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公開番号2025101171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217815
出願日2023-12-25
発明の名称ドローン用ヘリポート
出願人中国電力株式会社
代理人個人
主分類B64U 80/70 20230101AFI20250630BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約【課題】架空地線が架設されている電柱の上空に、ドローンを離着陸可能にするドローン用ヘリポートを提供する。
【解決手段】筒状で電柱Pの頂部P0に装着されて架空地線L1が架設される電柱キャップP1に取り付けられる環状の取付バンド2と、電柱キャップP1の上方に配置され、ドローンDが離着陸する平板状の離着陸ベース3と、棒状で、取付バンド2と離着陸ベース3とを連結し、離着陸ベース3を略水平に支持する複数の支持部材4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状で電柱の頂部に装着されて架空地線が架設される電柱キャップに取り付けられる環状の取付バンドと、
前記電柱キャップの上方に配置され、ドローンが離着陸する平板状の離着陸ベースと、
棒状で、前記取付バンドと前記離着陸ベースとを連結し、前記離着陸ベースを略水平に支持する複数の支持部材と、
を備えることを特徴とするドローン用ヘリポート。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記離着陸ベースに着陸した状態の前記ドローンを覆い、開閉自在の開閉ルーフを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のドローン用ヘリポート。
【請求項3】
前記電柱に配設された変圧器からの電力を、前記離着陸ベースに着陸した状態の前記ドローンの蓄電池に給電する給電装置を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のドローン用ヘリポート。
【請求項4】
外部と通信するための通信装置を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のドローン用ヘリポート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドローン(無人航空機)を発着させるためのドローン用ヘリポートに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、設備点検や物流などにドローンが広く使用されているが、ドローンを飛行させるには離着陸場所(ヘリポート)が必要で、また、ドローンを長時間飛行させるには充電する必要がある。このため、ドローンを安全に効率よく確実に充電できる、という給電用ドローンポートが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このドローン用ポートは、電力が供給されている電柱の上端・頂部に被せられる円筒形状の柱取り付け部と、この柱取り付け部に設けられドローンが離着陸可能な着陸台と、着陸台に載ったドローンに給電する給電装置と、ドローンまたは給電装置を移動させる位置決め設備と、を備えるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-98949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電柱のなかには、その頂部に既に架空地線(GW,Ground Wire)が架設されているものが多く存在し、既に架空地線が架設されている電柱に対しても、ドローン用ヘリポートを設置できることが望ましい。しかしなから、特許文献1に記載のドローン用ポートでは、電柱の頂部に円筒形状の柱取り付け部を被せて設置するため、既に架空地線が架設されている電柱の頂部には設置することができない。つまり、架空地線が架設されている電柱の上空では、ドローンを離着陸させることができず、離着陸可能な場所が制限されてしまう。
【0005】
そこで本発明は、架空地線が架設されている電柱の上空で、ドローンを離着陸可能にするドローン用ヘリポートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、筒状で電柱の頂部に装着されて架空地線が架設される電柱キャップに取り付けられる環状の取付バンドと、前記電柱キャップの上方に配置され、ドローンが離着陸する平板状の離着陸ベースと、棒状で、前記取付バンドと前記離着陸ベースとを連結し、前記離着陸ベースを略水平に支持する複数の支持部材と、を備えることを特徴とするドローン用ヘリポートである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載のドローン用ヘリポートにおいて、前記離着陸ベースに着陸した状態の前記ドローンを覆い、開閉自在の開閉ルーフを備える、ことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1に記載のドローン用ヘリポートにおいて、前記電柱に配設された変圧器からの電力を、前記離着陸ベースに着陸した状態の前記ドローンの蓄電池に給電する給電装置を備える、ことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1に記載のドローン用ヘリポートにおいて、外部と通信するための通信装置を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、電柱キャップに取付バンドを取り付け、複数の支持部材を介して離着陸ベースを取付バンドに連結することで、離着陸ベースが電柱キャップの上方に略水平に配設される。この際、支持部材が棒状のため、支持部材が架空地線に干渉しないように、離着陸ベースを配設することが可能である。このため、電柱キャップに架空地線が架設されている電柱であっても、その上空でドローンを離着陸させることが可能となり、障害物がなく見晴しのよい電柱上空からの安全かつ容易な離着陸が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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