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公開番号2025095079
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023210874
出願日2023-12-14
発明の名称表示装置
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人IBC一番町弁理士法人
主分類G09F 9/30 20060101AFI20250619BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】波長変換層を透過した光をより効率的に外部に取り出すことが可能な表示装置を提供する。
【解決手段】第1画素および第2画素各々に設けられ、第1波長の光を出射する光源と、前記第1画素に設けられ、前記第1波長の光を第2波長の光に変換する第1波長変換層と、前記第2画素に設けられ、前記第1波長の光を前記第2波長とは異なる第3波長の光に変換する第2波長変換層と、前記第1画素に設けられ、前記第2波長の光を選択的に透過させる第1カラーフィルターと、前記第2画素に設けられ、前記第3波長の光を選択的に透過させる第2カラーフィルターと、高屈折率誘電体とを少なくとも備え、前記高屈折率誘電体は、前記第2波長の光および前記第3波長の光が入射する複数のナノ部材であって、前記複数のナノ部材は、前記第1画素に第1周期で配置されるとともに、前記第2画素に前記第1周期とは異なる第2周期で配置されている表示装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1画素および第2画素各々に設けられ、第1波長の光を出射する光源と、
前記第1画素に設けられ、前記第1波長の光を第2波長の光に変換する第1波長変換層と、
前記第2画素に設けられ、前記第1波長の光を前記第2波長とは異なる第3波長の光に変換する第2波長変換層と、
前記第1画素に設けられ、前記第2波長の光を選択的に透過させる第1カラーフィルターと、
前記第2画素に設けられ、前記第3波長の光を選択的に透過させる第2カラーフィルターと、
高屈折率誘電体とを少なくとも備え、
前記高屈折率誘電体は、前記第2波長の光および前記第3波長の光が入射する複数のナノ部材であって、
前記複数のナノ部材は、前記第1画素に第1周期で配置されるとともに、前記第2画素に前記第1周期とは異なる第2周期で配置されている表示装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記第1カラーフィルターと前記第1波長変換層との間、および前記第2カラーフィルターと前記第2波長変換層との間に設けられたオーバーコート層をさらに有し、
前記複数のナノ部材は、前記オーバーコート層と、前記第1波長変換層および前記第2波長変換層それぞれとの間に設けられている請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記光源は、さらに、第3画素に設けられ、
前記複数のナノ部材は、さらに、前記第3画素に、前記第1周期および前記第2周期とは異なる第3周期で配置されている請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第2波長の光は赤色波長域の光、前記第3波長の光は緑色波長域の光である請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第1周期は、前記第2周期よりも長く、
前記第2周期は、前記第3周期よりも長い請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1周期は500nm以上700nm以下であり、前記第2周期は450nm以上500nm以下であり、前記第3周期は350nm以上430nm以下である請求項4に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第1周期で配置された前記複数のナノ部材は、前記第2波長の光に共鳴し、
前記第2周期で配置された前記複数のナノ部材は、前記第3波長の光に共鳴する請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記高屈折率誘電体は、2.0以上の屈折率を有する請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記高屈折率誘電体は、酸化チタン(TiO

)およびシリコン(Si)の少なくとも一方を含む請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記複数のナノ部材は、柱体、錐体、半球またはキャップ状の形状を有する請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、波長変換層を有する表示装置の開発が進められている。このような表示装置では、光源から出射された光の波長が、波長変換層で変換され、外部に取り出される。
【0003】
また、複数のナノ構造体を利用して、光の利用効率を高める方法が提案されている(たとえば、特許文献1および非特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-13688号公報
【非特許文献】
【0005】
R. Kamakura et al,”Enhanced photoluminescence and directional white-light generation by plasmonic array”, J. Appl.Physics124, 213105(2018).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
波長変換層を有する表示装置では、波長変換層を透過した光をより効率的に外部に取り出すことが望ましい。
【0007】
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、波長変換層を透過した光をより効率的に外部に取り出すことが可能な表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題は、以下(1)~(18)の何れかの手段により達成される。
【0009】
(1)第1画素および第2画素各々に設けられ、第1波長の光を出射する光源と、前記第1画素に設けられ、前記第1波長の光を第2波長の光に変換する第1波長変換層と、前記第2画素に設けられ、前記第1波長の光を前記第2波長とは異なる第3波長の光に変換する第2波長変換層と、前記第1画素に設けられ、前記第2波長の光を選択的に透過させる第1カラーフィルターと、前記第2画素に設けられ、前記第3波長の光を選択的に透過させる第2カラーフィルターと、高屈折率誘電体とを少なくとも備え、前記高屈折率誘電体は、前記第2波長の光および前記第3波長の光が入射する複数のナノ部材であって、前記複数のナノ部材は、前記第1画素に第1周期で配置されるとともに、前記第2画素に前記第1周期とは異なる第2周期で配置されている表示装置。
【0010】
(2)前記第1カラーフィルターと前記第1波長変換層との間、および前記第2カラーフィルターと前記第2波長変換層との間に設けられたオーバーコート層をさらに有し、前記複数のナノ部材は、前記オーバーコート層と、前記第1波長変換層および前記第2波長変換層それぞれとの間に設けられている上記(1)に記載の表示装置。
(【0011】以降は省略されています)

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