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公開番号2025092269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023208047
出願日2023-12-08
発明の名称車両用制御システム
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07C 5/00 20060101AFI20250612BHJP(チェック装置)
要約【課題】従来に比して、自動ブレーキ作動時を調査するための情報を提供する。
【解決手段】本発明の車両用制御システムは、車両の周辺を撮像する撮像装置と、車両を制御する車両制御装置と、を備える車両用制御システムであって、車両制御装置は、撮像装置が撮像した撮像画像を含む撮像情報を取得する第1取得部と、車両の状態を示す車両情報を取得する第2取得部と、撮像情報と、車両情報と、を含む、第1情報を生成する生成部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両の周辺を撮像する撮像装置と、前記車両を制御する車両制御装置と、を備える車両用制御システムであって、
前記車両制御装置は、
前記撮像装置が撮像した撮像画像を含む撮像情報を取得する第１取得部と、
前記車両の状態を示す車両情報を取得する第２取得部と、
前記撮像情報と、前記車両情報と、を含む、第１情報を生成する生成部と、
を備える車両用制御システム。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記車両用制御システムは、外部記憶装置をさらに備え、
前記車両制御装置は、
前記生成した第１情報を前記外部記憶装置に出力する出力部と、
を備える、請求項１に記載の車両用制御システム。
【請求項３】
前記生成部は、前記撮像情報に含む、前記撮像画像が撮像された日時と、前記車両情報に含む、前記車両の状態が出力された日時と、を関連づけて、前記第１情報を生成する、
請求項１又は２に記載の車両用制御システム。
【請求項４】
前記撮像画像は、前記車両の前方、前記車両の後方、前記車両の右方及び前記車両の左方の少なくともいずれかにおける、前記車両の周辺を撮像した画像である、
請求項１に記載の車両用制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用制御システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、車両（乗用車等）において、センサデータ（カメラ画像データ等）に基づいて、自車両の周囲に存在する物標（他車両、歩行者等）を検出し、走行予定経路を含む所定領域内に物標が入った場合に、自車両に対するその物標の相対速度に基づいて衝突危険度を算出し、衝突危険度に応じた処理を実行する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１１３９７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述の従来技術では、衝突危険度に応じた処理として、衝突被害軽減のために、自動ブレーキにより車両を減速させる場合がある。この処理において、例えば、カメラ画像データは、自動ブレーキが作動したタイミングしか記憶できていない場合があり、作業者等が自動ブレーキ作動時を調査するための情報として、不十分な場合があり、更なる改善の余地がある。
【０００５】
本発明の目的は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、従来に比して、自動ブレーキ作動時を調査するための情報を提供することができる車両用制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述の課題を解決するために、本発明の車両用制御システムは、車両の周辺を撮像する撮像装置と、車両を制御する車両制御装置と、を備える車両用制御システムであって、車両制御装置は、撮像装置が撮像した撮像画像を含む撮像情報を取得する第１取得部と、車両の状態を示す車両情報を取得する第２取得部と、撮像情報と、車両情報と、を含む、第１情報を生成する生成部と、を備える。
【０００７】
この構成によれば、車両用制御システムは、自動ブレーキ作動時における、撮像画像及び車両情報が紐づけられた第１情報を生成するため、従来に比して、作業者等に対して、自動ブレーキ作動時を調査するための情報を提供することができる。
【０００８】
また、車両用制御システムは、外部記憶装置をさらに備え、車両制御装置は、生成した第１情報を外部記憶装置に出力する出力部と、を備える。さらに、生成部は、撮像情報に含む、撮像画像が撮像された日時と、車両情報に含む、車両の状態が出力された日時と、を関連づけて、第１情報を生成する。
【０００９】
この構成によれば、車両は、外部記憶装置の記憶容量を有効活用することができる。また、作業者等は、外部記憶装置から第１情報を取得することができるため、従来に比して、作業時間を低減することができる。
【００１０】
撮像画像は、車両の前方、車両の後方、車両の右方及び車両の左方の少なくともいずれかにおける、車両の周辺を撮像した画像である。これにより、作業者等は、当該車両の自動ブレーキ作動後における、車両の前方に限らず、車両の周辺に存在する物標を把握することができる。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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