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公開番号2025101511
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218408
出願日2023-12-25
発明の名称端末操作システム、端末装置及び操作装置
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06F 3/03 20060101AFI20250630BHJP(計算;計数)
要約【課題】タッチスクリーンを有する端末装置の操作性を向上させる技術を提供すること。
【解決手段】端末操作システムは、タッチスクリーンを有する端末装置と、タッチスクリーンの表面上に位置するとともに表面から突出する操作装置と、を備えてもよい。操作装置は、ユーザの指と接触する操作面を有する操作部と、操作部の操作面と反対側に位置する複数個の接触部と、を備えてもよい。端末装置の制御部は、操作装置の複数個の接触部がタッチスクリーンの表面と同時に接触することに応じて、予め定められた特定処理を実行してもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端末操作システムであって、
タッチスクリーンを有する端末装置と、
前記タッチスクリーンの表面に設けられている突起状の操作装置と、
を備え、
前記操作装置は、
ユーザの指と接触する操作部と、
前記操作部と反対側に位置する複数個の接触部と、
を備え、
前記端末装置は、前記操作装置の前記複数個の接触部が前記タッチスクリーンの前記表面と同時に接触することに応じて、予め定められた特定処理を実行する、
端末操作システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
端末装置であって、
タッチスクリーンと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記タッチスクリーンの表面に設けられている突起状の操作装置の複数個の接触部が、前記タッチスクリーンの前記表面と同時に接触することに応じて、予め定められた特定処理を実行する、
端末装置。
【請求項3】
前記操作装置は、
前記端末装置に着脱可能に取付けられ、
前記操作装置が前記端末装置に取付けられたことを検知する検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記検知部によって前記操作装置が前記端末装置に取付けられたことが検知され、かつ、前記操作装置の前記複数個の接触部が同時に前記タッチスクリーンの表面と接触する場合に、前記特定処理を実行する、
請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記端末装置は、情報コードを読み取り可能な装置であり、
前記特定処理は、前記情報コードの読み取りを実行するための処理である、
請求項2に記載の端末装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記操作装置の前記複数個の接触部が同時に前記タッチスクリーンと接触し、前記複数個の接触部が前記タッチスクリーンから離間した後、所定時間にわたって前記特定処理を継続し、
前記所定時間内に前記操作装置の前記複数個の接触部が再び同時に前記タッチスクリーンと接触する場合に、前記特定処理を停止する、
請求項2に記載の端末装置。
【請求項6】
タッチスクリーンを有する端末装置を操作するための操作装置であって、
ユーザの指と接触する操作部と、
前記操作部と反対側に位置する複数個の接触部と、
を備え、
前記複数個の接触部が前記タッチスクリーンの表面と同時に接触することによって、前記端末装置に予め定められた特定処理を実行させる、
操作装置。
【請求項7】
前記操作装置は、前記端末装置に着脱可能に取り付けられる、請求項6に記載の操作装置。
【請求項8】
前記操作装置は、前記端末装置の前記タッチスクリーンの表面に着脱可能に取り付けられる、請求項7に記載の操作装置。
【請求項9】
前記操作装置は、
前記タッチスクリーンの表面に吸着可能な吸盤部をさらに備え、
前記吸盤部によって、前記タッチスクリーンの表面に着脱可能に取り付けられる、
請求項7に記載の操作装置。
【請求項10】
前記操作装置は、さらに、前記操作部の反対側に配置されているとともに、前記操作部から遠ざかるように突出する湾曲面を有する土台部を備え、
前記複数個の接触部は、前記土台部の前記湾曲面に配置されている、
請求項6から9のいずれか一項に記載の操作装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、タッチスクリーンを有する端末装置の操作性を向上させるための技術に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タッチスクリーンを有する携帯端末が開示されている。携帯端末は、タッチスクリーンに対する入力操作に応じて、様々な処理を実行する。例えば、携帯端末は、タッチスクリーンに対する入力操作に応じて、情報コードの読取りを実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-028596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タッチスクリーンの表面は平坦であるため、端末装置の表面から突出するように設けられている物理ボタンと比べると、端末装置を見ることなくタッチスクリーンの操作すべき位置を指で特定することが困難である。また、端末装置は、ユーザの指がタッチスクリーンの表面と接触したことに応じて、その指が接触した位置によって特定される処理を実行する。このため、タッチスクリーンを操作して意図する処理を端末装置に実行させる際、ユーザは、操作時にタッチスクリーンの表面を目視し、指が接触する位置を確認することが求められる。本明細書では、タッチスクリーンを有する端末装置の操作性を向上させる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、端末操作システムを開示する。端末操作システムは、タッチスクリーンを有する端末装置と、前記タッチスクリーンの表面に設けられている突起状の操作装置と、を備えてもよい。前記操作装置は、ユーザの指と接触する操作面を有する操作部と、前記操作部の前記操作面と反対側に位置する複数個の接触部と、を備えてもよい。前記端末装置の制御部は、前記操作装置の前記複数個の接触部が前記タッチスクリーンの前記表面と同時に接触することに応じて、予め定められた特定処理を実行してもよい。
【0006】
上述した端末操作システムでは、端末装置が、操作装置の複数個の接触部が同時に前記タッチスクリーンの表面と接触することに応じて予め定められた特定処理を実行する。ユーザは、タッチスクリーンの表面を目視することなく、表面から突出するように設けられている操作装置を操作することによって、容易に端末装置に特定処理を実行させ得る。また、操作装置は、複数個の接触部を同時にタッチスクリーンの表面に接触させるため、端末装置は、例えば、一つの接触部(例えば指)がタッチスクリーンの表面と接触する接触と、操作装置による接触と、を識別することができる。このため、ユーザは、複数個の接触部が接触する位置を気にすることなく、操作装置で複数個の接触部を同時にタッチスクリーンの表面に接触させて、端末装置に特定処理を実行させ得る。このように、上述した端末操作システムによれば、タッチスクリーンを有する端末装置の操作性を向上させることができる。なお、本明細書における「同時」は、全く同じタイミングにおいて実行される複数個の接触のみを含むものではなく、端末装置によって「同時」と判定されるタイミングにおいて実行される接触も含むものである。例えば、端末装置は、予め定められた所定時間内に複数個の接触部がタッチスクリーンの表面に接触する場合に、「同時」と判定する。
【0007】
本技術の第2の態様では、端末装置を開示する。端末装置は、タッチスクリーンと、制御部と、を備えてもよい。前記制御部は、前記タッチスクリーンの表面に設けられている突起状の操作装置の複数個の接触部が、前記タッチスクリーンの前記表面と同時に接触することに応じて、予め定められた特定処理を実行してもよい。
【0008】
本技術の第3の態様では、前記操作装置は、前記端末装置に着脱可能に取付けられ、前記操作装置が前記端末装置に取付けられたことを検知する検知部をさらに備えてもよい。前記制御部は、前記検知部によって前記操作装置が前記端末装置に取付けられたことが検知され、かつ、前記操作装置の前記複数個の接触部が同時に前記タッチスクリーンの表面と接触する場合に、前記特定処理を実行してもよい。
【0009】
このような構成によると、操作装置が端末装置に取り付けられていない場合、仮に、ユーザの複数の指がタッチスクリーンの表面に同時に接触しても、端末装置は、特定処理を実行しない。このため、ユーザが誤って特定処理を実行させることを防止することができる。
【0010】
本技術の第4の態様では、前記端末装置は、情報コードを読み取り可能な装置であってもよい。その場合、前記特定処理は、前記情報コードの読み取りを実行するための処理であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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