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公開番号
2025105283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223732
出願日
2023-12-28
発明の名称
ホームドア制御装置
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
主分類
B61B
1/02 20060101AFI20250703BHJP(鉄道)
要約
【課題】 例えば駆け込み乗車等により、車両ドアにおいて挟み込みが発生した場合において、迅速に車両ドアの開扉を行うことが可能になるホームドア制御装置を提供すること。
【解決手段】 ホームドア制御装置100は、車両ドアRDとホームドアPDとについて連携して開閉動作を行うものであって、車両ドア開扉指令が発動された際に車両ドア開扉中信号があった場合、ドア間の連携よりも車両ドア開扉指令を優先して車両ドア開扉を開始する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両ドアとホームドアとについて連携して開閉動作を行うホームドア制御装置であって、
車両ドア開扉指令が発動された際に車両ドア開扉中信号があった場合、ドア間の連携よりも前記車両ドア開扉指令を優先して車両ドア開扉を開始する、ホームドア制御装置。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記ドア間の連携は、車上側と地上側との間での通信に基づき行われ、
前記車両ドア開扉指令が発動された際に前記車両ドア開扉中信号があった場合、車上側から地上側へ出力したホームドア開扉指令に対する地上側からの応答の如何に依らず前記車両ドア開扉を開始する、請求項1に記載のホームドア制御装置。
【請求項3】
前記車両ドア開扉指令が発動された際に前記車両ドア開扉中信号が無かった場合、前記ホームドア開扉指令に対する地上側からの応答を待って前記車両ドア開扉を開始する、請求項2に記載のホームドア制御装置。
【請求項4】
前記ホームドア開扉指令は、前記車両ドア開扉指令の発動に伴い出力される、請求項2に記載のホームドア制御装置。
【請求項5】
前記ホームドア開扉指令とともに前記車両ドア開扉中信号があったことが車上側から地上側へ出力された場合、地上側において、開扉対象とすべきホームドアを選択する、請求項2に記載のホームドア制御装置。
【請求項6】
前記ホームドア開扉指令とともに前記車両ドア開扉中信号があったことが車上側から地上側へ出力された場合、地上側において、ホームドア開扉のタイミングを遅らせる、請求項2に記載のホームドア制御装置。
【請求項7】
前記ドア間の連携は、車上側と地上側との間での通信に基づき行われ、
前記車両ドア開扉指令が発動された際に前記車両ドア開扉中信号があった場合、車上側から地上側へホームドア開扉指令を出力せず、ホームドアを閉扉の状態に維持する、請求項1に記載のホームドア制御装置。
【請求項8】
前記車両ドア開扉指令は、車掌ドアスイッチの操作により出力される、請求項1に記載のホームドア制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両ドアとホームドアとについて連携して開閉動作を行うホームドア制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、プラットホームドア周辺の状態を検出して、駆け込み乗車の判定を短時間で行うもの(特許文献1参照)が知られている。
【0003】
一方、例えば乗降客が車両とホームの間に取り残されないようにするといった安全面の観点から、車上側と地上側との間での通信に基づきドア間の連携といったことを行った上で、ドア開閉を行うようにしているものもある。車両ドアとホームドアとについて連携して開閉動作を行うホームドア制御装置では、例えば駆け込み乗車による車両ドアにおける挟み込みがあった場合であっても、迅速な対応(車両ドアの開扉)を行うことができない可能性がある。特許文献1に示すホームドアの制御態様では、このような事態に対処するための構成については言及がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-183823号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、例えば駆け込み乗車等により、車両ドアにおいて挟み込みが発生した場合において、迅速に車両ドアの開扉を行うことが可能になるホームドア制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するためのホームドア制御装置は、車両ドアとホームドアとについて連携して開閉動作を行うホームドア制御装置であって、車両ドア開扉指令が発動された際に車両ドア開扉中信号があった場合、ドア間の連携よりも車両ドア開扉指令を優先して車両ドア開扉を開始する。
【0007】
上記ホームドア制御装置では、車両ドア開扉指令が発動された際に車両ドア開扉中信号があった場合、ドア間の連携よりも車両ドア開扉指令を優先して車両ドア開扉を開始することで、車両ドアとホームドアとについて連携して開閉動作を行っているものであっても、車両ドアにおいて挟み込みが発生したような緊急時の場合等に、迅速な対応すなわち車両ドア開扉を行うことが可能になる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、ドア間の連携は、車上側と地上側との間での通信に基づき行われ、車両ドア開扉指令が発動された際に車両ドア開扉中信号があった場合、車上側から地上側へ出力したホームドア開扉指令に対する地上側からの応答の如何に依らず車両ドア開扉を開始する。この場合、車上側と地上側との間での通信に基づいてドア間の連携を行っている場合においても、挟み込みが発生した緊急時の場合等において、車両ドア開扉を迅速に開始できる。
【0009】
本発明の別の側面では、車両ドア開扉指令が発動された際に車両ドア開扉中信号が無かった場合、ホームドア開扉指令に対する地上側からの応答を待って車両ドア開扉を開始する。この場合、緊急時の迅速な車両ドア開扉を可能としつつ、適切なドア間の連携を維持できる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、ホームドア開扉指令は、車両ドア開扉指令の発動に伴い出力される。この場合、通信を利用したドア間の連携を適切に維持できる。
(【0011】以降は省略されています)
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