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公開番号2025101798
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218820
出願日2023-12-26
発明の名称名刺管理システム
出願人キヤノン電子株式会社
代理人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250701BHJP(計算;計数)
要約【課題】サービス利用者にとって有用性が高い名刺情報を提示する。
【解決手段】名刺情報を保存する名刺情報保存部11を有するサーバ装置200と、サーバ装置200とネットワーク接続され、保存された名刺を閲覧可能な情報端末100と、情報端末100の利用者に対し有用性があると判断されるための抽出条件を取得する条件取得部9と、名刺情報保存部11に保存された名刺情報の中から抽出条件を満たす名刺情報を抽出する会社情報解析部10とを備え、抽出条件を満たす名刺情報を情報端末100に表示することを特徴とする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項１】
名刺情報を保存する名刺情報保存部を有するサーバ装置と、
前記サーバ装置とネットワーク接続され、前記保存された名刺を閲覧可能な情報端末と、
前記情報端末の利用者に対し有用性があると判断されるための抽出条件を取得する条件取得部と、
前記名刺情報保存部に保存された名刺情報の中から前記抽出条件を満たす名刺情報を抽出する会社情報解析部と
を備え、
前記抽出条件を満たす名刺情報を前記情報端末に表示することを特徴とする名刺管理システム。
続きを表示（約 380 文字）【請求項２】
前記会社情報解析部は、前記名刺情報を前記名刺情報保存部に保存した利用者とは異なる利用者に対し、前記抽出条件を満たす名刺情報を抽出することを特徴とする請求項１に記載の名刺管理システム。
【請求項３】
前記抽出条件は、前記利用者ごとに設定されていることを特徴とする請求項１に記載の名刺管理システム。
【請求項４】
前記会社情報解析部は、前記名刺情報に加え、インターネットを介して取得した会社情報の中から前記抽出条件を満たす会社を抽出することを特徴とする請求項３に記載の名刺管理システム。
【請求項５】
前記名刺情報を保存した利用者とは異なる利用者が当該名刺情報を前記情報端末に表示しているときに、当該名刺情報を自分が保存した名刺として登録できることを特徴とする請求項２に記載の名刺管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、名刺に関する情報を管理する名刺管理システムに関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
名刺情報を登録、整理、閲覧できる名刺管理サービス提供システムでは、名刺管理サービス提供システムを利用する複数のサービス利用者が存在する。更に名刺管理サービス提供システムでは、登録された名刺情報に対し「誰が、どの人の名刺を所有しているか？」という人脈情報を図示できるものもある。図示された人脈情報から、複数の他のサービス利用者と名刺情報の繋がりを把握することで、他のサービス利用者が持つ人脈情報を用い、円滑に営業活動を展開することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－０８８０３１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１には、名刺に関する名刺関連情報を用いてサービス利用者が次に会うべき人を識別し、出力するシステムが開示されている。特許文献１において、サービス利用者にとって会うべき人とは、他のサービス利用者を介して間接的に繋がっている名刺相手である。会いやすさ度と新鮮度をパラメータとする情報を用いて会うべき人を判定している。
【０００５】
特許文献１の場合、サービス利用者と関係のある名刺情報が優先的に取得され、サービス利用者周辺の人脈からしか繋がりが発展できなかった。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記を鑑み、本発明に係る名刺管理システムは、
名刺情報を保存する名刺情報保存部を有するサーバ装置と、
前記サーバ装置とネットワーク接続され、前記保存された名刺を閲覧可能な情報端末と、
前記情報端末の利用者に対し有用性があると判断されるための抽出条件を取得する条件取得部と、
前記名刺情報保存部に保存された名刺情報の中から前記抽出条件を満たす名刺情報を抽出する会社情報解析部と
を備え、
前記抽出条件を満たす名刺情報を前記情報端末に表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、サービス利用者自身が人脈を展開していない名刺情報をも取得する機会が得られ、サービス利用者にとって円滑に新規の人脈を築くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
情報処理システムの構成例を示すブロック図である。
情報処理システムのシーケンス図である。
名刺管理サービス提供システムが行う処理のフローチャートである。
サービス利用者にとって有用性が高い名刺を表示する画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図を用いて本発明の好適な第１の実施形態について説明する。なお以下で説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すものであり、特許請求の範囲に記載する構成の具体的な実施形態の一つである。例えば、以下に示す構成の一部は省略又は他の構成等に置換してもよい。他の構成を含むようにしてもよい。
【００１０】
図１では、本実施形態に係る名刺管理システムである、名刺管理サービス提供システム２００を含む情報処理システムの構成図が図示されている。本実施形態では、この名刺管理サービス提供システム２００を利用する１台の情報端末をサービス利用者端末１００という。サービス利用者端末１００は、名刺管理サービス提供システム２００にネットワーク接続され、名刺管理サービス提供システム２００を利用するサービス利用者によって操作される。サービス利用者端末１００のＷｅｂブラウザ４上では、サービス利用者自身で名刺情報を登録できる名刺情報登録部５と、登録した名刺情報や有用性のある名刺情報を閲覧可能な名刺情報閲覧部６と、登録した名刺情報ごとにサービス利用者が行った活動を登録できる活動履歴登録部７が存在する。これらは、Ｗｅｂブラウザ４に表示されるＷｅｂページ上の機能として実現される。
（【００１１】以降は省略されています）

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