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公開番号
2025107558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-18
出願番号
2024000933
出願日
2024-01-08
発明の名称
加工機械ライン
出願人
株式会社FUJI
代理人
個人
主分類
G05B
19/418 20060101AFI20250711BHJP(制御;調整)
要約
【課題】排出サイクルの起動に係る作業者の作業負担を軽減することが可能な加工機械ラインを提供する。
【解決手段】加工機械ラインは、第1の工作機械と第2の工作機械とを含んでいる。第1の工作機械の制御装置は、操作盤に対する操作により排出サイクルの実行指示を受け付けた場合に、排出サイクルに係る処理を実行し、第2の工作機械に、通信インタフェースを介して排出サイクルの起動指示を送信する。第2の工作機械の制御装置は、通信インタフェースから排出サイクルの起動指示を受け付けた場合に、ワークに対して排出サイクルに係る処理を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加工機と、制御装置と、操作盤と、通信インタフェースとを有する複数の工作機械と、
ワーク搬送機と、を備える加工機械ラインであって、
前記制御装置は、
前記加工機によりワークを加工する際、前記ワーク搬送機に、前記加工機へのワークの供給と加工後のワークの排出とを繰り返し実行させ、
前記操作盤に対する操作により所定の指示を受け付けた場合に、前記ワーク搬送機に前記加工機から加工後のワークを排出させた後、前記加工機を停止させる排出サイクルに係る処理を実行し、
前記複数の工作機械のうち、最初の工程でワークを加工する第1の工作機械の前記制御装置は、
前記操作盤に対する操作により前記排出サイクルの実行指示を受け付けた場合に、前記排出サイクルに係る処理を実行し、かつ、前記第1の工作機械の工程よりも後の工程でワークを加工する第2の工作機械に、前記排出サイクルの起動指示を、前記通信インタフェースを介して送信し、
前記第2の工作機械の前記制御装置は、
前記排出サイクルの起動指示を、前記通信インタフェースを介して受け付けた場合に、前記排出サイクルに係る処理を実行する、加工機械ライン。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記第1の工作機械から搬送されたワークが仮置きされる仮置き台を備え、
前記第2の工作機械の制御装置は、
前記排出サイクルの起動指示を受け付けた後に、前記ワーク搬送機が、ワークを前記仮置き台から前記第2の工作機械の前記加工機に搬送する場合に、搬送された前記ワークを対象として前記排出サイクルに係る処理を実行する、請求項1に記載の加工機械ライン。
【請求項3】
前記ワーク搬送機には、
前記第1の工作機械と前記仮置き台との間でワークを搬送可能な第1ワーク搬送機と、
前記仮置き台と前記第2の工作機械との間でワークを搬送可能な第2ワーク搬送機と、があり、
前記第2の工作機械の前記制御装置は、
前記排出サイクルの起動指示を受け付けた後に、前記第2ワーク搬送機が、ワークを前記仮置き台から前記加工機に搬送する場合に、搬送された前記ワークを対象として前記排出サイクルに係る処理を実行する、請求項2に記載の加工機械ライン。
【請求項4】
前記複数の工作機械として、前記第2の工作機械の工程よりも後の工程でワークを加工する第3の工作機械を備え、
前記第2の工作機械の前記制御装置は、
前記第1の工作機械から、前記排出サイクルの起動指示を受け付けた場合に、前記排出サイクルの起動指示を、前記通信インタフェースを介して前記第3の工作機械に送信し、
前記第3の工作機械の前記制御装置は、
前記排出サイクルの起動指示を、前記通信インタフェースを介して受け付けた場合に、前記排出サイクルに係る処理を実行する、請求項1に記載の加工機械ライン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の工作機械を備える加工機械ラインに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の工作機械を備える加工機械ラインが記載されている。このような加工機械ラインでは、最初の工程の工作機械によりワークの加工が行われた後、加工後のワークが次の工程の工作機械に受け渡され、次の工程の工作機械により受け渡されたワークに対して加工が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-178651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記構成の加工機械ラインでは、例えば、ワークの加工数が計画された数に達した場合や、ワークの段替え時において、各工作機械内のワークを排出し、ワークの加工を停止させる、所謂、排出サイクルを実行している。加工機械ラインに含まれる全ての工作機械に対して排出サイクルを起動させるためには、作業者は、加工機械ラインに含まれる全ての機械毎に操作盤を操作する必要があり、作業者の作業負担が大きくなることが懸念される。
【0005】
本発明は、上記課題を解決すべく、排出サイクルの起動に係る作業者の作業負担を軽減することが可能な加工機械ラインを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本実施形態に係る加工機械ラインでは、加工機と、制御装置と、操作盤と、通信インタフェースとを有する複数の工作機械と、ワーク搬送機と、を備える。工作機械の制御装置は、加工機によりワークを加工する際、ワーク搬送機に、加工機へのワークの供給と加工後のワークの排出とを繰り返し実行させ、操作盤に対する操作により所定の指示を受け付けた場合に、ワーク搬送機に加工機から加工後のワークを排出させた後、加工機を停止させる排出サイクルに係る処理を実行する。複数の工作機械のうち、最初の工程でワークを加工する第1の工作機械の制御装置は、操作盤に対する操作により排出サイクルの実行指示を受け付けた場合に、排出サイクルに係る処理を実行し、かつ、第1の工作機械の工程よりも後の工程でワークを加工する第2の工作機械に、通信インタフェースを介して排出サイクルの起動指示を送信する。第2の工作機械の制御装置は、通信インタフェースを介して排出サイクルの起動指示を受け付けた場合に、排出サイクルに係る処理を実行する。
【0007】
上記構成では、作業者は、第1の工作機械の操作盤に対する操作により、第1の工作機械に対して排出サイクルの起動を指示するだけで、第1の工作機械のみならず、後の工程でワークを加工する第2の工作機械にも、排出サイクルに係る処理を実行させることができる。これにより、加工機械ラインにおける排出サイクルの起動に要する作業者の工数を削減し、作業負担を軽減させることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、排出サイクルに係る作業者の作業負担を軽減できる加工機械ラインを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
加工機械ラインの正面図である。
工作機械の内部を説明する図である。
加工機械ラインの電気的構成を説明する図である。
加工機械ラインにより、ワークを加工する場合のタイミングチャートである。
起動判定処理の手順を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
加工機械ラインの実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る加工機械ライン1の正面図である。加工機械ライン1は、複数の工作機械である第1の工作機械2及び第2の工作機械3と、中継装置4と、ワークストッカ5と、シュータ6とが横並びに配置されて一つの加工ラインを構成している。加工機械ライン1では、ワークストッカ5から供給されたワークを、第1の工作機械2及び第2の工作機械3により順番に加工させた後、加工後のワークをシュータ6に排出する。以下の説明では、図1に示すように、加工機械ライン1を正面から見た方向を基準として、各工作機械2、3における向き(機械幅方向、上下方向等)を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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