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公開番号
2025107579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-18
出願番号
2025002873
出願日
2025-01-08
発明の名称
ナノ光学レンズアレイを具備するイメージセンサ及びこれを含む電子装置
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
個人
,
個人
主分類
H10F
39/12 20250101AFI20250711BHJP()
要約
【課題】ナノ光学レンズアレイを具備するイメージセンサ及びこれを含む電子装置を提供する。
【解決手段】イメージセンサは、第1画素、第2画素、第3画素、及び第4画素を具備する複数の単位画素パターンを含むセンサ基板と、第1画素に対応する第1メタ領域、第2画素に対応する第2メタ領域、第3画素に対応する第3メタ領域、及び第4画素に対応する第4メタ領域を具備する複数の単位メタパターンを含むナノ光学レンズアレイと、を含み、第1ないし第4メタ領域それぞれは、ナノ光学レンズアレイのそれぞれの単位メタパターンに入射する入射光を色分離し、色分離された光を第1ないし第4画素に集光するように配列された複数のナノ構造物を含み、複数の単位メタパターンの間に光の交換が起こらず、単位メタパターン別に独立して色分離及び集光が起こるように複数のナノ構造物が配列される。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
光を感知する第1画素、第2画素、第3画素、及び第4画素を具備し、第1方向及び第2方向に沿って二次元的に配列された複数の単位画素パターンを含むセンサ基板と、
前記第1画素に対応する第1メタ領域、前記第2画素に対応する第2メタ領域、前記第3画素に対応する第3メタ領域、及び前記第4画素に対応する第4メタ領域を具備し、第1方向及び第2方向に沿って二次元的に配列された複数の単位メタパターンを含むナノ光学レンズアレイと、
を含み、
前記第1ないし第4メタ領域それぞれは、前記ナノ光学レンズアレイのそれぞれの単位メタパターンに入射する入射光を色分離し、色分離された光を第1ないし第4画素に集光するように配列された複数のナノ構造物を含み、
前記複数の単位メタパターンそれぞれにおいて、複数のナノ構造物の断面積分布は、前記複数の単位メタパターンそれぞれの中心を基準として第1方向、第2方向、第1対角線方向、及び第2対角線方向に非対称であり、
前記複数の単位メタパターンそれぞれにおいて、前記第1メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布と、前記第4メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布とは、前記複数の単位メタパターンそれぞれの中心を基準として180°回転対称関係である、イメージセンサ。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第1メタ領域、第2メタ領域、第3メタ領域、及び第4メタ領域において、複数のナノ構造物の高さ、位置、及び周期が互いに同一である、請求項1に記載のイメージセンサ。
【請求項3】
前記第1メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布、第2メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布、第3メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布、及び第4メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記複数の単位メタパターンの間に光の交換が起こらず、単位メタパターン別に独立して色分離及び集光が起こるように決定される、請求項1に記載のイメージセンサ。
【請求項4】
前記第1メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記第1メタ領域の中心を基準として第1方向、第2方向、第1対角線方向、及び第2対角線方向に非対称であり、
前記第4メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記第1メタ領域の中心を基準として第1方向、第2方向、第1対角線方向、及び第2対角線方向に非対称である、請求項1に記載のイメージセンサ。
【請求項5】
前記第1メタ領域の複数のナノ構造物のうち、前記第2メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延、及び前記第3メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延が他のナノ構造物による光の位相遅延より大きく、
前記第4メタ領域の複数のナノ構造物のうち、前記第2メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延、及び前記第3メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延が他のナノ構造物による光の位相遅延より大きい、請求項4に記載のイメージセンサ。
【請求項6】
前記第1メタ領域の中心を第1方向に沿って通る水平中心線に対して第2方向に互いに対向する2つのナノ構造物の複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有し、
前記第1メタ領域の中心を第2方向に沿って通る垂直中心線に対して第1方向に互いに対向する2つのナノ構造物の複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有し、
前記第1メタ領域の中心を通る第1対角線に対して互いに対向する2つのナノ構造物の 複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有し、
前記第1メタ領域の中心を通る第2対角線に対して互いに対向する2つのナノ構造物の複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有し、
前記第1メタ領域が属する単位メタパターンと異なる単位メタパターンに隣接し、第2対角線を基準として対向する2つのナノ構造物が同一の断面積を有する、請求項1に記載のイメージセンサ。
【請求項7】
前記第4メタ領域の中心を第1方向に沿って通る水平中心線に対して第2方向に互いに対向する2つのナノ構造物の複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有し、
前記第4メタ領域の中心を第2方向に沿って通る垂直中心線に対して第1方向に互いに対向する2つのナノ構造物の複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有し、
前記第4メタ領域の中心を通る第1対角線に対して互いに対向する2つのナノ構造物の複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有し、
