TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025108248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024002057
出願日
2024-01-10
発明の名称
ビード除去装置およびビード除去方法
出願人
JFE建材株式会社
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
主分類
B23K
37/08 20060101AFI20250715BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】金属パイプの内面ビードを除去することができるビード除去装置およびビード除去方法を提供する。
【解決手段】ビード除去装置1は、溶接部104に内面ビード105が形成された金属パイプ100を保持する保持部2と、金属パイプ100から内面ビード105を除去するための除去部3と、を備える。除去部3は、内面ビード105を削り取るドリル部31と、ドリル部31を回転させる回転駆動部としてのモータ321と、作業者が操作することでモータ321を回転させるための操作部322と、一端がドリル部31に接続されて他端がモータ321に接続されるとともに回転軸の方向に沿って延びる延長部33と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
溶接部に内面ビードが形成された金属パイプを保持する保持部と、
前記金属パイプから前記内面ビードを除去するための除去部と、を備え、
前記除去部は、前記内面ビードを削り取るドリル部と、前記ドリル部を回転させる回転駆動部と、作業者が操作することで前記回転駆動部を回転させるための操作部と、一端が前記ドリル部に接続されて他端が前記回転駆動部に接続されるとともに回転軸の方向に沿って延びる延長部と、を有することを特徴とするビード除去装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記保持部は、互いに交差する板部同士の間に形成された角部の内側に前記金属パイプを保持する保持台と、前記角部に向かう方向の力を前記金属パイプに付与する保持力付与部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のビード除去装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載のビード除去装置を用いて前記金属パイプから前記内面ビードを除去するビード除去方法であって、
前記保持部によって前記金属パイプを保持した状態において、前記ドリル部を回転させつつ、該ドリル部を前記金属パイプの端部開口から中央部に向かって挿通していく除去工程を含むことを特徴とするビード除去方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属パイプから内面ビードを除去するビード除去装置およびビード除去方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、板状又は帯状の金属部材に曲げ加工を施すとともに端縁同士を溶接することで金属パイプを形成する方法が知られている。従来、このような金属パイプの製造方法として、電縫溶接前後の排出溶鋼面積を算出することで電縫溶接条件の良否を判定する電縫鋼管の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された電縫鋼管の製造方法では、上記のように電縫溶接条件の良否を判定することで、溶接欠陥の抑止を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-007638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたような電縫溶接やその他の溶接により金属パイプを形成すると、接合部にビードが形成されることがある。このようなビードは、金属パイプの外面においては容易に除去できるものの、内面のビードを除去することは困難であった。内面のビードは、金属パイプの外観上は問題となりにくいものの、金属パイプの用途によっては、内側に他の部材が挿通されることがあり、他の部材とビードとの干渉を抑制するために、内面においてもビードを除去することが望まれていた。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、金属パイプの内面ビードを除去することができるビード除去装置およびビード除去方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るビード除去装置は、溶接部に内面ビードが形成された金属パイプを保持する保持部と、前記金属パイプから前記内面ビードを除去するための除去部と、を備え、前記除去部は、前記内面ビードを削り取るドリル部と、前記ドリル部を回転させる回転駆動部と、作業者が操作することで前記回転駆動部を回転させるための操作部と、一端が前記ドリル部に接続されて他端が前記回転駆動部に接続されるとともに回転軸の方向に沿って延びる延長部と、を有することを特徴とする。
【0007】
本発明の一態様に係る支柱部材のビード除去装置において、前記保持部は、互いに交差する板部同士の間に形成された角部の内側に前記金属パイプを保持する保持台と、前記角部に向かう方向の力を前記金属パイプに付与する保持力付与部と、を有する。
【0008】
本発明に係るビード除去方法は、上記のビード除去装置を用いて前記金属パイプから前記内面ビードを除去するビード除去方法であって、前記保持部によって前記金属パイプを保持した状態において、前記ドリル部を回転させつつ、該ドリル部を前記金属パイプの端部開口から中央部に向かって挿通していく除去工程を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るビード除去装置およびビード除去方法によれば、金属パイプの内面ビードを除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るビード除去装置の概略構成を示す側面図である。
本発明の実施形態に係るビード除去装置の保持部を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るビード除去装置による内面ビードの除去前の金属パイプを示す断面図である。
本発明の実施形態に係るビード除去装置による内面ビードの除去後の金属パイプを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
タップ
3か月前
個人
加工機
3か月前
麗豊実業股フン有限公司
ラクトバチルス・パラカセイNB23菌株及びそれを筋肉量の増加や抗メタボリック症候群に用いる用途
2か月前
株式会社不二越
ドリル
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
2か月前
株式会社不二越
ドリル
4か月前
株式会社北川鉄工所
回転装置
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め機
4か月前
株式会社ダイヘン
溶接電源装置
20日前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
1か月前
株式会社ダイヘン
溶接電源装置
5日前
株式会社ダイヘン
溶接電源装置
18日前
日東精工株式会社
多軸ねじ締め機
4か月前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
株式会社FUJI
工作機械
4か月前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
エフ・ピー・ツール株式会社
リーマ
3か月前
株式会社ダイヘン
多層盛り溶接方法
3か月前
日進工具株式会社
エンドミル
3か月前
株式会社アンド
半田付け方法
2か月前
キヤノン電子株式会社
加工システム
今日
株式会社アンド
半田付け方法
2か月前
大見工業株式会社
ドリル
13日前
村田機械株式会社
レーザ加工機
2か月前
株式会社トヨコー
被膜除去方法
2か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
4か月前
ブラザー工業株式会社
工作機械
4か月前
トヨタ自動車株式会社
接合方法
3か月前
村田機械株式会社
レーザ加工機
2か月前
株式会社ダイヘン
溶接装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接ヘッド
2か月前
株式会社ダイヘン
溶接装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
溶接ヘッド
2か月前
株式会社不二越
管用テーパタップ
4か月前
株式会社ダイヘン
溶接装置
3か月前
株式会社不二越
超硬合金製ドリル
3か月前
続きを見る
他の特許を見る