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公開番号
2025102532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023220039
出願日
2023-12-26
発明の名称
換気システム
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F24F
7/007 20060101AFI20250701BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】建物で結露が発生するのを抑制可能な換気システムを提供する。
【解決手段】建物1の室内空間S2の空気を、建物1内のうち、室内空間S2とは異なる空間である非室内空間に供給可能な給気装置11と、非室内空間の空気を排出可能な排気装置12と、建物1の床下空間S1に配置され、当該床下空間S1の温度を検知可能な温度センサ13と、温度センサ13の検知結果に基づいて給気装置11及び排気装置12を制御する制御部と、を具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の室内空間の空気を、前記建物内のうち、前記室内空間とは異なる空間である非室内空間に供給可能な給気装置と、
前記非室内空間の空気を排出可能な排気装置と、
前記建物の床下空間に配置され、当該床下空間の温度又は湿度の少なくともいずれかを検知可能な検知装置と、
前記検知装置の検知結果に基づいて前記給気装置及び前記排気装置を制御する制御部と、
を具備する、
換気システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記検知装置の検知結果に基づいて冬季か夏季かを判定し、
前記判定結果が冬季の場合、前記排気装置を動作させることで陰圧となった前記非室内空間に外気が導入される第1制御を実行し、
前記判定結果が夏季の場合、前記給気装置を動作させることで陽圧となった前記非室内空間の空気が当該非室内空間の外部に排出される第2制御を実行する、
請求項1に記載の換気システム。
【請求項3】
前記建物には、
少なくとも2つ以上の前記非室内空間が形成され、
前記排気装置は、
前記少なくとも2つ以上の非室内空間のうち、一の空間の空気を排出するように構成され、
前記第1制御において、前記少なくとも2つ以上の非室内空間のうち、前記一の空間とは異なる他の空間の空気を、前記一の空間を介して排出する、
請求項2に記載の換気システム。
【請求項4】
前記建物には、
少なくとも2つ以上の前記非室内空間が形成され、
前記給気装置は、
前記少なくとも2つ以上の非室内空間のうち、一の空間に前記室内空間の空気を供給するように構成され、
前記第2制御において、前記少なくとも2つ以上の非室内空間のうち、前記一の空間とは異なる他の空間に、前記一の空間を介して前記室内空間の空気を供給する、
請求項2又は請求項3に記載の換気システム。
【請求項5】
前記少なくとも2つ以上の非室内空間には、
前記床下空間及び階間空間が含まれ、
前記一の空間は、
前記階間空間であり、
前記他の空間は、
前記床下空間である、
請求項4に記載の換気システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、換気システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建物(例えば階間空間等)を換気するための技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1に記載の階間換気構造では、階間空間の排気口に設けられたプロペラファンを回転駆動させることで、階間空間を換気することができる。この際、階間空間の空気が屋外に排出されると共に、室内空間(1階居室内)の空気が階間空間へ取り入れられる。これにより、夏季の高湿な外気が階間空間に導入されるのを抑制し、夏季に階間空間で結露が発生するのを抑制することができる。
【0004】
しかし、冬季における室内空間の空気には水蒸気が多く含まれる場合がある。このため、特許文献1に記載の階間換気構造では、冬季に階間空間を換気する場合に、高湿な室内空間の空気が階間空間へ取り入れられてしまい、階間空間で結露が発生する可能性がある。また高湿な室内空間の空気が階間空間へ取り入れられた場合、当該空気が階間空間に面する外壁内に流入し、壁体内結露(外壁の中での結露)が発生する可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-4448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、建物に結露が発生するのを抑制可能な換気システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、建物の室内空間の空気を、前記建物内のうち、前記室内空間とは異なる空間である非室内空間に供給可能な給気装置と、前記非室内空間の空気を排出可能な排気装置と、前記建物の床下空間に配置され、当該床下空間の温度又は湿度の少なくともいずれかを検知可能な検知装置と、前記検知装置の検知結果に基づいて前記給気装置及び前記排気装置を制御する制御部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記制御部は、前記検知装置の検知結果に基づいて冬季か夏季かを判定し、前記判定結果が冬季の場合、前記排気装置を動作させることで陰圧となった前記非室内空間に外気が導入される第1制御を実行し、前記判定結果が夏季の場合、前記給気装置を動作させることで陽圧となった前記非室内空間の空気が当該非室内空間の外部に排出される第2制御を実行するものである。
【0010】
請求項3においては、前記建物には、少なくとも2つ以上の前記非室内空間が形成され、前記排気装置は、前記少なくとも2つ以上の非室内空間のうち、一の空間の空気を排出するように構成され、前記第1制御において、前記少なくとも2つ以上の非室内空間のうち、前記一の空間とは異なる他の空間の空気を、前記一の空間を介して排出するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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