前記第4メタ領域の中心を通る第2対角線に対して互いに対向する2つのナノ構造物の複数の対のうち少なくとも一対のナノ構造物が互いに異なる断面積を有する、請求項1に記載のイメージセンサ。
【請求項8】
前記第4メタ領域が属する単位メタパターンと異なる単位メタパターンに隣接し、第2対角線を基準として対向する2つのナノ構造物が同一の断面積を有する、請求項7に記載のイメージセンサ。
【請求項9】
前記第2メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記第2メタ領域の中心を基準として第1対角線方向に対称であり、第1方向、第2方向、及び第2対角線方向に非対称であり、
前記第3メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記第2メタ領域の中心を基準として第1対角線方向に対称であり、第1方向、第2方向、及び第2対角線方向に非対称である、請求項1に記載のイメージセンサ。
【請求項10】
前記第2メタ領域の複数のナノ構造物のうち、前記第1メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延、及び前記第4メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延が他のナノ構造物による光の位相遅延より大きく、
前記第3メタ領域の複数のナノ構造物のうち、前記第1メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延、及び前記第4メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延が他のナノ構造物による光の位相遅延より大きい、請求項9に記載のイメージセンサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナノ光学レンズアレイを具備するイメージセンサ及びこれを含む電子装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
イメージセンサは、通常、カラーフィルタを利用して、入射光の色を感知する。しかし、カラーフィルタは、当該色の光を除いた残り色の光を吸収するため、光利用効率が低下しうる。例えば、RGBカラーフィルタを使用する場合、入射光の1/3のみを透過させ、残り2/3は吸収してしまうので、光利用効率が約33%に過ぎない。したがって、カラーディスプレイ装置やカラーイメージセンサの場合、ほとんどの光損失がカラーフィルタで生じることになる。
【0003】
また、一般的なイメージセンサは、互いに異なる色相の光を感知する画素が周期的に配列された構造を有するため、イメージセンサ上の全ての領域から同一色相の情報が得られない。したがって、アンダーサンプリングによる解像度劣化が生じ、損失されたカラー情報を復元するための映像処理過程でアーティファクト(artifact)が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、ナノ光学レンズアレイを具備し、向上した光効率を有するイメージセンサ及びこれを含む電子装置を提供することである。
【0005】
本発明が解決しようとする他の課題は、映像処理過程でデモザイキング(demosaicing)が不要であるように構成されたナノ光学レンズアレイを具備するイメージセンサ及びこれを含む電子装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態によるイメージセンサは、光を感知する第1画素、第2画素、第3画素、及び第4画素を具備し、第1方向及び第2方向に沿って二次元的に配列された複数の単位画素パターンを含むセンサ基板と、前記第1画素に対応する第1メタ領域、前記第2画素に対応する第2メタ領域、前記第3画素に対応する第3メタ領域、及び前記第4画素に対応する第4メタ領域を具備し、第1方向及び第2方向に沿って二次元的に配列された複数の単位メタパターンを含むナノ光学レンズアレイと、を含み、前記第1ないし第4メタ領域それぞれは、前記ナノ光学レンズアレイのそれぞれの単位メタパターンに入射する入射光を色分離し、色分離された光を第1ないし第4画素に集光するように配列された複数のナノ構造物を含み、前記複数の単位メタパターンそれぞれにおいて、複数のナノ構造物の断面積分布は、前記複数の単位メタパターンそれぞれの中心を基準として第1方向、第2方向、第1対角線方向、及び第2対角線方向に非対称であり、前記複数の単位メタパターンそれぞれにおいて、前記第1メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布と、前記第4メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布とは、前記複数の単位メタパターンそれぞれの中心を基準として180°回転対称関係である。
【0007】
前記第1メタ領域、第2メタ領域、第3メタ領域、及び第4メタ領域において、複数のナノ構造物の高さ、位置、及び周期が互いに同一である。
【0008】
前記第1メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布、第2メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布、第3メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布、及び第4メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記複数の単位メタパターンの間に光の交換が起こらず、単位メタパターン別に独立して色分離及び集光が起こるように決定されうる。
【0009】
前記第1メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記第1メタ領域の中心を基準として第1方向、第2方向、第1対角線方向、及び第2対角線方向に非対称であり、前記第4メタ領域内の複数のナノ構造物の断面積分布は、前記第1メタ領域の中心を基準として第1方向、第2方向、第1対角線方向、及び第2対角線方向に非対称である。
【0010】
前記第1メタ領域の複数のナノ構造物のうち、前記第2メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延、及び前記第3メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延が他のナノ構造物による光の位相遅延より大きく、前記第4メタ領域の複数のナノ構造物のうち、前記第2メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延、及び前記第3メタ領域に隣接するナノ構造物による光の位相遅延が他のナノ構造物による光の位相遅延より大きい。
(【0011】以降は省略されています)
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