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公開番号2025101311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218077
出願日2023-12-25
発明の名称冷蔵庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 23/00 20060101AFI20250630BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】ドアの不完全密閉を好適に検出できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】
冷蔵庫は、収納庫と、ドアと、冷却器と、庫内圧力センサと、検出部とを備える。前記ドアは、前記収納庫に設けられた開口を開放または閉鎖する。前記冷却器は、前記収納庫の内部を冷却する。前記庫内圧力センサは、前記収納庫の内部または前記ドアの内側に配置され、前記収納庫の内部の第1圧力を計測する。前記圧力検知部は、前記第1圧力を検知する。前記検出部は、前記第1圧力に基づいて前記ドアの不完全密閉を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
収納庫と、
前記収納庫に設けられた開口を開放または閉鎖するドアと、
前記収納庫の内部を冷却する冷却器と、
前記収納庫の内部または前記ドアの内側に配置され、前記収納庫の内部の第1圧力を計測する庫内圧力センサと、
前記第1圧力を検知する圧力検知部と、
前記第1圧力に基づいて前記ドアの不完全密閉を検出する検出部と
を備える、冷蔵庫。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記検出部は、前記第1圧力の最大値が閾値を超えないことを前記圧力検知部が検知したことに基づいて、前記ドアの不完全密閉を検出する、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記検出部は、前記第1圧力の変化率または前記第1圧力の変化量に基づいて、前記ドアの不完全密閉を検出する、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記ドアが前記収納庫の前記開口を閉鎖するにしたがって前記ドアの近接を検知する開閉センサと、
前記開閉センサが前記ドアの近接を検知したことに基づいて前記ドアが前記収納庫の前記開口を閉鎖したことを検知する開閉検知部と
をさらに備え、
前記検出部は、前記ドアが前記収納庫の前記開口を閉鎖したことを前記開閉検知部が検知した後、前記第1圧力に基づいて前記ドアの不完全密閉を検出する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記冷却器によって冷却された冷気を前記収納庫の内部に送出するファンをさらに備え、
前記ファンは、前記ドアが前記収納庫の前記開口を閉鎖したことを前記開閉検知部が検知した直後に回転される、請求項4に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記ドアの不完全密閉を報知する報知部をさらに備える、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記収納庫の外部または前記ドアの外側に配置され、前記収納庫の外部圧力を計測する庫外圧力センサをさらに備え、
前記圧力検知部は、前記外部圧力をさらに検知し、
前記検出部は、前記外部圧力と前記第1圧力との差圧に基づいて前記ドアの不完全密閉を検出する、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
第1収納庫と第2収納庫とを含む収納庫と、
前記第1収納庫に設けられた第1開口を開放または閉鎖する第1ドアと、
前記第1収納庫と前記第2収納庫との冷気の流通を遮断するダンパと、
前記第1ドアが前記第1収納庫の前記第1開口を閉鎖するにしたがって前記第1ドアの近接を検知する開閉センサと、
前記開閉センサが前記第1ドアの近接を検知したことに基づいて前記第1ドアが前記第1収納庫の前記第1開口を閉鎖したことを検知する開閉検知部と、
前記第2収納庫の内部に配置される冷却器と、
前記冷却器と前記ダンパとの間に配置され、前記第1ドアが前記第1収納庫の前記第1開口を閉鎖したことが検知されると回転するファンと、
前記第1収納庫の内部または前記第1ドアの内側に配置され、前記第1収納庫の内部の第1圧力を計測する庫内圧力センサと、
前記第1圧力を検知する圧力検知部と、
前記第1圧力が閾値を超えないことに基づいて前記第1ドアの不完全密閉を検出する検出部と
を備える、冷蔵庫。
【請求項9】
前記第1収納庫の外部または前記第1ドアの外側に配置され、前記第1収納庫の外部圧力を計測する庫外圧力センサをさらに備え、
前記圧力検知部は、前記外部圧力をさらに検知し、
前記検出部は、前記外部圧力と前記第1圧力との差圧が閾値を超えないことに基づいて前記第1ドアの不完全密閉を検出する、請求項8に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、複数の扉スイッチから成るドアスイッチ回路により、冷蔵庫の各扉の開閉を検出する冷蔵庫を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-101548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、扉スイッチが経年劣化により誤動作する場合の対策を開示していない。
【0005】
本発明は、ドアの不完全密閉を好適に検出できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る冷蔵庫は、収納庫と、ドアと、冷却器と、庫内圧力センサと、検出部とを備える。前記ドアは、前記収納庫に設けられた開口を開放または閉鎖する。前記冷却器は、前記収納庫の内部を冷却する。前記庫内圧力センサは、前記収納庫の内部または前記ドアの内側に配置され、前記収納庫の内部の第1圧力を計測する。前記圧力検知部は、前記第1圧力を検知する。前記検出部は、前記第1圧力に基づいて前記ドアの不完全密閉を検出する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の冷蔵庫によれば、ドアの不完全密閉を好適に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る冷蔵庫の構成を示す図である。
本実施形態に係る冷蔵庫における時間と庫内外の圧力差(第1圧力)との関係を示す図である。
駆動部による第1圧力の変化を示す図である。
他の実施形態に係る冷蔵庫の内部構造を正面側からみた図である。
他の実施形態に係る冷蔵庫の内部構造を側面側からみた図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については、同一の参照符号を付して、重複する説明を繰り返さない。
【0010】
まず、図1を参照して、本実施形態に係る基本的な冷蔵庫1を説明する。図1は、本実施形態に係る冷蔵庫1の構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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