていなかった。
【0005】
本明細書は、モータにおいて、複数の端子ないし端子台の加熱を抑制又は回避する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術は、モータに具現化される。モータは、軸方向に延びるステータコアと、前記ステータコアに巻回されるコイルと、前記コイルと接続される複数の端子と、前記ステータコアの外周に沿って配置される少なくとも1つの冷媒供給流路と、を備える。前記冷媒供給流路は、前記複数の端子に向けて冷媒を供給する端子冷却経路を備える。
【0007】
上記モータによれば、冷媒供給流路が、複数の端子に対して冷媒を供給する端子冷却経路を備えることで、複数の端子が効果的に冷却される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
モータにおけるステータコアと、端子台と、冷媒供給流路と、端子冷却経路とを、一方のコイルエンド側から図を示す図である。
端子冷却経路における冷媒の流れを示す図である。
図1に示すモータのII-II線断面である。
図1に示すモータの平面図である。
端子冷却経路の他の一態様を示す図である。
冷媒供給流路と端子冷却経路との他の一態様を示す図である。
端子冷却経路の他の一態様を示す図である。
端子冷却経路の他の一態様を示す図である。
冷媒供給流路と端子冷却経路との他の一態様を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書に開示されるモータの一実施形態は、軸方向に延びるステータコアと、前記ステータコアに巻回されるコイルと、前記コイルと接続される複数の端子と、前記ステータコアの外周に沿って配置される少なくとも1つの冷媒供給流路と、を備え、前記冷媒供給流路は、前記複数の端子に向けて冷媒を供給する端子冷却経路を備えていてもよい。
【0010】
前記モータの他の一実施形態は、前記端子冷却経路は、前記複数の端子を収容し、前記冷媒が前記複数の端子間を流通可能に形成されていることを含む。こうすることで、効果的に複数の端子を冷却できる。
(【0011】以降は省略されています)

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