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公開番号2025105163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223516
出願日2023-12-28
発明の名称給紙カセット
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B65H 1/12 20060101AFI20250703BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】用紙の先端位置を安定することができる回転板を有する給紙カセットを提供する。
【解決手段】給紙カセット10は、用紙収納部11と、用紙収納部11の下方に設けられ用紙収容部に収容された用紙をリフトアップする回転板30と、回転板30を持ち上げるスプリング29a,29bで構成される。用紙収納部11には回転板30の上下動時に案内する垂直ガイド部36を設け、回転板30は垂直ガイド部36と摺動するガイド部材38を有する。
【選択図】図4B
特許請求の範囲【請求項1】
用紙収納部と、前記用紙収納部の下方に設けられ、前記用紙収納部に収納された用紙をリフトアップする回転板と、
前記回転板の用紙搬送方向下流側を持ち上げる弾性部材と、
前記回転板の用紙搬送方向の上流側を前記回転板の下方で支持する支持部と、
で構成される給紙カセットであって、
前記用紙収納部には前記回転板の上下動時に案内する垂直ガイド部を設け、前記回転板は、前記垂直ガイド部幅を前記回転板の用紙搬送方向と直交する方向に突出させ、用紙搬送方向の上流側端部と下流側端部とが前記垂直ガイド部と摺動するガイド部材を有し、
前記ガイド部材の前記垂直ガイド部と摺動する用紙搬送方向の上流側端部と下流側端部は、前記垂直ガイド部の幅を直径とする円柱を仮想したときの円柱側面の一部である、給紙カセット。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記垂直ガイド部の反対側に位置する回転軸は固定されておらず、フリーとなっている、請求項1に記載の給紙カセット。
【請求項3】
前記ガイド部材は、前記回転板とは異なる素材で形成された、請求項1に記載の給紙カセット。
【請求項4】
前記ガイド部材は、前記回転板の厚みよりも大きい厚みを有する、請求項1に記載の給紙カセット。
【請求項5】
前記回転板がリフトアップされていない水平な状態において、前記ガイド部材の用紙搬送方向上流側端部の上端と前記ガイド部材の搬送方向下流側端部の下端とを結んだ直線と水平方向との傾きが、回転板がとり得る最大の傾き以上である、請求項1に記載の給紙カセット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給紙カセットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
給紙カセットには、用紙をリフトアップしてピックローラに当てて搬送させるために用いる回転板が設けられている。従来は回転板の回転軸が決まっており、リフトアップ前に比べリフトアップ後は用紙先端が大きく後退する機構が一般的であった。一方で、この回転板の給紙側端部を昇降させる垂直のガイド部と、その反対側端部に回転軸が設けられていない構成を有する給紙カセットが、例えば特開2006-347662号公報(特許文献1)開示されている。同公報によれば、垂直のガイド部に係合しているのはピニオンギアであり、垂直のガイド部にはラックが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-347662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の給紙カセットの回転板は上記のように構成されていた。特許文献1に開示された回転板では、回転軸が設けられておらず、リフトアップのガイドが垂直であるものの、用紙先端の位置を回転板の最先端まで持ってこられないため、用紙の先端位置をリフトアップの前後で安定することができないという問題があった。
【0005】
本開示は上記のような問題点を解消するためになされたもので、用紙の先端位置をリフトアップの前後で安定することができる回転板を有する給紙カセットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る給紙カセットは、用紙収納部と、用紙収納部の下方に設けられ、用紙収納部に収納された用紙をリフトアップする回転板と、回転板の用紙搬送方向下流側を持ち上げる弾性部材と、回転板の用紙搬送方向の上流側を回転板の下方で支持する支持部と、で構成される。給紙カセットは、用紙収納部には回転板の上下動時に案内する垂直ガイド部を設け、回転板は、垂直ガイド部幅を回転板の用紙搬送方向と直交する方向に突出させ、用紙搬送方向の上流側端部と下流側端部とが垂直ガイド部と摺動するガイド部材を有し、ガイド部材の垂直ガイド部と摺動する用紙搬送方向の上流側端部と下流側端部は、垂直ガイド部の幅を直径とする円柱を仮想したときの円柱側面の一部である。
【0007】
好ましくは、垂直ガイド部の反対側に位置する回転軸は固定されておらず、フリーとなっている。
【0008】
ガイド部材は、回転板とは異なる素材で形成されてもよい。
【0009】
ガイド部材は、回転板の厚みよりも大きい厚みを有してもよい。
【0010】
回転板がリフトアップされていない水平な状態において、ガイド部材の用紙搬送方向上流側端部の上端とガイド部材の搬送方向下流側端部の下端とを結んだ直線と水平方向との傾きが、回転板がとり得る最大の傾き以上であるのが好ましい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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