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公開番号2025103546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220999
出願日2023-12-27
発明の名称硬貨処理装置
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G07D 11/10 20190101AFI20250702BHJP(チェック装置)
要約【課題】硬貨の搬送エラーに対する省力化を図れる新たな硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】硬貨処理装置1は、第1ガイドと第2ガイドとの間に形成されている搬送路31と、第1ベルト61が第1プーリ60に掛け渡されている第1搬送部34と、第2ベルト71が第2プーリ70に掛け渡されている第2搬送部35と、を備え、搬送路31に沿って第1ベルト61により搬送された硬貨が引き続き第2ベルト71により同じ方向に搬送される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1ガイドと第2ガイドとの間に形成されている搬送路と、
第1ベルトが第1プーリに掛け渡されている第1搬送部と、
第2ベルトが第2プーリに掛け渡されている第2搬送部と、を備え、
前記搬送路に沿って前記第1ベルトにより搬送された硬貨が引き続き前記第2ベルトにより同じ方向に搬送される、硬貨処理装置。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記搬送路の略中心線上に前記第1ベルトの一部および前記第2ベルトの一部がそれぞれ通っている、
請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記第1プーリの回転軸心が前記第1ガイド側にあり、前記第2プーリの回転軸心が前記第2ガイド側にある、
請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記第1ベルトは前記硬貨を押し出す複数の第1突起を備え、
前記第2ベルトは前記硬貨を押し出す複数の第2突起を備える、
請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記第1ガイドには前記第1突起が通過するための第1通過部が形成され、
前記第2ガイドには前記第2突起が通過するための第2通過部が形成されており、
前記搬送路における前記硬貨の搬送方向において前記第1通過部が前記第2通過部よりも下流側に形成されている、
請求項4に記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記第1ベルトと前記第2ベルトとの間の距離が、処理されるべき最小径の硬貨の直径よりも小さい、
請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
【請求項7】
前記第1ベルトが第1駆動部により駆動され、前記第2ベルトが第1駆動部とは別の第2駆動部により駆動される、
請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
【請求項8】
前記第1ベルトと前記第2ベルトの移動速度が略同一である、
請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
【請求項9】
前記第1突起の間隔と前記第2突起の間隔が略同一である、
請求項4に記載の硬貨処理装置。
【請求項10】
前記搬送路上で前記第1突起により押し出された前記硬貨を引き続き前記第2突起が押し出すことができるよう、前記第1ベルトにおける前記第1突起の位相と前記第2ベルトにおける前記第2突起の位相とが所定の関係となるように前記第1ベルトおよび前記第2ベルトの駆動がそれぞれ制御される、
請求項4に記載の硬貨処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、硬貨処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、店舗においてはレジにて、金融機関においては窓口等にて、それぞれ顧客との現金受け渡しを正確かつ迅速に行うべく、POSレジスタや電子式金銭登録機、および入出金管理機等の出納機器と電気的に接続され、これらの出納機器から出力される電気的信号により、自動的に硬貨の入金や出金が可能な硬貨入出金機が開発されている(例えば、特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5101831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在、多くの硬貨処理機は、硬貨搬送方式として1つのベルトにより硬貨を搬送するベルト搬送方式を採用している。ここで、1つのベルトで硬貨を搬送する場合、硬貨を搬送する上流側でエラーが発生した際にベルトの駆動が停止する。このとき、下流側である選別部にある硬貨の搬送も停止することになるが、硬貨が適切に収納されたか否かが不明確になり、硬貨処理機の内部における在高が不明確になり得る。また、このような問題を回避するために別途硬貨の保留部を設けてしまうと、硬貨処理機のサイズの増大につながり得る。
【0005】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、硬貨の搬送エラーに対する省力化を図れる新たな硬貨処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の硬貨処理装置は、
第1ガイドと第2ガイドとの間に形成されている搬送路と、
第1ベルトが第1プーリに掛け渡されている第1搬送部と、
第2ベルトが第2プーリに掛け渡されている第2搬送部と、を備え、
前記搬送路に沿って前記第1ベルトにより搬送された硬貨が引き続き前記第2ベルトにより同じ方向に搬送される。
【0007】
本開示の硬貨処理装置においては、
前記搬送路の略中心線上に前記第1ベルトの一部および前記第2ベルトの一部がそれぞれ通っていてもよい。
【0008】
本開示の硬貨処理装置においては、
前記第1プーリの回転軸心が前記第1ガイド側にあり、前記第2プーリの回転軸心が前記第2ガイド側にあってもよい。
【0009】
本開示の硬貨処理装置においては、
前記第1ベルトは前記硬貨を押し出す複数の第1突起を備え、
前記第2ベルトは前記硬貨を押し出す複数の第2突起を備えていてもよい。
【0010】
本開示の硬貨処理装置においては、
前記第1ガイドには前記第1突起が通過するための第1通過部が形成され、
前記第2ガイドには前記第2突起が通過するための第2通過部が形成されており、
前記搬送路における前記硬貨の搬送方向において前記第1通過部が前記第2通過部よりも下流側に形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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