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公開番号
2025101840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218893
出願日
2023-12-26
発明の名称
発送料金計算システムとそのプログラム
出願人
中国電力株式会社
代理人
弁理士法人維新国際特許事務所
,
個人
主分類
G07B
17/02 20060101AFI20250701BHJP(チェック装置)
要約
【課題】郵便物や宅配物等発送物の発送料金が厚みや発送物の縦寸法・横寸法・厚み寸法を含めた外形寸法によって変動する場合でも、容易かつ高精度に計算可能な発送料金計算システム及び発送料金計算プログラムを提供する。
【解決手段】発送料金計算システム1は、発送物の宛名記載面を撮影する撮像装置11と、発送物の宛名記載面までの距離を計測する測距センサ12と、発送物の重量を測定する重量測定装置13と、撮像装置11によって撮影された画像から宛記載面の輪郭を解析し、解析された輪郭と測距センサ12によって計測された距離から発送物の輪郭と厚みを含めた外形寸法を解析し、この外形寸法と重量から発送物の送料を演算する解析装置21を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
発送物の送料を演算する発送料金計算システムであって、前記発送物の宛名記載面を撮影する撮像装置と、前記発送物の宛名記載面までの距離を計測する測距センサと、前記発送物の重量を測定する重量測定装置と、前記撮像装置によって撮影された画像から前記宛名記載面の輪郭を解析し、解析された前記輪郭と前記測距センサによって計測された前記距離から前記発送物の前記輪郭の長さと厚みを含めた外形寸法を解析し、この外形寸法と前記重量から前記発送物の送料を演算する解析装置と、を有することを特徴とする発送料金計算システム。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記解析装置は、前記画像から配送事業者によって予め定められて前記発送物に付されたエリアコードを解析し、解析された前記エリアコードと前記外形寸法及び前記重量から前記発送物の送料を演算することを特徴とする請求項1に記載の発送料金計算システム。
【請求項3】
前記画像から配送事業者によって予め定められて前記発送物に付されたエリアコードと住所を解析する前記解析装置と、前記エリアコードと着地住所が紐付けされるエリアコードデータを参照して、前記エリアコードを介して前記住所と前記着地住所を照合する照合装置、又は前記住所を介して前記発送物に付された前記エリアコードと前記エリアコードデータの前記エリアコードを照合する照合装置、とを有することを特徴とする請求項1に記載の発送料金計算システム。
【請求項4】
前記画像から住所を解析する前記解析装置と、前記エリアコードと着地住所が紐付けされるエリアコードデータを参照して、前記エリアコードを介して前記住所と前記着地住所を照合する照合装置、又は前記住所を介して前記発送物に付された前記エリアコードと前記エリアコードデータの前記エリアコードを照合する照合装置、とを有することを特徴とする請求項2に記載の発送料金計算システム。
【請求項5】
前記画像から宛名と住所を解析する前記解析装置と、顧客住所と顧客名又は顧客名称が紐付けされる顧客リストを参照して、前記発送物に付された前記宛名を介して前記住所と前記顧客住所を照合する照合装置、又は前記発送物に付された前記住所を介して前記宛名と前記顧客名又は顧客名称を照合する照合装置、とを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発送料金計算システム。
【請求項6】
前記解析装置は、前記画像から前記発送物に付された発送種別を解析し、この発送種別を加味して前記発送物の送料を演算することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の発送料金計算システム。
【請求項7】
コンピュータによって、発送物の送料を演算するために実行される発送料金計算プログラムであって、前記発送物の宛名記載面を撮影する撮像工程と、前記発送物の宛名記載面までの距離を計測する測距工程と、前記発送物の重量を測定する重量測定工程と、前記撮像工程によって撮影された画像から前記宛名記載面の輪郭を抽出し、抽出された前記輪郭と前記測距工程で計測された前記距離から前記発送物の前記輪郭の長さと厚みを含めた外形寸法を解析する外形寸法解析工程と、前記外形寸法と前記重量から前記発送物の送料を演算する送料演算工程と、を実行させることを特徴とする発送料金計算プログラム。
【請求項8】
前記画像から配送事業者によって予め定められて前記発送物に付されたエリアコードを解析するエリアコード解析工程を有し、前記送料演算工程は、解析された前記エリアコードと前記外形寸法及び前記重量から前記発送物の送料を演算することを特徴とする請求項7に記載の発送料金計算プログラム。
【請求項9】
前記画像から配送事業者によって予め定められて前記発送物に付されたエリアコードを解析するエリアコード解析工程と、前記画像から前記発送物に付された住所を解析する住所解析工程と、を有し、前記エリアコードと着地住所が紐付けされるエリアコードデータを参照して、前記エリアコードを介して前記住所と前記着地住所を照合するエリアコード・住所照合工程、又は前記住所を介して前記発送物に付された前記エリアコードと前記エリアコードデータの前記エリアコードを照合するエリアコード・住所照合工程、を有することを特徴とする請求項7に記載の発送料金計算プログラム。
【請求項10】
