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公開番号
2025103840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221497
出願日
2023-12-27
発明の名称
冷蔵庫
出願人
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
21/06 20060101AFI20250702BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】圧縮機を損傷させることなくホットガス除霜処理を行うことができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】圧縮機10、凝縮器12、蒸発器16の順に冷媒が流れて再び圧縮機に戻る冷却サイクルが実施される冷却回路50と、圧縮機または凝縮器の吐出側と蒸発器の流入側とを直接繋ぐホットガスバイパス管20と、冷却サイクルを行う状態と、冷媒がホットガスバイパス管を介して蒸発器へ流れるホットガス除霜処理を行う状態と、を切り替える第1切替弁22と、蒸発器から出た冷媒が絞られた流路を流れて圧縮機へ戻る絞り状態と、絞られていない流路を流れて圧縮機へ戻る非絞り状態と、を切り替える第2切替弁30とを備え、制御部が、冷却サイクルを行うように圧縮機及び第1切替弁を制御するとき、非絞り状態となるように第2切替弁を制御し、ホットガス除霜処理を行うように圧縮機及び第1切替弁を制御するとき、絞り状態となるように第2切替弁を制御する。
【選択図】図3B
特許請求の範囲
【請求項1】
圧縮機、凝縮器、蒸発器の順に冷媒が流れて再び前記圧縮機に戻る冷却サイクルが実施される冷却回路と、
前記圧縮機または前記凝縮器の吐出側と前記蒸発器の流入側とを直接繋ぐホットガスバイパス管と、
前記冷却サイクルを行う状態と、前記圧縮機から吐出された冷媒が前記ホットガスバイパス管を介して前記蒸発器へ流れるホットガス除霜処理を行う状態と、を切り替える第1切替弁と、
前記蒸発器から出た冷媒が絞られた流路を流れて前記圧縮機へ戻る絞り状態と、前記蒸発器から出た冷媒が絞られていない流路を流れて前記圧縮機へ戻る非絞り状態と、を切り替える第2切替弁と、
前記圧縮機、第1切替弁及び前記第2切替弁を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部が、
前記冷却サイクルを行うように前記圧縮機及び前記第1切替弁を制御するとき、前記非絞り状態となるように前記第2切替弁を制御し、
前記ホットガス除霜処理を行うように前記圧縮機及び前記第1切替弁を制御するとき、前記絞り状態となるように前記第2切替弁を制御することを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記蒸発器から出た冷媒が前記圧縮機へ戻る流路に、絞り状態及び非絞り状態に変更可能な前記第2切替弁が配置され、前記制御部が、前記第2切替弁を制御して、絞り状態で冷媒を流すか非絞り状態で冷媒を流すか定めることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記蒸発器から出た冷媒が前記圧縮機へ戻る流路が、前記第2切替弁で切り替え可能な絞りを有する流路及び絞りを有さない流路を備え、前記制御部が、前記第2切替弁を制御して、何れの流路に冷媒を流すか定めることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は冷蔵庫に関し、特に、ホットガス除霜処理を実施可能な冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
冷蔵庫に備えられた蒸発器に付着した霜を除去するため、圧縮機または凝縮器から出たホットガス状の冷媒を、直接、蒸発器に供給して除霜を行うホットガス除霜処理が知られている。このホットガス除霜処理に関して、効率的に除霜を行うため、ホットガス除霜処理の間に圧縮機の駆動モータの周波数を変更する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-261669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ホットガス除霜処理では、圧縮機または凝縮器を出た高温の冷媒が、キャピラリチューブで減圧されることなく蒸発器に流入するので、圧縮機の吐出圧と吸入圧の差が小さい低圧縮比運転になる。このような低圧縮比運転では、圧縮機のバルブとピストンとが接触して損傷する虞があることが知られている。
【0005】
従って、本発明の目的は、上記の課題を解決するものであり、圧縮機を損傷させることなくホットガス除霜処理を行うとともに、効率的に冷却サイクルを行うことができる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様は、
圧縮機、凝縮器、蒸発器の順に冷媒が流れて再び前記圧縮機に戻る冷却サイクルが実施される冷却回路と、
前記圧縮機または前記凝縮器の吐出側と前記蒸発器の流入側とを直接繋ぐホットガスバイパス管と、
前記冷却サイクルを行う状態と、前記圧縮機から吐出された冷媒が前記ホットガスバイパス管を介して前記蒸発器へ流れるホットガス除霜処理を行う状態と、を切り替える第1切替弁と、
前記蒸発器から出た冷媒が絞られた流路を流れて前記圧縮機へ戻る絞り状態と、前記蒸発器から出た冷媒が絞られていない流路を流れて前記圧縮機へ戻る非絞り状態と、を切り替える第2切替弁と、
前記圧縮機、第1切替弁及び前記第2切替弁を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部が、
前記冷却サイクルを行うように前記圧縮機及び前記第1切替弁を制御するとき、前記非絞り状態となるように前記第2切替弁を制御し、
前記ホットガス除霜処理を行うように前記圧縮機及び前記第1切替弁を制御するとき、前記絞り状態となるように前記第2切替弁を制御する冷蔵庫である。
【0007】
ホットガス除霜処理を行うため、圧縮機から吐出された冷媒を、キャピラリチューブを通過させずに蒸発器へ流したとしても、蒸発器から出た冷媒が絞られた流路を流れて圧縮機に戻るので、圧縮機に戻る冷媒の圧力を下げることができる。このため、圧縮機の吐出圧を抑えた運転を行った場合でも、バルブとピストンが接触して損傷することのない圧縮機の吸入側及び吐出側の間の差圧を確保することができる。
一方、通常の冷却サイクルを行うときには、蒸発器から出た冷媒が絞られていない流路を流れて圧縮機に戻るようにできる。このため、流動抵抗の少ない流路を冷媒が循環して、効率的な冷却サイクルを実現できる。
【0008】
これにより、圧縮機を損傷させることなくホットガス除霜処理を行うとともに、効率的に冷却サイクルを行うことができる。
【0009】
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、
前記蒸発器から出た冷媒が前記圧縮機へ戻る流路に、絞り状態及び非絞り状態に変更可能な前記第2切替弁が配置され、前記制御部が、前記第2切替弁を制御して、絞り状態で冷媒を流すか非絞り状態で冷媒を流すか定める冷蔵庫である。
【0010】
本態様では、蒸発器から出た冷媒が圧縮機へ戻る流路に1つの切替弁を備えるだけで、確実に、圧縮機を損傷させることなくホットガス除霜処理を行うとともに、効率的に冷却サイクルを行うことを実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
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