特許ウォッチ

公開番号2025108888
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002386
出願日2024-01-11
発明の名称建具のロッドへの注油装置
出願人首都高機械メンテナンス株式会社,有限会社綱太
代理人個人
主分類E05B 63/14 20060101AFI20250716BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】両面に表面材(スキンプレート)がある場合でも、建具の外部から容易に注油が可能で、建具のメンテナンス性が大きく向上し、建具の故障リスクが低減し、建具の寿命が向上する建具のロッドへの注油装置を提供する。
【解決手段】建具の表面材内側に設けるロッドガイド18を注油ボックス19に形成し、該注油ボックス19への注油口21を建具外側に臨ませた。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
先端に爪状の係止部を設けたロッド棒の上下により扉を係止する錠付きの扉建具において、前記ロッド棒の扉建具の表面材内側に設けるロッドガイドを注油ボックスに形成し、該注油ボックスへの注油口を建具外側に臨ませたことを特徴とする建具のロッドへの注油装置。
続きを表示（約 130 文字）【請求項２】
注油ボックスへの注油口は注油ホースの接続のノズルとして形成する請求項１記載の建具のロッドへの注油装置。
【請求項３】
ロッド棒先端の爪状の係止部には油誘導溝を縦方向に設ける請求項１または請求項２記載の建具のロッドへの注油装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、建具のロッドへの注油装置に関するものである。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
扉などの建具でグレモン錠を取付けたもがある。下記特許文献にもあるがグレモン錠は、図４に示すように、図示しない扉に内蔵した錠箱３を有している。
【０００３】
錠箱３の一方の側面には、サムターン５，レバーハンドル７を突設してあり、これらサムターン５，レバーハンドル７は図示しない扉の屋内側の面に表出する。
特許第４０５００６４号公報
【０００４】
錠箱３の端面には扉の木口に表出するフロント板９を設けてあり、フロント板９からは第一進退杆としてのラッチングトリガー１１，第二進退杆としてのローラトリガー１３，デッドボルト１５が進退自在に突出している。
【０００５】
また、錠箱３の上端面，下端面からは上のロッド棒１６ａ，下のロッド棒１６ｂが突出し、ロッド棒１６ａ及びロッド棒１６ｂは扉内において上下方向に可動自在に支持され、先端に設けた爪状の係止部２０を扉の上下端面から進退自在としていて、爪状の係止部２０は扉枠もしくは床に形成する孔に入り込む。
【０００６】
前記ロッド棒１６ａ及びロッド棒１６ｂは図５に示すような水平フランジに貫通孔を形成した板状のロッドガイド２で扉の表面材（スキンプレート）４の内側に支持される。
【０００７】
また、前記爪状の係止部２０の部分は扉内上下開口の矩形筒状のガイド１２で誘導されて扉外へ突出する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
前記のようなロッドを有する建具において、油切れによるロッド棒とロッドガイドの動作渋りは多々発生する。その結果、錠の動作が重くなり、建具の故障の大きな要因の１つとなっている。
【０００９】
建具の片面だけが表面材（スキンプレート）４が存在するタイプの建具の場合は、建具の内面に容易に干渉できるので、ロッドガイド２やロッド棒に注油が可能である。
【００１０】
しかし、建具の両側に表面材（スキンプレート）４がある場合は、プレートで覆われているためにロッドガイド２等の内部部品に注油を行うことができない。
（【００１１】以降は省略されています）

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