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公開番号2025100235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217453
出願日2023-12-22
発明の名称映像再生装置、及び、映像再生装置用プログラム
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類H04N 21/4402 20110101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】外部映像信号を適切に表示する映像再生装置を提供する。
【解決手段】外部映像入力端子と、処理部と、切替部と、を備え、処理部は、外部映像入力端子から入力される入力映像を処理して出力し、切替部は、第1表示部に出力可能な第1出力端子を備え、外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度以下の場合、処理部から出力される第1処理出力映像を第1出力端子から出力させる第1状態と、外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度より大きい場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を、処理部を経由せずに第1出力端子から出力させる第2状態と、を切り替える切替処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
外部映像入力端子と、処理部と、切替部と、を備え、
処理部は、外部映像入力端子から入力される入力映像を処理して出力し、
切替部は、第１表示部に出力可能な第１出力端子を備え、
外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度以下の場合、処理部から出力される第１処理出力映像を第１出力端子から出力させる第１状態と、
外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度より大きい場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を、処理部を経由せずに第１出力端子から出力させる第２状態と、を切り替える切替処理を実行する
映像再生装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
映像再生装置は、記憶部を備え、
記憶部に第１設定値が記憶されている場合、切替処理を実行し、
記憶部に第２設定値が記憶されている場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を、処理部を経由せずに第１出力端子から出力させる
請求項１に記載の映像再生装置。
【請求項３】
映像再生装置は、第２表示部を備え、
切替部が第１状態をとる場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を第２処理出力映像に処理して第２表示部に表示させ、
切替部が第２状態をとる場合、所定の映像を第２表示部に表示させる
請求項１に記載の映像再生装置。
【請求項４】
映像再生装置は、記憶部を備え、
記憶部に第１設定値が記憶されている場合、切替処理を実行し、
記憶部に第２設定値が記憶されている場合、所定の映像を第２表示部に表示させない
請求項３に記載の映像再生装置。
【請求項５】
映像再生装置は、記憶部に第１設定値もしくは第２設定値を記憶させる操作を受け付ける
請求項２または請求項４に記載の映像再生装置。
【請求項６】
映像再生装置は、切替部を第１状態から第２状態に切り替える場合、第１表示部に切替を行うか否かを選択させるメッセージを表示させる
請求項１に記載の映像再生装置。
【請求項７】
処理部から出力される第１処理出力映像をアナログ出力映像として出力させるアナログ変換部を備える
請求項１に記載の映像再生装置。
【請求項８】
映像再生装置は、記憶部を備え、
記憶部にアナログ出力設定値が記憶されている場合、第１処理出力映像をアナログ出力映像として出力させ
記憶部にアナログ出力設定値が記憶されていない場合、第１処理出力映像をアナログ出力映像として出力させない
請求項７に記載の映像再生装置。
【請求項９】
外部映像入力端子と、処理部と、切替部と、を備えた映像再生装置で実行される映像再生装置用プログラムであって、
処理部は、外部映像入力端子から入力される入力映像を処理して出力し、
切替部は、第１表示部に出力可能な第１出力端子を備え、
外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度以下の場合、処理部から出力される第１処理出力映像を第１出力端子から出力させる第１状態と、
外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度より大きい場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を、処理部を経由せずに第１出力端子から出力させる第２状態と、を切り替える切替処理を実行する
映像再生装置用プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、外部入力映像を表示部に出力する映像再生装置、及び、映像再生装置用プログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケが社交の場等で行われている。カラオケで使用されるカラオケ装置は、他の映像再生装置と同様、映像、音声を出力することを基本機能として有する。このような映像再生装置では、ユーザが意図した映像を表示再生することが必要とされる。
【０００３】
特許文献１には、映像の切り替え時における黒画面（無出画、ブラックアウトに相当）の表示を抑制すること、また、映像の切り替えを迅速に行うことを可能とする映像出力装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２２－１５５７５０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載される映像再生装置では、映像の切り替え時における黒画面が表示された場合、使用するユーザが映像再生装置、あるいは、その外部機器が故障していると勘違いするという状況を解消することを目的としたものである。
【０００６】
ここで、カラオケ装置等の映像再生装置においては、外部映像再生装置を接続し、外部映像再生装置の再生映像を映像再生装置で表示出力させる機能を有するものがある。このような映像再生装置では、スマートフォン等の外部映像再生装置を使用することで、手持ちの映像コンテンツを大画面で楽しむことも可能となる。しかしながら、特定の状態に設定された映像再生装置で取り扱い可能な入力映像でない場合、映像再生装置において、入力映像を適切に表示出力できないことが考えられる。本発明は、そのような状況を鑑みたものであって、映像再生装置において、入力映像を適切に表示出力させることを１つの目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
そのため、本発明に係る映像再生装置は、以下の構成を採用するものである。
外部映像入力端子と、処理部と、切替部と、を備え、
処理部は、外部映像入力端子から入力される入力映像を処理して出力し、
切替部は、第１表示部に出力可能な第１出力端子を備え、
外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度以下の場合、処理部から出力される第１処理出力映像を第１出力端子から出力させる第１状態と、
外部映像入力端子から入力される入力映像が所定の解像度より大きい場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を、処理部を経由せずに第１出力端子から出力させる第２状態と、を切り替える切替処理を実行する。
【０００８】
さらに、本発明に係る映像再生装置は、
記憶部を備え、
記憶部に第１設定値が記憶されている場合、切替処理を実行し、
記憶部に第２設定値が記憶されている場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を、処理部を経由せずに第１出力端子から出力させる。
【０００９】
さらに、本発明に係る映像再生装置は、
第２表示部を備え、
切替部が第１状態をとる場合、外部映像入力端子から入力される入力映像を第２処理出力映像に処理して第２表示部に表示させ、
切替部が第１状態をとる場合、所定の映像を第２表示部に表示させる。
【００１０】
さらに、本発明に係る映像再生装置は、
記憶部を備え、
記憶部に第１設定値が記憶されている場合、切替処理を実行し、
記憶部に第２設定値が記憶されている場合、所定の映像を第２表示部に表示させない。
（【００１１】以降は省略されています）

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