前記画像から前記発送物に付された住所を解析する住所解析工程を有し、前記エリアコードと着地住所が紐付けされるエリアコードデータを参照して、前記エリアコードを介して前記住所と前記着地住所を照合するエリアコード・住所照合工程、又は前記住所を介して前記発送物に付された前記エリアコードと前記エリアコードデータの前記エリアコードを照合するエリアコード・住所照合工程、を有することを特徴とする請求項8に記載の発送料金計算プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、郵便物や宅配物等の発送物の発送料金を演算する発送料金計算システムとそのプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、郵便料金を判定する装置は数多く発明されており、例えば特許文献1には「秤による料金判定装置」という名称で、電子秤の秤皿に郵便物の直交する2辺を位置決めするガイド部を有した傾斜置台を取付け、郵便物をガイド部に沿って立て掛けるようにして置き、その傾斜置台の複数箇所に発光素子からの光を受光素子にまで透過させる複数の孔が形成されており、その複数の孔において、郵便物によって光が遮断されているか否かの組合せによって郵便物の形状が定形であるか定形外であるかを判定して、同時に電子秤によって郵便物の重量を計測し、その結果から郵便物の料金判定を行う発明が開示されている。
また、特許文献2には「配送システム」という名称で、携帯端末機に測定手段と重力センサーを備え、携帯端末機を用いて荷物の長さを測り、また、携帯端末機の先端に重量センサーを設置することで荷物底面の4辺における重力を測定したり、重力センサーに圧電ケーブルセンサーを用いることにより、変形に応じた電圧を出力でき、ケーブルのどの部分でも重量を計量することができる発明が開示されている。そして、この発明では、運送会社の料金データを携帯端末機にダウンロードし、測定された荷物の長さと重量とから、配送に要する料金を料金算出手段から算出することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-339659号公報
特開2006-240807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示される発明は、郵便物の厚みについて測定するものではなく、厚みや荷物の縦寸法・横寸法・厚み寸法を含めた外形寸法によって変動する郵便料金や宅配料金を判定することができないという課題があった。
また、特許文献2に開示される発明では、携帯端末機を用いることを前提としていることから、荷物の寸法測定時や重量測定時に高い精度を要求できない可能性が高いという課題があった。
また、これらの文献に開示された発明では、宛先の住所によって変動する発送料金や郵便種別によって変動する郵便料金に対応できないという課題もあった。
さらに、郵便物や宅配物等の発送物に記載された郵便番号のようなエリアコードと住所が一致しているか否かを照合することができないという課題や、同じく発送物に記載された住所と宛先が顧客データと一致しているか否かを照合することができないという課題があった。
【0005】
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、郵便物や宅配物等発送物の発送料金が厚みや発送物の縦寸法・横寸法・厚み寸法を含めた外形寸法によって変動する場合でも、容易かつ高精度に計算可能な発送料金計算システム及び発送料金計算プログラムを提供することを目的としている。
また、宛先の住所や発送種別によって変動する発送料金に容易に対応できる発送料金計算システム及び発送料金計算プログラムを提供することも目的としている。
加えて、発送物に記載されたエリアコードと住所、あるいは発送物に記載された住所と宛先が顧客データと一致しているか否かを照合することが可能な発送料金計算システム及び発送料金計算プログラムを提供することも目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、第1の発明である発送料金計算システムは、発送物の送料を演算する発送料金計算システムであって、前記発送物の宛名記載面を撮影する撮像装置と、前記発送物の宛名記載面までの距離を計測する測距センサと、前記発送物の重量を測定する重量測定装置と、前記撮像装置によって撮影された画像から前記宛名記載面の輪郭を解析し、解析された前記輪郭と前記測距センサによって計測された前記距離から前記発送物の前記輪郭の長さと厚みを含めた外形寸法を解析し、この外形寸法と前記重量から前記発送物の送料を演算する解析装置と、を有することを特徴とするものである。
【0007】
また、第2の発明である発送料金計算システムは、第1の発明において、前記解析装置は、前記画像から配送事業者によって予め定められて前記発送物に付されたエリアコードを解析し、解析された前記エリアコードと前記外形寸法及び前記重量から前記発送物の送料を演算することを特徴とするものである。
【0008】
第3の発明である発送料金計算システムは、第1の発明において、前記画像から配送事業者によって予め定められて前記発送物に付されたエリアコードと住所を解析する前記解析装置と、前記エリアコードと着地住所が紐付けされるエリアコードデータを参照して、前記エリアコードを介して前記住所と前記着地住所を照合する照合装置、又は前記住所を介して前記発送物に付された前記エリアコードと前記エリアコードデータの前記エリアコードを照合する照合装置、とを有することを特徴とするものである。
【0009】
第4の発明である発送料金計算システムは、第2の発明において、前記画像から住所を解析する前記解析装置と、前記エリアコードと着地住所が紐付けされるエリアコードデータを参照して、前記エリアコードを介して前記住所と前記着地住所を照合する照合装置、又は前記住所を介して前記発送物に付された前記エリアコードと前記エリアコードデータの前記エリアコードを照合する照合装置、とを有することを特徴とするものである。
【0010】
第5の発明である発送料金計算システムは、第1又は第2の発明において、前記画像から宛名と住所を解析する前記解析装置と、顧客住所と顧客名又は顧客名称が紐付けされる顧客リストを参照して、前記発送物に付された前記宛名を介して前記住所と前記顧客住所を照合する照合装置、又は前記発送物に付された前記住所を介して前記宛名と前記顧客名又は顧客名称を照合する照合装置、とを有することを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
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