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公開番号2025101397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218217
出願日2023-12-25
発明の名称冷蔵庫
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人蔦田特許事務所
主分類F25D 23/02 20060101AFI20250630BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】後面部材の形状が保たれやすい冷蔵庫を提供する。
【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室を開閉する扉40を備え、扉40が、前側の面を構成する前面部分51と、後ろ側の面を構成する後面部材56と、上下方向の一方の面を構成する枠60と、内部の断熱材とを含む冷蔵庫において、後面部材56に、扉40の内部に突出し扉40の左右の辺に沿って延びる凸条98aが形成され、扉40の内部において枠60から凸条98aに沿う方向に延びる延出部90が設けられたことを特徴とする。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
貯蔵室を開閉する扉を備え、前記扉が、前側の面を構成する前面部分と、後ろ側の面を構成する後面部材と、上下方向の一方の面を構成する枠と、内部の断熱材とを含む冷蔵庫において、
前記後面部材に、前記扉の内部側に突出し、前記扉の左右の辺に沿って延びる凸条が形成され、
前記扉の内部において前記枠から前記凸条に沿う方向に延びる延出部が設けられたことを特徴とする、冷蔵庫。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記貯蔵室が形成された筐体の前面と前記扉との間に挟まれて前記貯蔵室からの冷気の流出を抑制する抑制部材を備え、
前記後面部材における後方の面に、前記抑制部材を保持する溝が形成され、
前記溝が前記凸条を形成した、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記扉の内部において前記枠における左右の少なくとも一方に嵌まる固定具を備え、
前記延出部が前記固定具に形成された、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記延出部が前後方向及び左右方向に対して斜めの板状の部分である、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記枠が、前記扉の内部側に突出して前記扉の回転軸を収容する筒部を備え、
前記延出部が前記筒部よりも前記扉の内部側へ大きく突出した、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に記載されているように、冷蔵庫の扉は、冷蔵庫の庫外側の面を形成する外板部分(前面部分)と、庫内側の面を形成する内板部分(後面部材)と、扉の上下両端を形成する上下の枠とが組み合わさって構成されている。扉の内部には断熱材が充填されている。扉の製造時には、作業者が、前面部分、後面部材及び枠を組み合わせて扉の外郭を製造した後、扉の表面に設けられた注入口から扉の内部に流動性のある発泡断熱材を注入する。その発泡断熱材が扉の内部で固化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6392144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、扉の後面部材は撓みやすく、特に、扉の外郭を組み立ててから扉の内部に発泡断熱材を注入し終えるまでの間、形状が保たれにくい。そのことが原因で、扉の製造に困難性が生じていた。
【0005】
そこで本発明は、後面部材の形状が保たれやすい冷蔵庫を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室を開閉する扉を備え、前記扉が、前側の面を構成する前面部分と、後ろ側の面を構成する後面部材と、上下方向の一方の面を構成する枠と、内部の断熱材とを含む冷蔵庫において、前記後面部材に、前記扉の内部側に突出し、前記扉の左右の辺に沿って延びる凸条が形成され、前記扉の内部において前記枠から前記凸条に沿う方向に延びる延出部が設けられたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
冷蔵庫の縦断面図。
冷蔵庫の正面図。
扉を斜め前方から示す斜視図。
扉を斜め後方から示す斜視図。
前板を斜め後方から示す斜視図。
後面部材を斜め前方から示す斜視図。
上側の枠を斜め前方かつ下方から示す斜視図。
上側の枠を斜め後方かつ下方から示す斜視図。
上側の枠の左側部分を後方かつ下方から見た斜視図。
上側の枠の左側部分を斜め後方かつ下方から見た斜視図。
上側の枠の左側部分の底面図。
固定具が固定され、前板が嵌まっていない状態での、上側の枠の左側部分の底面図。
固定具を後方かつ下方から示す斜視図。
固定具を斜め後方かつ下方から見た斜視図。
固定具の底面図。
図3におけるA1-A1に相当する位置での断面図。
図16におけるA2-A2に相当する位置での断面図。
図16におけるA3-A3に相当する位置での断面図。
前板及び枠の右側面図。(a)は枠を前板に取り付ける前の図。(b)は枠を前板に取り付ける途中の図。(c)は枠を前板に取り付けた後の図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態について図面に基づき説明する。以下の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以下の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以下の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【0009】
図1及び図2に実施形態の冷蔵庫10を示す。冷蔵庫10の筐体11は、冷蔵庫10の外郭を形成する外箱12と、外箱12と組み合わされる内箱13と、外箱12と内箱13との間の断熱部14とを有している。断熱部14には断熱材が充填されている。その断熱材を、外箱12と内箱13が挟んでいる。
【0010】
筐体11の内側は断熱仕切壁21によって上下に仕切られている。断熱仕切壁21より上は冷蔵空間である。冷蔵空間は冷蔵保存に適した温度である冷蔵温度に維持される。また、断熱仕切壁21より下は冷凍空間である。冷凍空間は冷凍保存に適した温度である冷凍温度に維持される。
(【0011】以降は省略されています)

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